タカサブロウ伝説、爆誕。
昨日、koedananafusiさんのnoteを訪れると、そこに新しい伝説が生まれていた。
『タカサブロウ伝説~そして男は草になった~』
日本昔話風の物語りなのだけれど、私は感動しました。そして、koedananafusiさんの次の言葉も特に心に残りました。
天界にもいけず、人間にも転生できない。しかし、永く人の世を助ける道を選んだタカサブロウ。
自らが草になる事を選んで、子どもたちやその親の笑顔を見続ける道を選んだタカサブロウ。
これは、ある意味、人間が人間を超えることを示唆していないだろうか。
命懸けの祈りとは。自分の命を担保にして、誰かの幸いを願うことである。
間違えないでほしい。「担保」であり、「犠牲」ではない。それが『草になる』ということなのだ。命の連鎖なのだ。
命はかたちを変えて、その願いをまっとうする。それは太古の昔から変わることなく受け継がれてきた営み。それが今もここに存在するからこそ、私たちは生きている。
生きることは祈ること、ただひたすらに、誰かの幸いを願うこと。
自分が死ぬことより、大好きな誰かが死ぬことの方が辛いと感じている貴方なら、きっとわかってくださるでしょう。
タカサブロウ伝説、爆誕。
是非ともお読みいただき、夏休みの読書感想文がまだの学童のみなさまには、これを激推しする次第である。(間に合った…よね?)