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風邪の効用 / 熱を生み出すシステム
ひきつづき風邪っぴきデイズ。
頭痛は通りすぎて、喉の痛みとして経過中。あいかわらず足の末端が氷のように冷えているので、お風呂に何度か入ったりした。
朝のうちは温度設定を45度にしてもまだ足は冷たいままで、汗も出なかったけど、お昼と夕方に入ったらだんだんと足先に温かみが戻ってきて、汗も出てきたのがおもしろかった。今日早めに眠ったら、明日には調子が戻っていそうな気がする。
このへんの対処(風邪なのにそんなに熱いお風呂に入るのか?とか)については、野口晴哉が創始した「野口整体」にならっている。
ずいぶん前に出版されたけれども『風邪の効用』は名著だ。
風邪は身体の調整のために起こるものだから、自然に経過させることでより健康になることができる。身体がリフレッシュするための機能として、風邪というものをとらえている。視点がちがうんだ。
あとは今回の風邪では食欲が落ちていたので、食べ物を食べて体内で熱を作り出すことができなかったので、こんなにもお風呂に頼っていたけれども、今日はやっと「食べられそう、食べたい」という気持ちになった。
キムチ鍋の元、みたいなキューブでスープを作る。
ネギと生姜と大根と、豚肉も入れてみた。タンパク質も必要かなと思って。でも豚肉を食べたらすぐにちょっと油っぽすぎてダメだということに気づいたので、お肉を除いて野菜スープとして食べたら、しばらくずっと身体がぽかぽかしていた。
食べることと動くことで自家発電できるシステムなんだね。
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ほんとうは自分の中に大きな原子炉のようなエネルギーを持っている。わたしがという意味ではなく、じつはみんなが。
それを、動かないことで、「まだわたしは動けない」とか「動く資格がない」とか「動くにはあれとこれとそれを身につけてからじゃないと」とか「前に動いたときにダメだったから」とかうだうだゆって、「動かない」を選び続けることで、心も身体も人生も冷え切ったまま生きてるひとっている。
そして自分では「熱がない」「エネルギーがない」「熱量がない」と、とんちんかんなかんちがいのまま生きている。
動け!と思う。
横になるのをやめろ!と思う。
家の外に出て風にあたれ!と思う。
そして歩けばいい。どこへでもすきなほうへ。足と腰がちょっと痛くなるくらいまで。
夜は買い物にも行けず、キッチンにも立っていられないのでウーバーイーツでいーんじゃなーい?ってことにした。
なんといっても夏木マリがいいと言っているのだ。それはもういいに決まってる!と思って。
明日はうたちゃん(高2ダンス部)の学校でダンス部の公演があるので、できれば元気になって観にいきたいな。
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