長友不要論を一蹴!長友選手の経歴を振り返ります
明日はワールドカップ最終予選、オーストラリア戦ですね。
是非勝ってワールドカップ出場を手繰り寄せて欲しいものです。
今回はその日本代表について書かせていただきます。
最近の日本代表の試合を見ていると、"長友不要論"が各所で叫ばれているのを見かけます。
ただ、私は長友選手のこれまでの経験からくるプレーや人間性がチームに良い影響をもたらしていると信じています!
ですので、今回は長友選手がどんなサッカー人生を経て現在の日本代表として活躍をしているかを今一度振り返ってみたいと思います。
①中学・高校時代
西条市立北中学校在学時に恩師である井上博に出会い、この時期の走り込みにより現在の豊富な運動量のベース、体幹が作られている。2001年のU-15全日本ユース選手権では県3位の成績を残しました。
サッカーの強豪東福岡高校に進学。森重潤也の下で2年生時にボランチとしてレギュラー入りしたが、地区選抜などには選ばれず全国的には無名でした。
②大学時代
明治大学サッカー部入部。神川明彦監督によって右サイドバックへコンバートされた。神川は長友を右サイドバックにコンバートした理由について、フィジカルの強さ、走力、攻撃の完結力を生かすためであると語っています。このポジションでのプレーをものにしつつあった矢先、入部早々に発症した椎間板ヘルニアを再発。試合に出場できずスタンドで応援する日々が続きました。
③Jリーグ時代
2008年FC東京と正式契約を結んだ。サッカー部を1年残して退部しFC東京とのプロ契約を決断した理由の一つに、「女手一つで自分を含む3兄弟を育てる母に経済的に早く楽をさせたかった」ことを挙げていました。
リーグ開幕戦の神戸戦から、前年までレギュラーだった金沢浄らを押しのけて先発出場を果たします。
翌年、ナビスコカップ優勝に貢献するなど、ユーティリティー性を発揮し、この年のJリーグベストイレブンにも選出されました。
2010年の南アフリカワールドカップでは、全4試合に左サイドバックでフル出場を果たしました。グループリーグ第1戦のカメルーン戦では後にチームメイトとなるサミュエル・エトオを徹底マークし完封、第2戦のオランダ戦においては途中出場したエルイェロ・エリアのポジションに合わせて右サイドバックにポジションチェンジするなどエースキラーとして活躍し、日本代表の決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。
④海外時代
2010年のワールドカップ後、セリエAチェゼーナへ移籍。
左サイドバックとして開幕戦のローマ戦からフル出場。当時のチェゼーナ監督のマッシモ・フィッカデンティからは「長友は左右どちらもいいが、ポゼッションとビジョンの点では左の方がいい」と評され、試合に応じ両サイドで起用されました。
2011年1月31日、インテルへのシーズン終了までのレンタルが決定。
3月15日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのバイエルン・ミュンヘン戦では、途中出場で日本人4人目となるCL決勝トーナメント出場を果たし、アウェーでの勝利に貢献しました。
2011-12シーズンの始動日となった7月1日、5年契約でインテルへの完全移籍が発表されました。
2013年12月22日のミラン戦において、後半に交代でピッチを去るエステバン・カンビアッソからキャプテンマークを受け継ぎ、移籍4シーズン目にして初めてゲームキャプテンを任されました。また、この年、アジアサッカー連盟から国際最優秀選手賞に選出されました。
2014-15シーズンには、インテルの副主将に就任しています。
2017年11月頃から出場機会が激減。2018年1月31日、出場機会を求め、トルコ・スュペル・リグのガラタサライSKへ期限付き移籍。
4月29日、第31節のベシクタシュJK戦とのダービーではアシストを記録して勝利に貢献しました。2月5日の20節以降のリーグ戦には全てスタメン出場し、5月20日の最終戦にもフル出場してチームは勝利、ガラタサライの3年ぶり21度目のリーグ優勝に貢献した。シーズン終了後に、ガラタサライへの完全移籍が発表されました。
6月、ロシアワールドカップのメンバーに選出され、W杯3大会連続出場を果たし、大会前に髪色を金にして話題を集めました。グループリーグ3試合にフル出場し、第2戦のセネガル戦では乾貴士の得点をアシストし、GL突破に貢献。3大会でW杯11試合出場は、川島、長谷部と並び日本人最多出場となりました。
2020年8月31日、リーグ・アンに所属するオリンピック・マルセイユへ加入。
2021年9月12日、古巣であるJ1リーグに所属するFC東京に11年振りの復帰をしました。
余談:平愛梨と結婚
お笑い芸人の三瓶の紹介で平愛梨と出会い、1年の付き合いを経て結婚。
日本と海外での遠距離恋愛であったが、お互いの愛の熱は冷めることはなかったようです。
ちなみに2016年12月、流行語大賞で交際中の平愛梨に向けた「(僕の)アモーレ」といった言葉がトップテンに受賞されいます。
まとめ
学生時代は無名でも今では日本を代表するスーパースターである長友選手。
現在のワールドカップ予選では、長友選手をバッシングする声が多いですが、私は彼の経験値や、人間性は今の日本代表に必要だと改めて思います。
実際、前回のサウジアラビア戦では非常に活躍をし長友不要論一蹴か?との記事も見かけるほどでした。
長友選手のみならず、日本代表メンバー皆が活躍し、ワールドカップ出場をつかみ取ってくれることを祈りながら明日も応援をしたいと思います!