0899.上達しようぜ
『上達論』(甲野善紀×方条遼雨)、購入。
これからちびちびと秋の夜長に読んでいくのが楽しみだ。
甲野先生の本はハズレがないということで、どの出版社からも鬼のように量産されていていつしか追いつかなくなり読まなくなったのだけど、久しぶりに興味をひかれた。
上達。
わたしはいろんなことに興味があって、いまは(というかここ数年は)ベリーダンスと語学(韓国語)にとても関心を寄せている。そしてどちらもセンスがないことを心の底から理解しているので、さっとコツをつかんでパッと上達してちゃちゃっと習得するということははなから考えずに、「わたしなりに最大限、上達していくにはなにをすればいいのか」を、わりと考えている。
どんなふうに考えているかについてはまたおいおい……。なんていうか、自分なりの上達論なり、上達パターンというものを知っておくって良いことだと思う。
内容、ぱらぱらっと見ただけでもおもしろそうだった。ちょこっと引用してみます。
うーん、おもしろい。
わたしは自分の幸せを「やりたいことがストレートにやれる身体」と定義していて、そこは変わらないのだけれど、それは言い換えるならば「やりたいことへとすこやかに伸びていく力」というものが、内にそなわっている状態なんだよね。
失敗や赤っ恥や、停滞や衰退という、さまざまな要素を含んだ大きな生命のプロセスを、それこそ毎日出会う同じように見えて常に初めての体験の中で「濃い密度」で感じていくこと。
それがすべての「上達の根幹」なのだな、と改めて思った。
ちびちびと秋の夜長に、とかいいつつ、一気に読んじゃいそう!今月末に一泊二日で一人で旅行にいく予定なので、そのときに読んでもいいなあ。”旅と読書”だ。
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