10/27(日) 果樹園 柑橘類施肥
ぶどうの収穫もひと段落して、これからは柑橘類の時期がやってきます。
冬になる前に毎年10月は柑橘類の追肥を行なっています。
柑橘類は果樹の中では結構肥料をよく食う方なので、年に3回の施肥は欠かせません。
追肥ついでに今の様子を見てみます。
まずは、はるかという品種です。
日向夏の種から偶然産まれた品種とのこと。
お尻に丸い溝のようなものがつくのが特徴です。
上品な甘さで高級柑橘の一種になります。
次はお馴染み、温州みかんです。
既に色付きが始まっており、うちの柑橘類の中では一番早生の品種になります。
去年は実を成らせ過ぎてしまい、木が疲れてしまってようで、一本の個体は今年は一つも花をつけませんでした。ちゃんと摘果しないとダメですね。
こちらは文旦です
毎年とにかくデカい実がなります。
1つの実で1キロは超えそうなが感じです。
あまりに大きいので文旦じゃなくて実は晩白柚だったのではなのではないかと思えてきました。
次も巨大柑橘の一つ。獅子柚です。
獅子柚子とか鬼柚子とか呼ばれますが名前に負けない面構えです。
実はほとんどが皮で、果肉の部分はあまりなく、また食べてもあまり美味しくありません。
大きな皮の部分をマーマレードとして利用されたり、見た目がイカついので観賞用にされたりします。
次は夏みかんです
街中でもよく見かける大型柑橘です。
春には色付きますが、高酸柑橘なので、収穫してから数ヶ月そのまま置いておいて酸が落ち着いてから食べます。
次はレモンの璃乃香という品種です。
レモンは長年育てていますが、柑橘類の中でも特に寒さに弱く、これまでなかなかちゃんとした実がつきませんでした。璃乃香は今年初めて実がなりました。レモンとは思えぬくらい大型でビックリしています。
次はスイーティです。
Oさん肝入りのスイーティ。
夏みかんのようですが、意外と皮が薄く甘みもあって美味しいですね。
次は柚子です。
柚子は木に物凄く大きなトゲがあり、収穫の時に刺さって怪我することもあります。
無骨な佇まいに何故か郷愁を感じてしまうのは私だけでしょうか。
最後はキンカンです
粒が小さなキンカン。
甘く煮詰めて皮から食べたりします。
一度植え替えたのですが元気に育ってくれています。
番外編は柿
畑に来るたびに何となく数が減っており、恐らく森のケモノ達のオヤツになってるみたいです…。
みんな立派に育ってほしいです。