自分の世界観を表現し、「夢と理想」を共有する
私たちは、自分の世界観を創り上げるために重ねてきた経験の中に、たくさんの共感を育んできました。ステップ2でお伝えしたように、これらの共感は、私たちの心や感覚に響くものから生じます。
共感が生まれる場所には、「夢」や「理想」も生まれます。これらは、それぞれの価値観に基づいて自由に形や表現を変え、自分のあり方や作品、仕事などの、自分の世界観を通して表現される「夢と理想」に変わります。
私たちが夢や理想を描く時、何もないところから、いきなりポンと浮かぶことはありませんよね?必ず、何かしらに影響を受けているはずです。
例えば、音楽や映像、ストーリーなどの非現実的な世界観は、物理的な距離を越え、多くの人がつながり合うことができます。「夢や理想を表現する者」と、「それに魅せられ、惹きつけられる者」の創り出す世界が融合するのです。それらが、私たちの潜在意識や感情、感覚などを刺激し、受け取った私たちの「夢や理想」になったり、「創造性」になったり、「癒し」になったりします。あなたも、そんな体験をしたことはないですか?
とはいえ、こうした大掛かりなものでなくても、夢と理想の共有は、誰にでも可能です。
例えば、学生時代にお世話になった先生に憧れて教師を目指したり、兄弟の習い事を見ていて自分もやりたくなったり、私たちの周りには、「叶うといいな」と思う夢や理想の種が、たくさんあります。逆に、こちらがそのきっかけを共有していることもあるのです。夢や理想の共有とは、言い換えれば「自分の好きなことを楽しむ姿を見せること」です。ですから、自分が創り出す世界観を、ただ心地よく楽しんでいるだけで十分なのです。
もし、他者や社会とのつながりを求めるならば、自分以外のものにも興味関心を持ち、そのことについて、自分なりに表現することが大切です。
自分の創造する世界と向き合う姿そのものが、夢や理想を共有する自然なカタチなのかもしれません。
あなたは、身近な誰かの影響を受けて、何かを始めたり、将来の夢を描いたことはありませんか?それは、どんなことですか?「憧れ」という存在は、いますか?どんなところに憧れますか?その人と自分の違いは、何だと思いますか?そして、あなたはどんな夢を叶えたいですか?
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