何者かになりたいのならいっぺんてっぺん目指してみるとレベルアップが早い!
「先が見えないんです」という声をたまに耳にします。
確かに、この数年、今までの常識や当たり前が覆り、思ってもみなかった毎日になっていますよね。
そんな中どうやってこの先を見据えたらいいのか?と不安になるのは当たり前だと思います。
私が中国語を学んで、通訳になり、講師になり、起業し、コーチ(講師)を育成していく中で、感じた事があります。
何においても波があります。中国語の需要や仕事でも波がありました。
学習面でもそうでした、通訳学校時代、中国語ブーム到来時には多い時には受講生は15名で一クラスでしたが、ブームが去ると一クラス3名などの時もありました。
中国語の仕事でも波がありました。多い時には企業投資商談会など毎週開催されていたり、次にはインバウンドや医療通訳ブームなど、そうそう、実は犯罪にもブームがあり法廷通訳も多い時には12件掛け持ちしていました。
一つ気が付いたのは、ブームが去る時には、同時に中国語の学習を辞める人が多かったのです、そして次のブームが来た時には、諦めずに続けていた人が活躍していました。
ブームが去る時や、先が見えない時というのは、その流れで学んでいたことを辞めてしまう方が一定数います。
残念ですが、ただそんなブームが終わって学習を辞めてしまうのであれば、それは本当にやりたい事ではなかったと本人が気が付くので、むしろ良い事かもしれません。
ブームでもない、先が見えないという時に、それでも「やりたい!」というのが本物だと思います。
みんなが違う方向を向いている時に、やるべきことをしっかりやる、コツコツと学習や実績を積んでいたら、いざという時に実力がスムーズに発揮できます。
そしてブームは波があるので、必ず中国語を使うブームもやってきます。その時のために今はコツコツとやるのがいいですね。
そして学習する際のお勧めは「その分野のてっぺんを目指していっぺん登ってみる」こと。
学習すると決めたら、いっぺん「そこのトップクラスを目指してみる」という気分でやってみる。そうしたら今やっている方法じゃあ生ぬるいと気が付くだろうし、時間ももっと確保しないといけないと気が付く。
もちろんもちろん結果的にトップになんてならなくてもいいけれど、機会があれば、トップクラスの人の雰囲気、そのレベルや実際の仕事ぶり、コミュニケーション能力、考え方に触れてみるのも良いと思います。
一度、越えたい山のトップの仕事ぶりなどをみたら、自分の現在地や行きたい方向性がはっきりしてきます。
「あ~そこを目指さなくても良いかな」
「やっぱり頂に立ちたい!」など。
語学はご自分の努力とレベルは正比例をします。上を目指して向上している時には、レベルは落ちません。
レベルが落ちるのは「このくらいでいいや」という感覚の時です。身につかないのは、途中でやめてしまうからです。
何度も言います、努力はあなたを裏切りません。
自分の能力を疑わない!なろうとしたものだけが何者かになれる。
【新規募集は8月31日スタートです。】