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minolyly
2019年7月31日 22:47
7/15 雨が降る前のむしっとする茹だる暑さの中、たまたま同じ時刻に上がりだった先輩とロッカールームで鉢合わせた。 ガコン ロッカーを開ける。 「あんたもつぎのバス?一緒にのろ」 先輩は、金色の王冠のチャームがついた、ピンクのラメ地のネイル爪をきらつかせながら、伸ばし途中のブロンドっぽい髪を耳にかけた。 カードキーを通し、道路沿いのバス停に並ぶ。 「先輩、この時間のバスで