ダブル受験生の母でした。
ダブル受験のエトセトラ〜大学受験編〜
本年度は、久しぶりに受験生の母をしておりました。しかも高校受験と大学受験を控えた子を持つ、ダブル受験生の母を。
が、それでもうちは比較的楽だったかもしれません。2人とも塾に行くわけでもなく、学校の授業と自分で勉強するのみのチャレンジでした。
長男は6年制の私立中学〜高校に通っていて、中学受験を経験しているのと、学校が6年間、大学受験を想定した授業の進め方をしてくれていました。
比較的沢山の模試を受けられる環境だったので、特に最後の一年は模試を受けまくりました。
模試代だけで相当な額を払ったと思いますが、それでも志望校に対しての自分の現状を知れる良い目安になっていたと思います。
しかし、迎えた本番の共通テストで少々ずっこけまして、志望校を難関から身の丈に合った大学に変更せざるを得なくなりましたが、それもある意味想定内。
私立大学に2校合格し、最終的に身の丈に合った国立大学に合格したので、春からは国立大学に通う事になりました。
タイムパフォーマンスと、コストパフォーマンス。
合格した私立大学の2校のうち、1校はチャレンジ校くらいの少し高いレベルの大学だったので、実際、国立大学に受かっても、本人はどちらに進学するべきか、と少し気持ちが揺らいでいました。
合格した大学は、どこも家から通える範囲内でしたが、通学にかかる時間は、私立大学の方は往復2時間多くかかる立地だった為、その費用や時間のロスなどを考えても、家から近い国立大学かなと。
更に、なぜ大学に入るのかと言うと、将来の就職の為であり、就職先を比較しても国立大学の方が本人にも合っているのではないか、というのが親の意見。
そして、各大学の就職先を見ながら、改めて生涯年収やその先の年金収入を算出して比較しても、最終的には国立大学しかないな、という結論に達しました。
タイムパフォーマンスと、コストパフォーマンスを考える。
今回のような進路を決める際も、仕事を進めていく上でも、あらゆる場面で、やはり時間とお金は大事なポイントだと思います。
逆に、趣味や好きな事、推しに関してはそこに逆行しても良いと思います。私だって、好きな事には時間もお金も無駄に使いたいですし、笑。
なので、自分の中で無駄だと思う事を削り、その分を好きな事に掛ければいい。
結局は「私立大学に通う往復2時間を、バイトでお金にして回収する」「そのバイト代を大好きなサッカーチームの応援に使う」という、彼の趣味とやりたい事など、学業だけでなく全てを叶える方向で、国立大学への進学を決めたのでした。
ダブル受験のエトセトラ〜高校受験編〜
二男の高校受験は比較的楽な形で、学校推薦にて、私立高校に面接と簡単な国語のテストのみで、合格。
その後、もしかしたら学費免除を受けられるかもしれないと言われて、皆と同じ受験もしてみましたが、家ではほとんど勉強しない子なので、テストの成績では学費免除の対象にはならず(笑)、残念。
小学校では成績がいい方だったので、元々それほど頭が悪いわけではないのだけれど、何しろ勉強をしないので、中学からの少し難しい勉強になると撃沈してしまったようです。
最終的に、成績は中の上くらいで終了。
その分サッカーで本当に一生懸命頑張ってきた二男は、それが認められ、サッカーの強い私立高校に進学する事になりました。
中学3年の最後にサッカーの県選抜メンバーに選ばれ、その中に同じ私立高校に行くメンバーもいる為、新しい環境に行くのだけれど、知り合いが豊富にいるというとても良い条件が揃っています。
元々、周りに人が集まってくるタイプなので、これからもみんなと仲良く、サッカーも頑張って欲しいなと思います。
ダブル受験だった割に、二男の受験がスムーズで、本当に助かりました。
進学先が決まったら
そんなわけで、2人の進学先が決まったら決まったで、相当額の費用が出て行く事になりました。
受験費用から遡って算出すると、ざっと計算して2人で200万円を超えます。模試代まで遡るともっとです。
2人とも塾に通わせていたら更に出費が嵩んでいたと思うので、うちは比較的少ない方かもしれないですね。
たった2人の子を育てるだけでもこんなに大変なのに、子沢山のお家とか、どうやって家計を回してるのか不思議でなりません。
まぁ、うちは2人とも行きたい進学先に進めたので、全て良しという事にしましょう。親も親で、今度はちゃんと卒業させるまで、頑張らないといけないですね!
世の受験生の皆様、受験生の親御様、本当に本当にお疲れ様でしたー!