schoolTakt活用術⑪係活動を盛り上げる
全国どこのクラスにも、係活動はあるのではないでしょうか。
会社活動と言ったり、当番と混同されたりしていることもあるようです。
係と当番の違いを知っていますか?
どちらも「学級集団のために貢献することを学ぶ特別活動」の一領域です。
当番は「ないと困るもの」。
掃除や給食の配膳、手紙を配ったり窓を開け閉めしたりするのが当番です。
それでは、係はなんでしょう?
係とは「なくてもいいけど、あったら楽しいもの」です。
この2つを分けていないクラスが多いですが、割と重要な考え方だと個人的には思っています。
新聞係、イラスト係、クイズ係、お笑い係。
こちらの方が、得意を生かせる印象ですね。
(将来の仕事も本来、そうなることが理想的だよなぁと感じます)
この係活動を活性化する一番の秘訣は、時間と場所を保障すること。
時間とは、活動時間ですね。
「休み時間使ってね」とか「放課後進めてね」というのは、少々ブラックな香りがします。
場所とは、掲示スペースや制作スペース。
素材が十分にあることで、子どもたちはのびのび創造力を膨らませます。
前置きが長くなりましたが、この2つを拡張してくれるのがschoolTaktというわけです!
スクールタクトで係活動ページを作成し、編集可能にしておきます。
すると、隙間時間やテスト後の空き時間、自宅でも好きなときに進められるわけです。
メモを残しておけば、全員そろってなくても話し合いが進む。
これで、「〇〇くんが来ないからできなかった!」みたいなけんかも少なくなりますね!
そして空間。このページがあるおかげで、作品の紹介もできるわけです。
クイズを出したり、オススメの本を紹介したり、新聞をWEB版として発行したり。
私の学年では、クラスを超えて係を結成する強者も現れました!
広いフィールドと自由があれば、子どもたちはのびのびと力を発揮します。
その大きな一助となるのが、ICTなのです。
1つのシェアが、学校作りには大きな力となります。少しでも共感していただけるようでしたら、お力お貸しください!