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コロナ禍で、子どもたちに身につけてもらいたい力とは?

コロナ禍で、子どもに身につけてもらいたい力って、どんなことだと思いますか? 

手指の消毒や体温管理、マスクの着用、ソーシャルディスタンスなどの、自分や人を守るための方法なのか、それとも、「大変なときだから、行きたいことができない、やりたいことができないってあるんだよ」という行動制限への理解なのか、それとも、「ピンチはチャンス!コロナよ、ありがとう~」という気持ちでデキゴトをとらえ、マインドセットする力なのか…

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いろんな人がいろんなことを主張する中で、私が一番違和感を感じていることを、そして「このコロナ禍で、子どもたちに身につけてもらいたい」と一番願っていることを、今年の3月に行われた箕面こどもの森学園の卒業式で、卒業生のみなさんに伝えました。

卒業式で伝えることは、数年前から、手紙形式にしています。

心がけていることは、卒業生一人ひとりにとっての箕面こどもの森学園で学んだ意味と、その時の自分が卒業生に一番伝えたいことは何なのかということを研ぎ澄ませて考えるということ。
そうして、心に浮かんできたものをまとめています。

今年の3月の卒業式。自分自身を研ぎ澄ませて、卒業生一人ひとりの顔を思い浮かべ、彼らのこれからの幸せを願い、浮かんできたものは、「このコロナ禍で、どんな力を身につけて、どうやって歩んで行ってほしいのか」ということでした。

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悩みながら書き、そして伝えたお手紙ではありましたが、卒業生の保護者の方で「ミホさんのことばが、毎年心に響くけど、今年も本当に心に響きました」と言ってくたさった方や、在校生の保護者の方で「ミホさんのことばを聴いて、やっぱり、この学校を選んでよかったと思いました」と言ってくださった方がいて、とてもありがたいな~と思うとともに、少しホッとしました。

今回は、そのお手紙を、「コロナ禍で、子どもたちに身につけてほしい力」として、あげさせていただきます。よろしければ、お読みになってください。

コロナ禍は、医療体制にも、経済にも、大きな影響を与えていますが、子どもたちの成長の過程(思考や判断基準、価値観の形成)にも大きな影響を与えていると思います。

子どもたちには、やむを得ず、何かを我慢すること、何かに従うことがある中で、それが当たり前になってしまうのではなく、自分軸を持ち、そこと照らし合わせながら、自分自分の判断をしていける力を身につけてもらいたい、そう願っています。







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