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【プロ野球】9、10月福岡ソフトバンクホークス振り返り

個人的な事情で大変遅くなりましたが、せっかくなので書きました。シーズン振り返りはこれが最後!

vs 千葉ロッテマリーンズ@PayPayドーム

9/1 Game 117 H0-7M ✕
9月初戦は先発のレイが打ち込まれ敗戦。レイが7回を投げてくれたので天王山を迎える前にリリーフを温存できたことは朗報か。

vs 埼玉西武ライオンズ@PayPayドーム

9/2 Game 118 H4-0L ○
西武を1ゲーム差で負うソフトバンクとの天王山。明豊今宮のソロムランで先制し、その後も小刻みに得点した。東浜は6回を投げきることができなかったが今季9勝目、リリーフ陣も完封リレー。西武に並んで同率首位に。

9/3 Game 119 H5-2L ○
初回に先生されるも今宮デスパのHRで逆転。その後も小刻みに得点を重ねて勝利。先発板東が7回2失点で今季2勝目。西武をかわして単独首位に。

9/4 Game 120 H1-4L ✕
5回までノーヒットの千賀が7回に突然崩れて4失点。打線はその裏に1点返すのが精一杯。再び西武に追いつかれた。

vs 東北楽天ゴールデンイーグルス@PayPayドーム

9/6 Game 121 H4-2E ○
打線が中盤までに4点を奪い、和田さんが5回2失点の(いつも通り)安定した投球で勝利。

9/7 Game 122 H3-4E ✕
先発の辛島を打てず、一方で、こちらの投手陣はちょくちょく失点する。最終回、松井から2点を奪うも敗戦。

9/8 Game 123 H4-2E ○
打線が幸先良く涌井から3点を先制するも。先発投手のレイが逆転される。中継の松本甲斐野も失点して敗戦。 

vs オリックス・バファローズ@京セラドーム

9/10 Game 124 H3-7E ○
打線が幸先良く、涌井から3点を先制するも。先発投手のレイが逆転される。中継の松本と甲斐野も失点して敗戦。 

9/11 Game 125 H4-3Bu ○
初回に柳田が3ランを放ち先制、3回に三森がソロHRを放ち追加点。6回2失点でまとめた千賀はこの試合で10勝目。勝利数が投手評価に関わらないのは百も承知だが、二桁勝利が7シーズン連続は素晴らしい。大小故障を繰り返しながらも二桁勝利を挙げられるだけのクオリティを発揮している点は現代野球では称賛に値すると思う。

vs 埼玉西武ライオンズ@PayPayドーム

9/12 Game126 H7-5L ○
3回にデスパイネの2ランHR、4回には正木のソロHRが飛び出すなど序盤から点差をつけたが、先発の東浜が不安定でリリーフを引っ張り出す形に。6回8回に2失点ずつしてじわじわ追い上げられるもなんとか勝利。東浜は10勝目。

9/13 Game 127 H9-0L ○
オープナー奥村が3回無失点に抑え、2番手にでてきたのがなんと。しかも、森は3イニングを無失点と期待に答える好投。打線の大量援護もあり、この試合は快勝。森が勝利投手に。

9/14 Game 128 H6-1L ○
初回に打者一巡で5得点の猛攻。この日先発の石川には十分な援護点であった。

vs 東北楽天ゴールデンイーグルス@楽天生命パーク

9/15 Game 129 H7-3E ○
この日も打線は快調で、先発の和田さんに援護点をプレゼント。リリーフ陣がバタバタしたものの、そのまま勝利。和田さんはNPB通算149勝目。

9/16 Game 130 H 6-2E ○
奥村が試合前に肘痛で登板を回避し、この日の先発はなんと前の週に奥村とタンデムを組んだだった。森は3回1失点で緊急先発の役割を果たし、リリーフへバトンタッチ。打線は初回に柳田の3ランHRなどで効果的に得点した。チームは8連勝で首位攻防戦へ!

vs オリックス・バファローズ@京セラドーム

9/17 Game 131 H0-2Bu ✕
首位攻防戦第1ラウンド、相手は山本よs(ここから先は読めない)

9/18 Game 132 H0-2Bu ✕
オリックスとの天王山第2戦、普通に負けた。先発宮城は5回90球で引きずり下ろしたものの、その後を繋いだ宇田川山﨑颯一郎阿部ワゲスパックが4イニングで8奪三振と圧倒的な暴力を見せられた。本当にいいリリーフ投手が多い。。。
これで1ゲーム差、まだ有利だと思うが翌日は田嶋が登板予定。

9/19 Game 133 H5-6xBu ✕
東浜がで吉田正尚のHRとタイムリーで2回4失点と早々にKO。今日も惨敗かと思ったら牧原中村晃のタイムリーで逆転。しかし9回裏、ランナーを貯めたモイネロが吉田正尚にタイムリーを浴びて同点。延長10回裏、マウンドに上ったレイが常時155キロ、MAX157キロを連発する気合の入った投球を見せるも、安打、エラー、申告敬遠で満塁。2アウトまではこぎつけたものの、にタイムリーを浴びてサヨナラ負け。オリックスに3連敗でゲーム差なし、マジックはまだ9のまま。
この3連戦を通じてオリックスのリリーフ陣が155キロを連発して怖かったです。投手運用の違いを感じた。結果論になるが、東浜がKOされた時点で、レイで複数イニングが理想的だったように思うが、負けられない戦いで焦ったかを投入した。

9/20 Game 134 H3-1F ○
1点を先制した後、柳田のソロHR、牧原のタイムリーで加点。石川は6回途中まで1失点、翌日から3日休みということもあるのか、6人の投手をつぎ込んだ。嘉弥真松本藤井の登板数がかさんでいく。ちなみに、モイネロが肩の違和感でベンチを外れるという悲しいニュースもあった。

vs 千葉ロッテマリーンズ@PayPayドーム
9/23 Game 135 H3-6M ✕

和田さんが安定の5イニングで安田の2ランのみの2失点、7回にギータの2ランで逆転し、9回は復帰したモイネロ3者三振で中村奨吾の一発で追いつかれた。10回、松本嘉弥真が失点して敗戦。マジックは7、オリックスとのゲーム差は再び0に。残り8試合でマジック7なんて、どっちが有利かわかったもんじゃない。

9/24 Game 136 H6-0M ○
精巣がん手術から大関が復帰!。打線は初回に三森の先頭打者HR、2回ギータのタイムリー、4回に中村晃のHRなどの猛攻で相手先発二木をK.O.。また二木に対するロッテファンのヘイトが貯まる。投げては先発の板東がプロ初完封勝利。前の登板が完投負けなので、2登板連続完投とリリーフを救う活躍だった。

そしてこの日は明石の引退試合。現役最終打席は投手強襲ヒットだった。おなじみの登場曲が流れ始めてからの代打コールはこういう場面に映える。

明石(2003年ドラフト)の引退により、ダイエーホークスを知る最後の選手は和田さん(2002年ドラフト)一人となった。

9/25 Game 137 H10-0M ○
甲斐
の今季1号、中村晃今宮のHRなどで大勝。千賀は6回無失点で11勝目、大関が復帰登板を2イニング無失点で飾った、最速は150キロと球威は戻っていそうだ。動画を見てもらうと分かるが、ワインドアップで投げていた。マジックは1つ減って5。千賀は来週の土日のどちらかで色んな意味で最終登板なのだろうか。

9/26 Game 138 H2-1M ○
相手は今季最終登板で初の2桁勝利佐々木朗希、二桁勝利を狙う今季最終登板。打線は佐々木から先制するも6回に同点に追いつかれた。それでも松本藤井が粘り、8回の裏に1点を勝ち越して勝利。最後は2試合連続で失点しているモイネロが締めた。マジックは4。今頃?と思ったがCSの出場も決定した。同時に西武の優勝が完全に消滅。
ソフトバンクが3-2でもオリックスが3-0なら同率で並ぶが、直接対決で勝ち越したオリックスが優勝。それでも、少しは有利かな?

vs 埼玉西武ライオンズ@ベルーナドーム

9/27 Game 139 H1-4L ✕
先発の石川が初回に2失点、4回に2失点。打線が髙橋光成から取り返せず敗戦。石川はチーム10年ぶりの10敗目。オリックスも破れたため、1ゲーム差の首位を守り、マジックは3に減った。残り4試合。

vs 東北楽天ゴールデンイーグルス@楽天生命パーク

9/29 Game 140 H5-4E ○
打線が4点を先制するも、先発したは2回途中3失点で降板。大関嘉弥真松本藤井モイネロと繋いで勝利。大関が復活の7勝目(涙)。

9/30 Game 141 H5-1E ○
4回に集中打で3得点、6回にHR量産中のデスパイネに2ランが出て、和田さんのNPB150勝目(日米通算155勝)を猛烈に援護した。

10/1 Game 142 H1-3xL ✕
千賀が7回9奪三振4四球で1失点にまとめ、規定投球回に到達。9回表に西武クローザーの増田から前日守備でフェンスに激突して出場が危ぶまれた柳田のHRで同点にし延長に突入。両球団リリーフ陣の奮闘で迎えた11回裏、藤井山川にサヨナラ2ランHRを浴びてサヨナラ負け。メラド最終戦の挨拶に出た藤井と海野が号泣していた。優勝の行方は最終戦に持ち越された。

泣くな藤井、海野!まだ明日がある。明日は全球団最終戦。10月2日、最終戦、オリックスと優勝争い。。。なにか思い出すものがあるが、松田はもういない、比嘉はいるし、伊藤光は横浜にいる。

vs 千葉ロッテマリーンズ@ZOZOマリンスタジアム

10/2 Game 143 H3-5M ✕
勝てば優勝の最終戦、因縁の10/2、様々なドラマが詰まった試合。初回、三森が初回先頭打者HRを放ち先制。4回に柳田が逆方向にソロHRを放ち追加点。先発投手の板東は5回まで無失点で降板、6回裏に2番手で登板した山口に3ランHRを浴びて逆転され、7回裏に甲斐野嘉弥真が2失点し点差を広げられる。8回表に小野を攻めて失策絡みで柳田のタイムリーで1得点、その後2死満塁まで攻め立てたものの、グラシアルが凡退した。9回表はオスナに3凡で抑えられて敗戦。優勝の行方はオリックスの結果次第となった。

同時刻に始まったオリックスー楽天戦は数分先にオリックスが勝利して終了。両チーム同率で並んだが直接対決で負け越しているソフトバンクが2位。9/17~9/19の3連敗が響いた。残念だが、CSでの逆転日本シリーズを目指す。2位からCSで捲くるのは得意なはずだ。

vs 埼玉西武ライオンズ@PayPayドーム

10/8 CS 1st Game 1 H5-3L
2位で西武を迎えるCSの初戦、3回に三森のタイムリーと柳田の3ランHRなどで先制すると、千賀が8回3失点の粘りの投球で勝利。千賀は気合満点で初回から155キロ以上の速球を連発、特に8回表のピンチに栗山を迎えた場面で160キロ近い速球を連発して抑えきったのにはしびれた。

10/9 CS 1st Game 2 H5-3L
第2戦、3回に柳田が満塁弾を放つなど先制、先発の東浜を5回で下ろす事ができるなど余裕の展開だった。この勝利でCS ファイナルステージに進出決定。

vs オリックス・バファローズ@京セラドーム

10/12 CS Final Game 1 H0-5Bu
山本由伸様
が立ちはだかったCSファイナル初戦、ランナーはそれなりに出すものの決定打が出せず。一方、先発の石川は5回途中でランナーを貯めて降板、2番手大関も四死球連発で点差を広げられた。

10/13 CS Final Game 2 H3-4Bu
初戦とは違い接戦となった第2戦、先制するも先発の板東が追いつかれ、勝ち越すも追いつかれる展開。2番手の大関も好投していたが5回裏に杉本に2ランHRを浴びて勝ち越される。9回に1点を返すも、反撃はそれまで。オリックスに連敗し、王手をかけられた。

10/14 CS Final Game 3 H3-0Bu
1stステージに続いて千賀が初回から気合満々。時折160キロを超える速球を中心に、オリックス打線を制圧した。千賀は7回途中で足をつって降板も、リリーフ陣も抑えきった。これで1勝。

10/15 CS Final Game 4 H2-3xBu
先発の和田さんが4回裏に吉田正尚にこのシリーズ二本目のHRを浴びて2失点、7回表にデスパイネ吹田の主婦が投げ込んだ157キロ(その2球前が160キロ)をスタンドに叩き込んで同点に追いつくも、9回裏にモイネロ中川にサヨナラ打を浴びてゲームセット。これで正式にシーズン終了、オリックスの壁はゲーム差以上に厚いものだった。

個人的9、10月の月間MVP(in ソフトバンクホークス)

野手: 柳田 悠岐
26試合 .283/.368/.609 8本塁打 18三振 10四球
今季不調を囲っていた主砲が爆発、打率はそれほど高くないが8本塁打の大暴れ。惜しくも優勝は逃したが、9月のデッドヒートは柳田の活躍なしには語れない。CSの1stシリーズでも爆発した主砲をMVPに選出した。

https://www.youtube.com/watch?v=g3AU6Z1ikqA

投手:松本 裕樹
16試合、防御率1.93、0勝1敗9ホールド、14イニング、21奪三振,5四球 
ついに開花した元ドラ1右腕の未完の大器。開幕先発ローテに内定しながら治療院で鍼が体内に残る不運により開幕アウトだった。今季もこれまで通り先発が早い回で降板した時のリリーフが主だった役割だったが、投球内容が評価されてシーズン後半は7回の男に役割を変えた。シュート気味に伸びてくる速球はCSで最速156キロを記録した。故障がちだった投手のため来季には不安が残るが、モイネロにつなぐセットアッパーの働きに期待。


ヘッダー画像は日刊スポーツ様より引用


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minosyma
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