【運動の4つのデメリット】知っておかないといけない運動によるデメリット
こんにちは、みのっちです。
今回は、「運動を行うことによるデメリット」についてお話していきます。
え、そんな事あるの?運動=健康じゃないの?と不安になってませんか?
大丈夫です。前回の記事で「運動を行うことによるメリット」についてお話したように、基本的にはメリットばかりです。
まだ読んでない方は、一度読んでみて下さいね。
以下に記事のURLを貼っておきます。
そして、運動を行うと逆にマイナスになってしまう場合について、早速解説していきます。
運動を行うことによるデメリット
1)やりすぎると体を痛める
これはみなさん想像できるかと思います。
最初は「さ、今日から運動頑張るぞ!」と気合いが入り、モチベMAXになっていることが多い。
そこで、ついつい無理に頑張ってしまう。
でも、今まで運動習慣がなかたったために、体はそこまで追いついてこない。
体力も筋力も低いのに、それ以上の負荷をかけすぎてしまってる。
たとえば、
ダイエットのためにジョギングを始めたが、一週間くらいしてから膝が痛くなってきた...。
腹筋始めたが、途中で腰痛くなってやめてしまった...。
などのような経験したことありませんか?
私は今までの指導経験で、こんな人たくさん見てきました。
こうなると、運動した→痛めた。
これ、めっちゃデメリットになってますよね。
でも要はこれ、自分の体に合わない負荷をかけすぎてるのです。
負荷が強すぎるかどうかは、自分では分かりにくいものです。
なので感覚としては、まずは楽すぎるくらいから始めることをオススメします。
最初は、「効果を出す」よりも「運動に慣れる」ということを目標にした方がいいと思いますよ。
これ、結構大事な要素です。ホントに。
トレーナー経験長いから分かりますが、痛くなるとほんとに皆やめてしまう。
というより痛くてできないし、モチベも激下がり。
そもそも運動好きじゃないのにモチベ下がったら...もうやらないですよね?
想像つくかと思います。
運動好きだったら、元々運動習慣継続してるはずですし。
なので、まず一週間は肩慣らしとして、びっくりするくらい軽めの運動を行い、その後体の様子を見て徐々に負荷を上げればいいかと思います。
ランニングなどの有酸素系や高負荷な内容は、約1ヶ月くらい肩慣らし期間はある方がいいかと思います。
もちろん、その人の体格やポテンシャルにもよります。
あくまで参考程度にしていただき、自分の体の調子を見ながら行うことで、運動することを「メリット」に変換することができます。
2)柔軟性が低下する
運動や筋トレをすると柔軟性が低下しやすくなります。
なぜなら、体を動かすということは筋肉を使っており、筋肉は使えば使うほど硬くなる傾向にあるからです。
これは、運動していなくても同じことです。
たとえば、
いつもより遠くに外出した時、たくさん歩いたらふくらはぎがダルくなってきますよね?
重い物ずっと持ってたりすると肩が凝ったりしますよね?
そういうことなんです。
使いすぎると筋肉は硬くなり、動きが悪くなる。
つまり、筋肉が疲れてるということなんです。
健康のために筋トレを始めて、男性がベンチプレスばっかりしてると、肩を痛めたり肩が上がらなくなるのも同じです。
こうなると、健康になるどころか、体を痛めたり柔軟性を低下させるために行ってるようなもの。
これもデメリットになってますよね。
なので、柔軟性低下を防ぐために、必ずストレッチを行うようにしておいて下さい。
特に運動後が大事です!
鍛えるのは好きだが、ストレッチは嫌いという人も多いです。
めんどくさい気持ちはすごくわかります。
でも、筋トレと同じくらい大事なのもわかります。
柔軟性が低下したら、筋トレ・スポーツ・ダイエットなど、全ての事において効果が下がります。
運動がデメリットとならないためにも、ストレッチも十分に行い、運動をメリットに変えていきましょう。
このルーティンを作ることが、「運動=健康」という事につながるでしょう。
3)基礎疾患持ちの人は要注意
糖尿病や高血圧などの内臓的な疾患をお持ちの方は、悪化するリスクもあります。
内臓疾患の場合は、体内の代謝に異常をきたしてることが多い。
運動をするということは、ザックリいうと体内の代謝を上げることにもなる。
つまり、異常をきたして正常に働いてくれない内臓に対して、代謝を促す行為をしすぎると危険ということ。
車のエンジンが壊れかけなのに、ゆっくり走行せず猛スピードで走らせて、壊れかけのエンジンに負担をかけてるのと同じ。
なので、基礎疾患をお持ちの方は、適度な運動であれば少しずつ改善はしてくるのでメリットになる。
その一方で負担をかけすぎると、悪化してしまうデメリットがあるので注意が必要です。
しかし、運動は禁忌ではなく、むしろ推奨されてるはずなので、軽い運動は行う方がいいでしょう。
負荷の目安は、主治医の指示に従うのが無難です。
あ
4)スポーツパフォーマンスが下がる
これは、絶対ではありませんが、場合によってはパフォーマンス低下にもつながるということ。
理由は3つあります。
①やり方が違う
スポーツパフォーマンスを上げるトレーニングと、ボディメイクする時のトレーニングは異なります。
例えば、スポーツが上手くなりたくて、ジムに行ってマシンで筋肉をガンガン鍛えたとします。
筋肉は確かに付いたが、パフォーマンス下がった...。
これ、よくありがちな間違いです。
基本的な考え方として、マシンの動きとスポーツの動きは全然違います。
マシントレーニング=パフォーマンスアップと考えて行うと、マイナス方向に働きます。
マシンを使ってはいけないわけではありませんよ?
私も選手に指導することは多々あります。
スポーツは「動き」が大事になります。
なので、動きが阻害されないようなトレーニングメニューを実行することが、スポーツパフォーマンスの向上につながってきます。
②柔軟性が低下
デメリットの2)でお伝えしたとおり、運動や筋トレは柔軟性が低下しやすくなる。
スポーツは動き(可動域)を大きくして行うほど、パフォーマンスアップにつながります。
そのため、柔軟性が低下すると動きが段々小さくなり、動きが悪いと当然パフォーマンスは下がります。
野球選手が体を大きくしすぎて肩が回らなくなり、肩の動きが悪いから肩や肘にストレスが集中するのと同じ。
なので、スポーツ選手は特に柔軟性が低下にしないようにしなければなりません。
③体が重たくなる
運動や筋トレをすると、少なからず今よりも筋肉がつきます。
筋肉がつくと、体が重たくなります。
なぜなら、筋肉は重たいものだからです。
イメージとしては、重りを身に付けてる感じです。
軽自動車に2tトラック用のエンジンを搭載してるのです。
重すぎませんか?笑
マラソン選手がムキムキマッチョな人いますか?
逆にムキムキマッチョが長距離を速く走れそうですか?
少し厳しいような気がします。
そして、筋トレしたら足が遅くなった...という選手を何人も相談受けてきました。
だいたい筋肉だけつけてる人たちです。
ただし、体を動かす原動力は筋肉なので、筋肉をつけることは悪い事ではありません。
「筋肉をつけただけ」になってるから悪い。
だからパフォーマンス下がってデメリットになる。
大事なのは、筋肉をつけたあと「スポーツで使えるようにすること」ここが重要です。
この結びつけのトレーニングを行うと、パフォーマンスは上がり、デメリットがメリットに変わります。
さいごに
基本的に運動はメリットの方が大きい。
むしろ、運動をずっと継続した方がいい。
しかし一方で、やり方を間違うとデメリットになることも理解しておきましょう。
そして、そのデメリットは、やり方次第でメリットに変換できることも覚えておいて下さい。
トレーニングを行う目的や、自分の身体能力や環境などによって種目や負荷を選択する必要があります。
これらを理解できるようになれば、自分の体にたくさんのメリットをもたらしてくれますよ。
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以上、みのっちでした。
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