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沖縄で民泊を開業するなら、那覇?北谷?北部?南部?独断で解説。

沖縄で民泊開業を考えているけど、どのエリアが開業に適していますか?

そのような質問をチラホラ頂戴することがある。

国際通りのある、那覇市。
アメリカンヴィレッジで観光客が賑わう北谷町。
美ら海水族館がある本部町。
他にも、魅力溢れるエリアが多い沖縄。

今回、比較対象として下記5市町村を取り上げました。
(開業にお勧めしているわけではありません。)

・那覇市→なんだかんだ、強い県庁所在地。
・北谷町→那覇に続く人気エリア。
・南城市→世界遺産、斎場御嶽がある。
・名護市→北部の中心地。
・本部町→県内1の観光スポット美ら海水族館。

海外の分析ツールを用いて、airbnbのデータを解析していきます。
まずは那覇市。

グラフ上部にあります、Total Active Listingsというのは、直近1ヶ月以内に稼働した民泊の軒数です。
airbnbに登録している民泊軒数はTotal Active Listingsに対してプラス1割くらい存在していますが、(幽霊部員のように)全然稼働せず、登録だけされているケースも多いです。
幽霊部員のような民泊は省いています。

話を戻します。貴方が那覇市で民泊を開業するとした場合、704軒のライバルが那覇市に存在します。
グラフから見てもわかる通り、コロナ以降、民泊の軒数が右肩上がりです。

続いて北谷町。

北谷町の民泊軒数は149軒。
那覇市に次ぐ、もしくは(那覇市を)上回る沖縄の人気スポットにも関わらず、airbnbに登録されている軒数は少ない。
おそらく、用途地域の兼ね合いなどで、365日営業できる許可証が取りにくいのでは?と予想します。
ちなみに、私は北谷町でアパートメントタイプの民泊を運営しています。
米軍関係の仕事で沖縄にやって来たアメリカ人が、3ヶ月の長期で予約がたまに発生します。
90日以上の予約なので、1発の予約で100万円以上が発生します。

続いて、南城市。


南城市のリスティング件数は122件。
世界遺産、斎場御嶽が位置する南城市ですが、それほど軒数は多くない印象。
しかし、グラフの通り軒数は少しずつ増加傾向にあるようです。
知念や玉城エリアから見下ろすオーシャンビューは、絶景なのでこれから少しずつ増えていきそうですね。

次は名護市。


名護市のリスティング軒数は226軒。
北部の中心地にしては、それほど多くないと思いました。
しかし、2年前の10月と比べると、約2倍に増加しています。
来年はテーマパーク、ジャングリアの開業を控えているので、さらに軒数が増えそうですね。
2年後のグラフを見るのが楽しみです。

最後は本部町。

本部町のリスティングは288軒。
驚きですね。今回取り上げた5市町村のうち、那覇市に次いで2番目に掲載が多いです。
沖縄一の観光誘致施設である美ら海水族館が位置するので、これだけ民泊軒数が多いのも納得できます。
瀬底島も本部町ですからね。

総括。

多い順。
那覇市→704軒
本部町→288軒
名護市→226軒
北谷町→149軒
南城市→122軒

那覇市のリスティングが多過ぎると思いました。
私は那覇市で2軒民泊を運営していますが、なかなか安定して予約入ります。
予約入らないなーと思っても金額落とすと予約が入ります。流動性はそれなりにある印象です。
それだけ、人が集中しているということかもしれませんね。
国際通りもあるし、空港が位置するのも那覇市だし。なんだかんだ、まだ那覇は強いですね。

ちなみに、渋谷区のリスティング軒数は1,131でした。

那覇市が704
渋谷区が1,131
人の数は圧倒的に渋谷区が多いです。人の数に対しての民泊軒数、那覇市合わないですね。やはり、那覇市は多過ぎるのか。。
ちなみに1年半前、那覇市と渋谷区を比べた時、那覇市が多かったです笑。

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