自家焙煎vol.2│ブラジル ベリースペシャル
【今回の焙煎】
・ブラジルベリースペシャル
生豆本舗購入。オススメはハイロースト。
・100g
・ジェネカフェ(熱風式)
【動機】
16分間の焙煎中、渋み対策に180℃の時間を一律10分入れていたが、「生豆の色が変わったタイミングで温度を上げる」という分数に拘らない方法を見つけたため、前者との違いを検証したくトライした。
【ハンドピック】
MOTTAINAI精神が強いため、明らかな欠品豆以外使用してきたが、今回は黄色味が強い豆も取り除いた。
(参考)左:黄色味が強い豆 右:普通の豆
【焙煎】
余熱250℃9分→黄金色を確認(180℃8分)→230℃8分
先日220℃へ上昇させたところ、ライト~シナモンの仕上がりになったため+10℃の230℃で焙煎した。
焙煎機から出したときに一番感じたのは、豆の擦れる音が軽いこと。明らかに前回と違うように感じる。また、豆の膨らみも非常に良く、色ムラも明らかに少ない。
なお、色ムラの改善について、余熱することでより長い時間温度が一定になるよう工夫した結果と考えられる。これは前回の焙煎で機械内部の温度変化が豆に影響できていないと感じ変更した。
(参考)焙煎直後
【抽出・試飲】
・熟成:1.5日
・ミル:中引き
・温度:91℃のお湯をkarita銅ポッドへ移す
・ドリッパー:HARIO v60
・抽出時間:3分内
モコモコ膨らんだ!泡の色は中深煎りに近い白。一口飲んだ瞬間邪魔する要素が何もなく、舌触りも軽く非常に美味しかった。おそらくこの豆のポテンシャルはジェネカフェを使用するなかでは最大限に引き出せたのではないか。色々と敏感すぎる旦那からもこれはおいしい、というお墨付きを得た。
【考察】
ホットで飲むのであれば、ブラジルベリースペシャルについてはこのMAX230℃の煎り方がベストだろうと思う。本当に飲みやすいが、ボディもしっかりしていて深みがある。
ただし、少量のハチミツを入れたアイスコーヒーを作る場合は前回のMAX220℃の焙煎(浅煎り、ハイ~シナモン)で酸味を出す方が良いようにも感じる。なぜならハチミツの甘さとコーヒーの酸味が良い調和を生み出しているし、色味も明るくて夏向けだからだ。