Stavangerflintのデザイナーたち
Stavangerflintは1946年~1967年に存在した会社です。
最後はFiggjoと合併し、あのStavangerflintの印のある製品は終わりを告げました。
なので、Stavangerflintの印を見ると、今から50年~70年前に間違いなく存在したデザインの印であり、その歴史を感じてうっとりします。
そんなStavangerflintを支えたデザイナーたちを挙げると
・Inger Waage
・Kari Nyguist
・Turi Gramstad Oliver(Figgjoと合併1968年以後)
・Gro Pedersen Claussen
・Anne Lofthus
・Rolf Frøyland
がいらっしゃいます。
特に Inger Waageさんは I.W 、Kari Nyguist さんは Kari とサインを残されていいることがあります。Kari さんはこのような感じです。
Turi Gramstad Oliver さんは作品ごとに手の込んだデザインと共にサインを残されています(主にFiggjo社の製品)。以下はほんの一例です。
Turi Gramstad Oliver さんの Clupea
Turi Gramstad Oliver さんの Folklore
Rolf Frøyland さんのサインはこんな感じです。
Rolf Frøyland さんの Lilje です。
また、Gro Pedersen Claussen さんは表のデザインの中に Gro とサインされていることもあります。これは裏にも書かれています。
Gro Pedersen Claussen さんの Mann og Kone です。
残念なことに、一切サインをされなかったデザイナーさんもいるようです。
いまだに作者不明の作品もあります。
製品をひっくり返して裏印をみるのは、何十年も前に記した刻印や、作者直々のメッセージを確認する、とても楽しみな作業です。
帰国してもうずいぶん経ちますが、あの時のワクワク感は今でも心の隅に記憶されていて、ぼんやりと遠い空を眺めてしまう今日この頃です。