創作にはストーリーが
昨年暮れぐらいに自分で手帳を作ってみようと思った
それはこちらのnoteにしたためた。
目標達成への戦略=兵法を手帳に盛り込む。
それは・・・
一旦三か月など小さな目標を設定する。
自分が自分に気がついていく。
やりながらPDCAを回していく。
どういうことなの説明してみる。
兵法1:
一旦三か月など小さな目標をやってみる
大きな目標はカッコいい。それは夢のようだったり、今の現実からかけ離れているからだ。10年先5年先なら叶うかもしれない。しかし現実の現状とその大きな目標には乖離がある。
その乖離を埋めるために10年目標などたてられるだろうか。
今をやり過ごすだけでも精一杯な人にとっては難しい。魔法の杖なんて棚からボタ餅的発想は、50歳過ぎた中年には絵空事に見える。
しかし、大きな目標に対して何かできるか細分化し、自分の現在できる行動を一旦やってみる。動いてみないとわからないからだ。
それが自分に向くのか?もしくはやってみて新しい目標ができるかもしれない。
そんな仮決めの小さな目標を立てて、ふわっと真面目に取り組んでみる。
兵法2:
自分に気がつく
この毎日喧騒に過ごしていく日々の中で、自分に目を向けることってあるだろうか。だからこそ書き留めて行く。
毎日すこしづつ自分のログを取る。今日は背中のあそこが痛かったな。
鼻が詰まっているな。寝不足だな。なんだか最近自分は慌てているなとか。
あんなことに変に過剰反応してしまった・・・みたいな。自分の体と心に気がつく時間を少しでも持つ。感情も整理していく。
兵法3:
PDCAを回す
世の中の人たちはPDCAが大好きなような気がする。しかしこのPDCAサイクルってかなり俯瞰できるいいフレームだと思う。俯瞰訓練とも言っていいい。それを週に一度はやってみる。
以上の事が、できるようで中々できない事なのかと理解した手帳創作期間だった。
黒猫🐈⬛Suiさんの存在
そして私のこの手帳創作が自分でも意外な方向に進んだ。
コンセプトとして、One note 自分の思考と感情の整理、小さな行動の積み重ねで自分の価値観を理解し、一体となっていく、と考えた。
その頃、塾友さんの愛猫が余命があると知る。
彼女に励ましのエールを送りたくて、何かできないかと考えひらめいた。
その方も手帳好きなこともあり、愛猫さんのイラストを盛り込んだNyan noteを考えた。
NyanとOne、Oneはわんこのワンと、言葉の引っ掛けにもなるかな?(なりません😆)そんな風にぐるぐると考えながら…
黒猫Suiちゃんのおっとりした姿をイラストにできて嬉しかった。
塾友さんの愛猫ちゃんは先月、虹の橋を渡ってしまった。
その期間にいつも励ましてくれた人
このnoteでも執筆していたひろべーさん。
私の息子のことで春頃に沢山お話を聞いていただいたり、励ましていただいた。
ご自分の病をものともせず、太陽のように元気ハツラツなひろべーさん。
ひろべーさんは、絵本サークルを子育て期にしていたそうだ。私が昨年「大人絵本」仕立てに作ったイラストを好きだ、いつかコラボを…と話していた矢先の余命宣告だった。
ひろべーさんと、何かを残したい。
その頃、手帳作成はほぼ完成に近づいていた。
「手帳の使い方」が文字ばかりで何となく分かりにくい。
そうだ!月と太陽をイメージし、ひろべーさんのアイコンを使わせていただこう。そしてよりグラフィックなページに変更しよう。
ひろべーさんから快諾を頂き、構成編集を夜な夜な作業をした。追い掛けられるように、自分でも分からないけど。
そして、6月2日ひろべーさんの手元に届いた。とても喜んでいただいて、嬉しかった。ぜひプロモ動画にもアイコンを使わせてくださいね、と約束した。
その3日後に他界されるなんて、、、
早過ぎる。
今もひろべーさんのことを感じる時は涙でるけど、天国で湿っぽい私を見て笑っているに違いない。太陽のように。
スピ系まゆみんさんの不思議な力
手帳の中に、鳥が飛ぶように自分の出来事を4段階に細分化し、思考を好転するように展開するページがある。
その使い方例が欲しいなあ、と考えていた矢先まゆみんさんとあるセッションをした。
モヤモヤしている出来事に、何に気持ちが引っ掛かるか、自分が発する言葉のフックを探すセッション。
自分で言葉のフックを探す。
それを見つけた時、ふわぁーとモヤモヤの霧が晴れていくようだった。
これだ。
まゆみんさんに速攻サンプル例を作っていただいた。
(言葉のフックは自分が内省して、自分で見つけます)
自分一人だけで作った訳ではない手帳。
5月終わりには作り終えた手帳。
その後自分の手帳を使いながら、自分の作ったコンセプトに添うか自分でモニタリングをしていった。
自分を観察しながら、内省しながら整える。私自身、自分の価値観に気がついて行けた。その種は手帳に日々書いていたから。
手帳の内容は、最初は自由に使ってもらいたい所以にあまりガイド的な文言を入れなかった。しかし、やはり少しはあった方がいいと感じる。なぜなら最初は張り切って手帳を書いていても、時間が経過すると脳はサボるからだ。市販の手帳に何かガイド的なことが書いてあると煩いなあ、なんて感じていたけど、あれってやっぱり必要なのねって。
そうしてある程度ガイドするような文言を追加し、修正が終わった。
そうそうこの期間、「手帳に自分ログ」をするみんチャレにも入っていた。こちらのメンバーには本当に感謝だ。
そして
できたよ、長かったけどね。
行きたい未来を指さしたあなたに、
お手伝いしたい手帳ができた。