100. おめでとう。あなたはわたしの誇りです
未来のわたしから、今のわたしへ。
まずは、ほんとうに、
ほんとうに、ほんとうに、おめでとう。
100日間、いちにちも途切れることなく、
毎日たったひとりで、PCにむかって、
自分の内側にあるものを「ことば」という外側のものに
うつしかえていくということを、
こうしてやり遂げたあなたを、わたしは誇りに思います。
きっと、日々の、今の自分のためでもあったけど、
未来のわたしのためでもあったのだと思います。
やってみよう。
やりきってみよう。
今まで、できたためしはないけれど、
これから、できないって決まっているわけではないものね!
と、持ち前の、どこか無邪気で楽観的な要素を
持つあなたが、チャレンジしてくれなかったら、
この「100.」というタイトルはなかったし、
未来のわたしからの手紙、というアイデアも
生まれていなかったんじゃないかな(なかなか面白いでしょう?)。
あなたは、どこかで決めたことがあったよね。
もう、だれかがなにかを与えてくれるまで待つ、なんて
そんな「愛の乞食」のような人生は送らないって。
自分のほしい言葉は、いつだって自分に与えてあげようって。
自分にとっての最上のものを、できる範囲でいつでも
自分に与えてあげて、
わたしは、わたしのことをほんとうに慈しんで、
大切にして、尊重して、生きるんだって。
この、毎日書く。ということだって、べつに
だれが褒めてくれるってわけでもない。
考えようによっては、どうってことないことだし、
お金がものすごく儲かるとかでもないし。
でも、なにかを始めたということは、
勇気だと思う。
そして、ちゃんと決めたところまで進んできたと
いうことも。
自分は、いつでも自分のことを過小評価しちゃうけど
たまには手放しで褒めてあげたっていいよね。
それが、今日だと思うよ。
あなたを誇りに思うって、何度でも伝えたい。
楽しいときは、楽しいままに。
悲しいときは、悲しいままに。
そうやって、生きていることそのものを、
言葉にしてみたいって思ったんだよね。
絵が描けたら、絵だっただろうし、
歌が歌えたら、歌だっただろうし、
踊りができたら、踊っていたと思うけど、
たまたま、あなたには、言葉だったと思うの。
ちょっと、地味で残念だなって思わないことも
ないけれど。
でも、あなたが「書く」ということを、また
人生の中に取り戻してくれて、とっても良かったと
思ってるよ。
覚えてる?昔、旦那さんと、離婚するのしないのの
大騒ぎになったこと。
あのとき、本当に辛かったね。
なにがつらかったって、精神を少し病んでいた彼が、
まだ小さな娘に手をあげることが、いちばんつらかったね。
わたしの人生は、いったいどうしちゃったの?って
何度も思ったし、世界を呪っていた時期だった。
それでも、出口の見えない日々の中で
離婚することが、いいことなのか、どうすれば
いいのか、わからなかったでしょう。
ほんとうは優しかった彼のことも、信じていたしね。
絶望と病気が、人を変えてしまうということも
あのとき知ったことだった。
そんなふうに、さんざん迷って、踏み切れなかった
離婚だったのに、旦那さんに
「もう、ブログとか、文章を書いて外に発信
したりもやめてほしい」
と言われた瞬間に、「あ、じゃあ離婚しなきゃ!」って
なんのちゅうちょもなく思ったんだよ?笑
自分でもおかしくなっちゃう。
あ、わたしに文章を書くのを禁じる人は、ダメだ。って。
別に、作家でも文筆家でもなんでもないけれど、
わたしにとって書くことは、わたしという人間と
切り離せないものだと、魂は知っていたんだと思う。
だから、それだけはダメ。って。
たとえ神さまに「書くな」と言われても、
はいそうですか。なんて、言えないから。
そこまで、自分と切り離せないものだったのに、
ずいぶんと書くことからも遠ざかっていたよね。
ライターのお仕事がいくつかもらえていたから
商業的にはちょこちょこと書いていたけれど、
それでも、おかしいなあ?書けないなあ?という
日々が長くって。
大切なことすぎて、だいぶこじらせちゃったんだろうね。
だから、今、こうして100日目を迎えられたこと、
奇跡みたいだなあって思います。
もちろん、思ったように書けないなあ、とか
こんなことが書きたいんじゃないのに、とか
不満もいっぱいあることも知ってるよ。
まだまだ、もっともっと、先に進んでみたいと
思っているんだよね。
そういう、いつでも好奇心がいっぱいなところ、
いつでも世界を退屈せずに、新鮮な気持ちで
みていられるところは、ずっと変わらない、
あなたのとっても良いところだと思います。
好奇心は愛なんだって、思うんでしょう。
そういう意味では、あなたは
不完全な自分を愛して、不完全な世界を楽しんで、
毎日を大切に、よくやっているなって思います。
もっと肩の力は抜いていいし、
この先も、なにか、自分らしくずっと書き続けて
いきたいんだったら、もっと荷物をおろすといいよ。
たくさんの人にわかってもらいたいけれど、
それよりも、
わかってくれるひとが、いつでもどこかにいてくれる。
って、そう思えるといいよね。
文章を書くって、
書いているとき、ひとは必ず
ひとりぼっちなんだよね。
そこが最高だなって心から思うんだ。
100日間、何万字も、へたすると何十万字も(!)
ひとりぼっちで書き続けるというその行為の強さと。
内側のぐちゃぐちゃな、
それこそひとりっきりの、自分との戦いの意味を、
ただただ、自分だけがわかっていることが、
とっても大切なことだと思います。
自分にとって、どれだけ意味があるか。
そのことだけを、これからの指針にしていってね。
そうしたら、きっと、未来のわたしにすぐに
会えると思います。
あなたのいちばんの味方は、わたしだよ。
どんなときも、ぜったいにそばにいて、見ていて、
あなたが叶えたいことが、
すべて叶うってことを、知っているからね。
そのまま、駆け抜けてしまうといい。
今よりも、もっとわくわくするような、
想像もできないような未来が待っているからね。
365日目にいる未来のわたしから、100日目のあなたへ。
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