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知ったかぶりなスマホ

スマホって便利ですよね。
あれなんだろうって思ったら、すぐ検索して答えが出てくるんです。
でもその答えって、あなたの身になっているんでしょうか?

私はNOです。

2年間のオンライン授業で、授業で何を学んだか教えてと言われても、
ぶっちゃけ記憶にございません!!笑

なんならその時のバイトでの出来事や、人間関係を通して何を学んだかを答えたほうがいっぱい話が出てきます。

人間って結局のところ、自分の身体で感じたことじゃないと、ちゃんと身に付かないのかな、なんて感じます。
(特に私は水星かに座で、感情フィルターを通して記憶されます。なので気持ちが動かないとすぐ忘れていきます。大抵は記憶力は良い方。)


最近徐々にスマホデトックスをはじめてみました。
それは外にいるときはスマホを最低限使わないことです。
なんなら機内モードにさえしています。笑

道に迷った時も、スマホを開かずに、道にある地図を見てみる。
または記憶をたどって、
「たしかあそこに行くには、川が近くにあったはず」
とか。

○○食べたいなと思ったら、すぐ調べるのではなくて
こっちかもと思う方に歩いてみる。
するとはじめに食べたいと思っていたものじゃなくても、ここいいかもという新しいお店を見つけることができたりする。

電車に乗っているときや、歩いているとき、
今まで何となく気分が上がらないから音楽で耳をふさいでいた。
だけど時には周りに身をゆだねることで、新しい発見や、自分は一人じゃないという安心感に気づいたりする。

お花の名前がわからない時、すぐスマホをかざしてみるのではなくて
お花に詳しそうな友達に聞いてみたり、花屋さんを通るときにじっくり見てみたりする。
時にはなんだろうなぁと自分の中で温めておくのも楽しい。


最近の最大の楽しみは料理。
恥ずかしながらいままで料理することが嫌だったんです。
だって親のように美味しいものを作れないから、まずくて粗末にしちゃう方がダメだと思って手を出さなかった。だけどようやく春から上京して、料理を自分からするようになりました。

スマホデトックスする前は、作り方を検索して、時間を計って1つ1つ工程を確かめながら作っていました。
でも最近はあんまりスマホと一緒に料理をすることがなくなったんです。
それは食材とちゃんと向き合いはじめたからだと思います。

っていうかっこつけた感じではなく。笑
何かを切るとき、どのくらいの大きさだったら食べやすいかなとか。
焼いているとき、まだ火が通ってないからもう少し焼いてみようとか。
色だったり、音だったり。
五感で感じることを大事にするようになりました。

するとなんだか出来上がりがおいしそうなんです。
ちなみに今日はハンバーグを作りました♪

(さすがにゆで卵を自分の好みのかたさにするために、タイマーも何も使わないのは至難の業ですが。🥚笑)

とにかく何を言いたいかというと、
スマホって自分のためになっていそうでなってないってことです。
もちろん、上手く使うと良い働きになります。
(noteの記事を読んだり、書いたり。あなたのヒントを見つける手助けになります。)

でもスマホは、あなたの五感や自分で考える力を奪っているものなのかもしれません。



皮肉な言い方になりますが、
例えば旅行先で、何でもかんでもとにかく写真を撮ったとします。
でもそのたくさんの写真の1つ1つに意味はあるでしょうか?

記念にと周りのもの全て、写真を撮って満足すると、
物を見ているようで、ちゃんと見ていない気がします。
見ていないというか、感じていない。

その時しかないその瞬間を、
耳、音、匂い、温度、味、自分の身体で感じると
写真で撮るより鮮明に記憶に残ると思います。


あくまでも、写真を反対しているわけではないんです。
わたしも写真を撮るのは好きです。
でもその時の瞬間を身体で感じないまま、
写真を撮って、はい満足!っていうのが
なんだか悲しいなっていう想いです。

そして、幸せって見えていないだけで
ほんとうはすぐそこに、ここにも、あっちにも
たっくさん散らばっています。

だけどそれらを「当たり前だ」と思って
幸せの対象として、感謝の対象として見れないんですよね。

わたしにも、
「当たり前」を「幸せ・感謝の対象」へ見方を変えれるものなんて、まだまだたっくさんあると思います。
なので、1つずつ、タイミングとともにThankful Giftへ変えられるようになりたいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
スマホは時には五感を奪う厄介者だけど、
こうやって想いを伝えれる道具としてはThankful Giftだね👍

Best regards,
Poco


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