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かがやきにのって【富山GRNサンダーバーズ6-7千葉スカイセイラーズ】

行こうか行くまいか

6月25日、千葉スカイセイラーズが日本海リーグのチームと交流戦を行うと発表した。福井で2試合、石川と富山で1試合ずつ合計4試合。この発表時点では特に行こうというのは考えていなかった。

6月28日、台湾プロ野球のドラフト会議で統一ライオンズから高塩将樹投手が指名を受けた。自分は2013年6月、県営富山球場でのBCリーグの試合で富山サンダーバーズの選手として彼が登板したのを偶然観た。しかし、偶然に観ただけでは指名されたことに激しく反応しなかったと思う。その11年前に観た試合で「かがやき」を感じたからだ。

不思議なもので、このニュースを知った翌日、日程的に行けそうな県営富山球場での試合に行くための新幹線、かがやき号のオンライン予約をしていた。

7月6日

当日、雨予報で現地での中止も覚悟していたが、かがやきで富山駅に到着すると雨は降っていない。路面電車で県営富山球場へと向かう。試合開始時点では曇っていたがなんとかできそう。主催の富山GRNサンダーバーズにとっても試合ができたのはよかったはず。もちろん、遠征でやってきている千葉スカイセイラーズは言わずもがな。
ちなみにこの試合前まででスカイセイラーズの北陸遠征での成績は1勝2敗。

試合は3回表までは0-0。しかし、3回裏が始まる直前、強烈な雨に襲われ、試合が中断。そして雨がほぼあがり、グランド整備が行われて試合再開(中断時間だいたい30分~40分ぐらい)

試合が再開し、3回裏が始まる。スカイセイラーズ先発の上原は先頭2人を四球で出すと、2アウトを取って、これでいけるかなと思ったら、また四球で満塁にしてしまう。サンダーバーズの三好にセンター前へ運ばれ、2点。さらに押し出しや石橋の走者一掃の三塁打で合計6点を献上。

1イニングに6点を失った形になった上原だが4回、5回はサンダーバーズ打線を0で抑える。

6回表、スカイセイラーズは2アウトながら満塁のチャンスで秋山龍正がレフト方向へ二塁打を放ち、2点を返す。



秋山龍正


そして、8回表、澤田、亀山、松尾の3連打で満塁のチャンスを作ると再び秋山龍正、杉森慎太郎、代打で登場した東海晃尚がそれぞれタイムリーを放ちで1点差。

東海晃尚


ここで満塁弾も放ったこともある守屋秀明の当たりはセンター前へ、これで2点が入り、逆転。

守屋秀明

8回は鷲尾拓也、9回は泰道勇伊がサンダーバーズ打線を抑え、7-6でスカイセイラーズが勝利した。まさしく「耐えて勝つ」野球だった。


鷲尾拓也
泰道勇伊

7月7日

この日の昼、再び、県営富山球場へ行ってきた。天気は晴天。前日に比べると温度も明らかに高い。日本海リーグの富山GRNサンダーバーズと石川ミリオンスターズの公式戦が行われていた。この試合を観るというよりは友人に会うためだ。友人とはたぶん20年ぶりぐらいの再会。鎌ケ谷などでのイースタンリーグの試合でよく顔をあわせていた。そのときの選手のことなど、話は尽きなかった。

偶然がきっかけとはいえ、友人と再会できたのは本当にうれしかった。それだけでも北陸に行った価値があった。こういう顔合わせができるのも野球観戦の魅力かもしれない。





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