冷え性に効く『半身浴』。
一時期、テレビでしょっちゅう紹介されていた「半身浴」。
最近は、全く紹介されなくなりましたよね。
そこで!
もう忘れてしまっている皆さんに向けて「半身浴」について書いていきたいと思います!
半身浴すると何か良いことあるの?
半身浴は、長く長くお湯に浸かっていられるという点が、全身浴との大きな違いです。
これは、水圧が関係しており、半身浴は体に負担がかかりにくいからです。
ゆったりと入浴することで、色々な効果が得られます。
リラックス効果
半身浴は、身体が温まるのが穏やかなため、長くお湯に浸かっていられ、高いリラックス効果を生み出します。
また、心臓や肺の弱い人も、水圧の負担がかからず、安心して入浴できます。
足のむくみを改善
時間をかけて身体の芯から温まることで血行が良くなると、むくみが取れやすくなります。
血液循環がよくなるまで温まるには、時間をかける必要があるため、半身浴は効果的でしょう。
美肌効果
半身浴で血液循環がよくなると、肌の新陳代謝を促進して、きれいな肌をなる手助けをしてくれます。
ただ、長すぎる入浴は、乾燥肌を招くので、長くても20分程度にとどめておきましょう。
また、汗をかいたときは、シャワーなどで雑菌を流してから上がるようにしましょう。
ダイエット・デトックス効果はないという話も・・・
平均年齢30歳の女性20人を対象に行なった実験結果によると、4週間続けて半身浴をするとダイエット効果があらわれたものの、その後の継続では増加した基礎代謝量が減り、ダイエット効果がみられなくなったそうです。
短期間のダイエットとして取り入れるには効果的ですが、長期にわたるダイエットには向いていないということになります。
また、汗をかくことによるデトックス効果もほとんどないそうです。
正しい半身浴の方法
半身浴を楽しむためには、お湯の量と温度、時間が重要です。
正しい半身浴の方法を実践して、最高のバスタイムを送りましょう。
湯量は「みぞおち」あたりがベスト
お湯の量は、浴槽に座ったときに「みぞおち」あたりになるようにしましょう。
それ以上になると、全身浴と同じくらい水圧がかかることになり、身体に負担がかかってしまいます。
逆に、少なすぎるとしっかり身体が温まらず、入浴効果が薄れてしまいます。
温度は38℃から40℃の間で調節して
湯温は38~40℃にすると良いでしょう。
入ったときにぬるいなと感じても、しだいに身体が温まっていきます。
※冬などは風邪をひく原因にもなりますので、浴室を25℃くらいまで温めてから半身浴するようにしましょう。
時間は20分でほかほかに
半身浴で身体の芯から温まるためには、20分はお湯に浸かるようにしましょう。
また、寝る前の1~2時間前に半身浴を行なうと、リラックス効果によって安眠しやすいので、オススメです。
【半身浴の手順】
浴室内を温め、湯温を38~40℃に設定する
湯量は「みぞおち」あたりに調整
コップ一杯程度の常温水をのむ(脱水症状を防ぐため)
身体を流したら浴槽に浸かり、湯量を調整
リラックスして20分間、入浴する
半身浴の注意点
食後すぐに半身浴はしない
食後の身体は消化のために胃や腸に血液が集中します。
消化不良を起こさないためにも、食後は30分以上時間をおいてから入浴してください。
飲酒後の半身浴はしない
アルコールを飲んだあとは、一時的に血圧が下がる傾向があります。
血圧が安定しないまま、寒い脱衣所から温かい浴室に入り入浴すると、一気に血圧が上がります。
その間にやがて血圧が下がりますが、そのときに立ち上がるとめまいや立ちくらみを起こすこともあり、危険です。
もし浴槽で倒れ込んでしまったら、頭などを打って死に至る場合もあります。
どうしても飲酒後にさっぱりしたいときは、さっとシャワーで済ませるか、3時間は時間を空けてから入浴するようにしましょう。
半身浴のお供におすすめ
半身浴の20分が退屈だと感じる方は、時間を有効活用しましょう。
読書
今では、防水の電子書籍もありますので、本のふやけ等を気にしないで、リラックスして読書することができます。
リラックスして長時間入りすぎないようにきをつけましょう。
テレビやDVD
他にも、防水仕様のモニターでテレビやDVDを楽しめば、時間があっと間に過ぎていきます。
まとめ
いかがでしたか?
普段の生活に欠かせないお風呂。
もっと有意義な時間に変えられそうじゃないですか?
全身浴だと、すぐ温まれるけど、出た後は結構疲れてしまって眠くなってしまうこともあるんじゃないですか?(笑)
半身浴しながら、色々アイデアを考えたりするのも楽しそうですよね!
それではまた!!