生きて、見て動いて歩いて感じていれば、書くことなんて無限にある
自分のエネルギー値がいちばん高くて、心もフレッシュな朝に「書くお仕事」(noteはわたしにとって最高の趣味であり、クリエイションであり、仕事にもつながらなくもない)をすることにして、いい感じ。
ていうか「なぜ、何年もの間それをしなかったの?」と、過去の自分に聞きたいくらい。
なぜだろう。その日の出来事やその日感じたことを書きたかったから、一日が終わる夜がベストだと思っていたんだけど。
朝は書くことがないんじゃないかな、と。
でも、時間があってエネルギーさえあれば、特にネタなんて必要ないんだな、と今では感じている。元気でフレッシュな自分がPCの前に座って、キーボードの上にそっと両手を載せること。
大切なことはそれだけだった。
生きて、見て動いて歩いて感じていれば、書くことなんて無限にあるのだ。
自分が「これは書く価値がない」「これは書いても意味ない」「こんなこと書いても役に立たない」とか、意味不明なジャッジメントで、人生のワンシーンを捨てさえしなければ。
目の前にあるものを書けばいい。そのとき、その瞬間の心象風景をただ、スケッチしていけばいい。それは他の誰でもない、あなただけの風景なのだから。
*
うたちゃん(高2娘)がかなり熱烈なBE:FIRSTファンで、リビングのテレビで四六時中彼らのMVを観ているせいか、だんだんわたしまで彼らの顔と名前が一致してきてしまった。
この、多人数グループを見ているうちに、最初は誰が誰だかわからず、全員が同じ顔に見えるのに、だんだんと差異が明らかになり、個別に認識してゆき、最終的には「なぜこうもちがう人々のことが同じに見えていたのだろう。ぜんぜん似てないのに!」と感じるプロセスって我ながらおもしろいなあと思う。
英語のリスニング力がだんだん上がってくる感じに似ている。
単語を覚えて、文法を理解して、構造に慣れて、数をこなしているうちに、謎の呪文だった音節が突然意味のあるフレーズとして耳に入ってきて、「わかる!聴こえる!」となる感覚。
神経回路がつながってゆき、認識のルートが確立されると、これまでとは別の世界が現れるのだろう。だいたい、BTSの7人については全員かなり強くてクセのある声質を持っているので、わりと容易に聴き分けられるが(うちの旦那さんも7人の歌声がわかる)、SEVENTEENに至っては13人もいるわけで、13人がそれぞれ10秒足らずのパートを歌い分けているのがだんだんわかってくるの、自分でも「マジか」と思いながら聴いていたもんな。
そしてついにはBE:FIRSTのみなさんの顔・名前・そして映像を見ずに歌声がわかるところまで、わたしの神経回路は堅調に発達してしまったのである(なにか、もっと別なことに使いたい気もするんだけど……)。
それが極まったのは、今回の彼らの新曲『Blissful』がすごく今のわたしの心にぴったりとハマるすてきにハッピー&チル&遊び心満載のキュートな仕上がりになっていて、一日中繰り返し聴いているうちに全員の認識が完成したという流れなのでした。
彼らが歌唱力に優れ、ダンスパフォーマンスが超カッコよくて、っていうのはさておき、SEVENTEENの存在にぴったりな楽曲を次々と生み出すウジくんというメンバーがグループを輝かせているように、BE:FIRSTの存在の根幹を誰よりも深く理解して愛しているSKY-HIさんというプロデューサーが創る音楽がすごいんだなあ。
よくこんな名曲つくったと思う。
これって、どんなプロデューサーの人でもそうなんだろうけど、アーティストと彼らが表現する世界観をどれだけ大切に思っているかが、如実に現れるのが楽曲なんだと思う。まさにBlissfulな、幸福極まりない融合がここで起こっているとちゃんと聴いている人に伝わるような、珠玉の作品だと思ったのでした。
さあ、これから洗濯物を取り込んで、音楽を聴きながら夜ごはんの回鍋肉を作ろう。わたしは生きている。愛するひとたちも生きている。
いいね、いい一日。なんでもない日おめでとう。
今日も明日もあさっても、blissful day(最高に幸せな日)を!
*
その他総合案内はこちら。
文章を書いて生きていくと決めました。サポートはとっても嬉しいです。皆さまに支えられています。あと、直接お礼のメッセージを送らせていただいておりますm(_ _)m