見出し画像

水を飲むと良いことが多すぎる【初級】

今日は、カラダの健康管理の基本事項として挙げた「水分補給する」についてお話ししたいと思います。


私は水分を取るのが苦手

私は水分を取るのが苦手です。

基本的に喉は渇かないですし、食事中も意識して飲まないとコップの中身が減りません。飲み放題なんか行っても1時間に1杯のペースでしか飲めないのでコスパ最悪です。
同じような方っていらっしゃいますかね?

こんな私なので、みんながマイボトルを持ち歩くような時代になっても、「別に喉が渇いてなければ、体調も悪くないし良いじゃないか」と水分補給できずにいました。

現在、こまめに水を飲むようになったきっかけは、唇のカサつきの原因が水分不足によるものだと言う説を見つけたことです。

ずっとリップクリームが合わないだけだと思っていましたが、それまで1日に3口くらいしか水分をとっていなかったのを試しに350mlくらいに増やしたら、全然皮がむけなくてビックリしました。

今では他のメリットも知って体感しているので、検査の業務中もタイミングを決めて飲むようにしています。

水を飲むと良いこと

自分で体感できるメリットは人それぞれです。水を飲むことによってどんな良いことがあるのかみていきましょう。

脱水症状の予防
すぐ思いつくメリットですね。人はじっとしていても汗や尿で水分が失われますので、補給しないと脱水症状を起こします。

体温調節
水は蒸発する時に熱を奪います。つまり汗をかくことで体温を下げているので、水分が足りなくなると体温が上がったままになってしまって、体調を崩します。

便秘の予防
便秘の原因はいくつかありますが、そのうちの一つは水分不足です。便は水分が不足すると固くなってしまって排出しづらくなってしまいます。

肌の乾燥予防
これが私が最初に体感したものですね。皮膚の水分は化粧品で外から与えるだけではダメです。そもそもの細胞自体に水分を送り込むことで、乾燥やシワを防ぐことができます。

認知機能、集中力の改善
脳は8割くらい水分でできているそうですが、その水分が不足すると神経伝達物質のバランスが崩れると言われています。すると、認知機能や集中力、疲労感などに影響します。つまり、水分を補給することで記憶力や思考力を保つことができるのです。

血液循環の改善
水を飲むと、消化管から吸収されて血管内、細胞に取り込まれます。すると血液がドロドロになるのを防ぎ循環を良くしてくれるので、心疾患の予防にもなります。

免疫力の向上
血液の水分量が増えてサラサラになると、血中の免疫細胞が動きやすくなります。また、体温調節がうまくコントロールできることも免疫力アップにつながります。

腎機能のサポート
腎臓は血液をろ過して尿を作りますが、血液がドロドロしていると腎臓にも負担がかかります。血液はいろんな点でサラサラな方がいいですね。

膀胱炎の予防
水を飲む量が増えるとトイレの頻度が上がりますよね。頻繁に排尿することで細菌も排出し、尿路系の感染を防ぐというわけです。

食べ過ぎ予防
主に食事中に適度に水分を取ることで、食べ物が水分を吸って膨れて空腹感を和らげる効果が期待できます。

消化の促進
食べ物を消化するための消化液も水分でできていますので、補給することが消化をよくすると言えます。

ストレスの軽減
水分不足になると、カラダがストレスホルモン(コルチゾール)を分泌します。また、上記のような水分不足による不調が出はじめることによって、さらにストレスを感じるようになります。


メリットありすぎませんか。
他に原因があると思っていた悩みが、水を飲む量を増やすだけで解決することがあるかもしれません。

水分の選び方

水分補給にはスタンダードに「水」が1番おすすめです。
糖分やカフェインが入っていないので過剰摂取を気にせず飲めるからですね。私は冷えやすいので、一年中常温の水かぬるま湯を飲んでいます。

カフェインを含む緑茶、紅茶、コーヒーなどは、飲みすぎると神経系に良くない症状が出るのと、利尿作用があってむしろ水分が出ていってしまうので、メインで飲むのはおすすめできません。

ジュースはご想像通り糖質の摂りすぎる心配があります。
スポーツドリンクには糖分や塩分が入っているので、本当にスポーツするくらい汗をかいた時だけ飲むようにしましょう。

中には無味の水がどうしても苦手な方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には、麦茶やルイボスティーなど、カフェインや糖分を含まないお茶をおすすめします。(ハーブティーもノンカフェインですが、利尿作用があるので飲み過ぎ注意です。)

ライフスタイルに合わせて飲みましょう

では、どれくらい飲めば良いのでしょうか。

「1日に2Lくらい飲みなさい」と言われたことがありますが、これもその人の体格や活動量によりますし、季節によっても変わります。

私が大事にしていることは、一気に飲まずにこまめに少しずつ飲むこと。
植物の水やりのように、一気に補給してしまうと全部流れ出てしまうので、隅々の細胞まで水が行き届くように少しずつ飲みましょう。

日中忙しくてそこまでこまめに水を飲む時間がないという方。まずは飲むタイミングをあらかじめ決めておきましょう。
「15分ごとに一口飲む」でも、私のように「検査3人分終わったら飲む」でも、あなたのスタイルに合わせて決めておくことで習慣化します。

時間に追われるお仕事ほど、合間に水分補給を入れることによって気持ちがリフレッシュして、効率が上がりますよ。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

水を飲むと得られる効果の中にも、意外と知らなかったものもあったかもしれません。

今となっては熱中症対策などで水分補給が当たり前になってきましたが、忙しくて習慣化できていない方は、簡単にできるセルフケアの1つだと思って積極的に取り組んでいただけると嬉しいです。


📖関連記事📖


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?