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ジャンルの無さが誰かを救う

お久しぶりです。
白塗りアーティストのminoriです。
今回、私が書きたいことは、表題の通りジャンルの無さが誰かを救うというお話です。
これは逆もしかり(ジャンルがあることによって救われるという事もある。)なのですが、私はどちらかというとどのジャンルにも属してないタイプです。

ズームインサタデーという番組をご存知でしょうか?
私はその番組の“原宿ファッション特集”に約8回ほど出演?取材?をしていただき、土曜日の朝7時ごろから、白のカリスマ(ズムサタ側がそう命名した)としてテレビで流れていました。

ズムサタとの出会いは、2009年に遡ります。
竹下通りを友人と白塗りの姿で歩いていた時に声をかけられた事から始まりました。取材の方の
「ギャグですか、、?」とめっちゃ失礼(笑)な言葉に「ギャグじゃないですよ。真面目にファッションしています。」的なことを言った気がします。
それまで、いわゆるゴシック&ロリィタ、原宿ストリートスナップの雑誌系にも声をかけてもらえなかったため、私のスタイルは周りから見て“よくわからないもの”として映っていたのかな?と思います。

まず、よくわからないものに対する人の反応はさまざまだと思うのですが、ズムサタさんは“よくわからない”に対して取材をして下さいました。(その後放送された番組には“究極のゴシック”“白のカリスマ”として紹介されていました。)
この時はまだ服を作ったりしてなかったので、白塗りとAlice auaaを組み合わせた自分的には白ゴスという出立ちでした。そして、その取材からほぼ毎年出演させて頂くようになった気がします。

だいたい1年に1回というスパンで取材してもらっていたので、私自身も変化し、私は私という存在でありたいと思う気持ちが強くなりました。
何度目かの取材で、写真作品を制作する撮影の時に来て頂き、もはや原宿を越え“作品“として私が作りたいもの、なぜ作りたい思っているのかをインタビューしてもらい、そのインタビューがそのままズムサタで流れた時、“原宿じゃない私も発信してくれるんだ!”と私はとても救われました。

そしてそれは、”私は私という存在でありジャンルではなく、1人の人間である“というメッセージが、後日頂いた「Minori さんをテレビ見て、私も自由にやっていいんだと思いました!」という誰かの救いにも繋がりました。

救いという言葉は大袈裟ですが、何か自分のこだわりをバーンと突き出てる人はかっこよく、誰かの心を動かす力があると思っています。
私も常にそう在りたいです。

そして明日、1月9日(土)の朝7時ごろからズームインサタデー、原宿ファッション特集にチラッと出ます✨もしお時間ありましたら是非是非ご覧ください✨
原宿には様々な人が集まり、ファッションでぶつかり合って新しい何かがいつも生まれる。それがいつも楽しい。

読んで頂きありがとうございます。

Minori

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