【エッセイ】実在ミノキ日記『架空OL日記を観る』(3周目)
2024年12月23日(月)
休日の午前。窓の外は一面の白。
可愛らしい粉雪ではなく、大きな雪片が音もなく降り積もる景色が広がる。
外出するには億劫な空模様だ。
こんな日は───。
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こんな日はお家で過ごすに限りますね。
それでも、大雪の中で午前中に晩御飯の買い物には出かけましたが、そのあとは読書かテレビ鑑賞にしようと決めました。
年末ということもあり、TVerで名作ドラマがいくつも配信されています。
私が選んだのは、大好きなバカリズムさん脚本の作品です。2023年の大ヒット作『ブラッシュアップライフ』も配信されていますが、今日は2017年制作の『架空OL日記』を観ることにしました。全十話ですが、一話23分という短い構成なので、一気見するにはぴったりです。ちなみにこれで3周目。それでも飽きる事なく、何度も観たくなる魅力があります。
『架空OL日記』の設定はとてもシュールです。
バカリズムさんがOL役を演じているのですが、見た目はそのままバカリズムさんです。それなのに、周りの登場人物たちはそれを自然なこととして受け入れ、一切触れません。最初はその違和感に笑ってしまいますが、数分もすると、観ている私自身もそれを普通のこととして受け入れてしまうのです。この感覚がとても面白く、クセになります。
日常の会話劇がこのドラマの一番の魅力だと思います。
会社の同僚たちが繰り広げる何気ないやり取りが絶妙なテンポで描かれていて、女性の方は「あるある」と共感しながら思わず笑ってしまうのではないでしょうか。バカリズムさんらしい観察眼とユーモアが光る作品です。
休日のひとときにぴったりなドラマです。まだ観たことのない方には、ぜひおすすめしたいです。
読んでくださった皆さんへ!
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『テレビもスマホもTVer大活躍な者』
ミノキシジルでした。