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曲がり角の向こうには、きっと最善がまっている

法人名が「箕面こどもの森学園」から、「コクレオの森」に変わり、4か月に1回のペースで発行している通信も、「こどもの森通信」から「コクレオてらす」に変わりました。

今回、第2号目のコクレオてらすの1面の記事を担当することに。
てらす担当のまるちゃんから、「なんでもいいので、ミホさんが今思っていることを書いてください」と言われ、どうしようかな~といろいろ悩んだのですが、最近、なんとなく感じていることを書いてみました。
よろしければ、ぜひ、お読みください!!

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青い屋根の小さな一軒家を借りて「わくわく子ども学校」が開校してから、17年目となりました。この間、自分たちで校舎をもち、本を出版し、認定NPO法人となり、ユネスコスクールになり、中学部を開設し、ESD重点校やハッピースクールになるなんて… 当時は、夢にも思いませんでした。今も、さらに「あんなことしたい」「こんなことできたらいいな」といろいろ妄想する日々ですが、「なぜ、ここまでやってこれたんだろう」と思うことがたまにあります。

もちろん「かかわってくれるすべての人がいたから」ということではあるのですが、最近は、その動きを後押しするエネルギーみたいなものがコクレオの森にあるからじゃないかと思えています。

開校当初、個性的な子どもたちと、何の積み重ねもない中で、一体全体どうやって学校を創っていったらいいのか途方に暮れて、涙したことがありました。そのとき、代表の辻が私にこう言いました。

「子どもたちを信じて、仲間を信じて、そしてあなた自身を信じて欲しい。そうすれば、自ずと道が開けてくる」

その日以来、困ったことがあると、この言葉を何度も言い聞かせてきましたが、実は6、7年ぐらい前から言い聞かせることがなくなっていました。どうしてなのか考えてみると、私がこの言葉を当然のこととして捉えられている。もっと言えば、「これから、みんなで創っていくミライは、きっとおもしろい」というミライを信じられるエネルギーみたいなものをコクレオの森で感じているからじゃないかと思っています。

 赤毛のアンに、こんな言葉があります。
「曲がり角の向こうには、何があるかわからないけど、きっと最善が待っていると思うの」

 私が、大阪に新しい学校を創る会からコクレオの森と共に歩んできた道は、まさにアンが言う通りでした。これからも何があるかわからないけど、きっと最善が待っている。そう信じられることに感謝しつつ、これからの日々をみんなで紡いでいければと思います。

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