MY STATEMENT2020〜私の個人理念〜
あけましておめでとうという言葉が飛び交う中で、ようやく2020年が始まったんだなという実感が湧いてきた。
時間の流れる速さが違うのではと思うふるさと富山で、何度も2020というきれいなゾロ目の数字をみていると、私自身も、頭に思い描いている目標や、テーマを整理したい気持ちが湧いてきた。
のんびりとした田んぼ道を歩きながら整理した2020年の理念を、自分の心に書き込むように載せておければと思う。
**MY STATEMENT2020
Vision|あるべき姿**
幸せに働ける人と地域をつくる存在でいること
Mission|使命
価値が育つ環境を作る
(将来の夢:地域から世界へ行ける職業校をつくる)
Value|提供価値
◯「Value Producer」として、個人や法人の価値が最大限になる方法を追求・実現し続ける
◯「地域事業家」として、地域に必要なビジネスやつながりを生み出す周りから応援されHappyになるような2拠点×子育てライフを実現する
◯「 1st year Mom」として、ママ一年生としての自身と、新しい体験を楽しみながら家族の幸せな環境を追求する
◯「3拠点居住者」として、周りから応援されHappyになるような2拠点×子育てライフを実現する
STATEMENT2020についての設定背景
私は28歳の時に、自身のビジョンを「幸せに働ける人と地域を作る」とした。当時はランサーズにいて、地域を駆け回っていた頃だったので、この言葉と私の行動は完全に一致していた。だからこそ、精神的・体力的に辛くても、「これが私の使命だ」と踏ん張れていた。
しかし、年間53地域の地域に出張し、地域での事業を推進する時間は「幸せな人や地域ってどうやってつくれるんだ?」という問を自身に突きつけ続ける地域の稼げる額ではなく、地域の価値の転換率がその地域の幸福度と比例するのではないのかということ。時間だったとも思う。「報酬額と幸福度は比例しない」「そんなに稼がなくても生きていける」「でも、稼げる地域にしか若者は残らない」
幸せに働く人や地域を測るには、色々な価値のものさしが存在した。そんな中私がずっと思っていたのは、地域の稼げる額ではなく、地域の価値の転換率がその地域の幸福度と比例するのではないのかということ。
・自分の何気ないスキルで、お客さんが喜んでくれた
・こだわりのオーガニックが、お店に評価された
・その地域でしか収穫できない農作物だからこそ、価値が高い
など、その地域だからこそ、その人だからこそ生み出せる価値というものはかならずある。それがしっかりと言語化されたり、伝わり評価されたりした時に、人は「うれしいな」「幸せだな」と感じるのではないかという仮説が生まれた。
価値が育つ環境づくり目指す
だからこそ私は、「幸せに働ける人や地域を生み出せる存在」であるために、価値が育つ環境づくりをMissionに2020は走っていこうと思う。
ふるさとの事業や、ベンチャーキャピタルなどの仕事を通じて、個人や法人の価値が最大限になる方法を追求・実現し続けたい。そして、(時期はわからないが)将来の夢としては、地域から世界へ行ける職業校をつくりたいと考えている。
日本の伝統工芸や、地域の価値をブランド化するスモールビジネスが
国境や時代を超えて愛されるブランドとして育っていくような学び場ができたらいいなと思う。
エルメスやベルサーチ、そして日本の虎屋のように。日本中にその地域の歴史や商品を誇りに思えるビジネスが育っていってほしい。
追求し続ける一年に
2020年は、価値が育つ環境を作るvalue Producerとして自分を突き動かしていきたい。母になる年でもある今年は全く時間がないと嘆いているかもしれない。色々なことは経験してみないとわからないものだから、その都度、新しい経験を楽しみながら、支えたい人や支えてくれる人に感謝しつつ、追求し続ける一年にしたい。
”個人理念”の浸透をミッションにしている株式会社サインコサインのカクさんは、個人理念があることで、個人の行動やつながり力はアップすると話す。もし、まだ新年の抱負を整理していない、自分もこれからだったという方がいれば、ぜひ。きっといつのタイミングでも遅すぎることはないはずだから。
起業で考えると「企業理念」がしっかりと定まっていると、スタッフやお客さんの意思決定やスピードが加速されていると言われる。だからこそ、「個人」としても理念をしっかりとステートメント化(明文化)しておくことによって、行動や意思決定の質を加速度的に高めていける
※株式会社サインコサインのカクさんの2017年ブログより
2020.1.11 蓑口恵美
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