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0652.人生のピーク / 四住期


おだやかな一日。うーん、人生で今がいちばんおだやかな時期なのかもしれない。なんとなくここ数年はよく思う。これからのことはわからないけれど。

わたしは人生のピークがなるべく晩年だといいなと思っているので、いつでも先が楽しみだ。お金の心配がないのですか?と聞かれたら、考えようによってはそういう心配もなくはないが、と思う。

それより、そういう「合意された現実の中でのサバイバル」としての未来ではなくって、インドのヒンドゥー教社会における”四住期”みたいな概念として、この先のほうがいいなと思うのだ。

ここから先は引用させていただいちゃうけれど、”四住期”とは人生を4つのステージに分けて考える概念のこと。

読み方と由来
四住期は「しじゅうき」と読みます。古代インドの社会的な規範を記した聖典「マヌ法典」により、四住期という考え方は生まれました。人生を、学生期(がくしょうき)・家住期(かじゅうき)・林住期(りんじゅうき)・遊行期(ゆぎょうき)の4つにわけて、それぞれのステージにおける規範に即した生き方をすることで、幸せな人生を送れるとされています。

https://www.famille-kazokusou.com/magazine/shukatsu/238

第1ステージ:学生期(がくしょうき)
8歳頃~25歳頃が学生期に当てはまります。目上の人の元で身体と精神を鍛え、生きるための術を学ぶ時期です。一人前の人間として確立しておらず、さまざまな学びを通して独り立ちを目指します。

(中略)ちなみに、学生期は梵行期(ぼんぎょうき)とも呼ばれます。出家した者をブッダが励ます際にも「梵行」という言葉がよく使われていたと経典に記されていました。今も昔も、未熟な間はきちんとした鍛錬をおこない、目上の人の助言を聞きながら一人前の力を身に付けることが大切ですね。

第2ステージ:家住期(かじゅうき)
25歳~50歳頃、もしくは定年頃までを家住期と呼びます。この年代を迎えると社会人としての力を備え、パートナーとの結婚を考える人が多くなるでしょう。家族を養う責任が生まれ、貯蓄にも意識が芽生えます。

このため家住期は、一家の大黒柱として働き、仕事で成果をあげるために頑張る時期と考えられます。学生期を経て身に付けた知識や技術が家住期で花開けば、きっと充実した人生を送れるはず。子育てや仕事などを通して、変化に富んだ日々を楽しめます。(後略)

第3ステージ:林住期(りんじゅうき)
50歳~75歳頃になると、林住期に入ります。家住期で家族や社会のために働いた人も、林住期ではその役目を終え、新たなステージを迎えます。古代インドでは、社会的な義務のみならず家族とも離別して、林の中で修行や瞑想をすると言われています。現代では家族と離れるほど厳格に林住期の生き方を全うするのは難しいですが、自分の内面と向き合い成熟を目指す段階と捉えられます。

また林住期は「第2、第3の人生」や「収穫期」「黄金期」とも称されます。子どもが自立し、定年を迎えた後にどのように生きるかじっくりと考えることが大切です。これから新しい人生のスタートを切っても、まだ遅くありません。社会のしがらみから離れた上で自分が本当にやりたいことを見つけ、充実した人生を送るためのチャンスをつかんでください。

第4ステージ:遊行期(ゆぎょうき)
75歳からは、四住期における最後のステージである遊行期に入ります。これは、人生の終焉に向けて準備をする時期です。この世に対する執念をなくし、巡礼を通して死ぬ場所や悟りを求めます。インドのバラモン教では、居住地すら捨てて乞食として遊行をおこなうとされています。

https://www.famille-kazokusou.com/magazine/shukatsu/238


とまあこんな感じだ。

まだわたしは50歳になっていない段階だけれど、気分的には第2ステージである家住期を存分に味わい楽しみつつ、片足半分はもう第3ステージである林住期につっこんでいて、それがとても心地いいのだと思う。だからこそ、「瞑想」「筋トレ」「ライティング」といった、一銭もかからないけれど一銭の得にもならなそうな笑(実際には値千金の価値のあることと知ってはいるけど)、非社会的な活動に意気揚々と取り組んでいるのだろう。

で、たぶんわたしは「人生のピークは、四住期における最後のステージである遊行期に他ならない」と心の底から思っているので、ただ生きているだけでオーケーだし、ただ生きているだけで勝手にそのステージに向かっていると思うととても嬉しい。

役割を終えて、肩書きを捨てて、属性を失っていく「合意された現実社会における衰退」は、とりもなおさず「なにものでもない、ただのわたし」へとどんどんクリアになっていくプロセスなのだ。

この先、わたしはありとあらゆるものを、失い続けていく。
失って、失って、失い続けてもなお、残っているもの。それこそが、童話の『青い鳥』の話じゃないけれど、ずっとわたしが探しつづけてきたものなんだと思う。


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さめじまみお
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