過去の私に、今のわたしの幸せがブロックされる話

先週・先々週は、なかなか自分と戦った日々だった。

先々週はフルリモートだった為、家にいることで全く集中力がなく、「だましだまし」進んだ。

何をだましだましなのかって、「自分は仕事をしている」ってことを対外的には嘘の数字を出すことでだまし、

午前中なんてほぼ寝ていたくせに、「仕事にやる気の起きていない自分」を一生懸命認めようとした。

これでいいんだって。

これで、いいんだって。

むしろ今までが頑張ってきてしまったこと。頑張りすぎてきたし、元々頑張り屋で、「自分ができない」ことを許してあげることができなかった。今も。

そんな自分を、少しでも許して、「休む」ことを慣れさせてあげようと思っていた。パパの力もかりて。


いろんなことが、言い訳になる。いろんなことが、理由になる。

具合が良くない。今の仕事が適切じゃない。結果が出ないのでモチベーションが上がらない。チームとしてワークしていないので一人でやる限界がある。今日はたまたま調子がよくない。

いろんな理由が、そこらへんに転がっている。


最近仲良い人と話していて、「なんでそんなに生き急いでいるの?」と言われた。

うまくいかない世の中になかなか耐えられなかった。

思い通りにならない相手の感情にいつまでも心をくすぶった。

狭い世界の中で、全てを決定し、諦めて、行動することがあった。

自分の世界の中だけで、くすぶることが多かった。

思い通りに「今」動いてくれない相手に、深い怒りを覚えた。

失敗をして、傷ついてしまうことをこの上なく恐れた。


本来はやるべきなのに、「やっていない」自分をどこまでも許すことができない。

余裕がないんだと思う。これじゃだめだって、知っているんだと思う。

でも、この向上マインドなのか、執念なのか、完璧主義は、終わりのない世界をまた作り出す。

なにかを手に入れれば、もっと欲しい物や、「やらないといけないこと」が広がっている世界に突入する。

「完璧主義」は、どこまでもいつまでも私を縛る。

周りに服従させ、周りに依存する。自分の行いに満足できず、結果にこだわって非難を続ける。

私ですら、「私は私のままでいい」と認めてあげることができない。

唯一、パパが私の言葉をそのまま受け入れてくれる。認めてくれる。もっと楽にしていいよと言ってくれる。

前は恨みに恨んでいたけど、今は「精神安定剤」だ。だから、弱っているときこそ、電話をしたくなるんだな。

完璧主義者になってしまうのは、他者に認められたい、褒められたい、という承認欲求が強いことも原因です。 人の期待に応えられないと人が離れていくという「脅迫観念」にも似た心理を持っており、このために常に人からの承認を強く欲します。 人の価値やルールに従い、人に認められることにより、自分の価値を確認する心理を持っています。

読んでいる記事に、こんな言葉を見つけた。

完璧主義な性格は、一般的に幼少期の育てられ方に原因があるとされています。「親に褒めてもらえるのは完璧にできたときだけ」という経験が積み重なることで、完璧主義となる性格が形成されるというものです。

今この瞬間を生きていて、過去は存在しない。と同時に、未来も存在しない。

過去も未来も、どっちも存在していなくて、今この瞬間だけが残っている。

過去の記憶は、記憶でしかない。それは頭の中を占めるだけで、何も掴ませてくれない。

今この瞬間、過去が存在しないっていうのはそういうこと。過去の記憶をどう捉えるのか、は今の私次第。

でも、記憶だけではなくて、過去の「経験」による人格形成は、もはやどうしようもないと思っている。

きおくなんて、正直あまりない。でも、なぜだか私の性格や癖は、昔から変わらないものが多い。

過去に愛された記憶がたくさん残っていれば、今の性格は変わっていて、かわりうるのだろうか。物事の捉え方が変わり、ポジティブに感じることができるのだろうか。

私のネガティブは、少し残っている記憶が、コントロールしているのだろうか。

記憶を瞬時にたどって、「私にはできない」「嫌われる」と判断してしまうのだろうか。

過去は、存在しないのに。過去は、ないのに。この瞬間。

この瞬間の私は、過去の私じゃないのに。

どうして過去のことをもとに、今を判断してしまうの。どうして、過去の記憶をもとに、自分を決めてしまうの。

どうして、過去をもとに、「今この瞬間私が幸せになるための選択」を手放してしまうの。

過去は存在しないのに。幸せを感じることができるのは、今この瞬間の私なのに。

この瞬間の私の積み重ねでしか、人生を築くことはできないのに。


いつまでも。死ぬその瞬間まで。私は、小さい頃の私の記憶と、それによる判断軸に縛られるのだろうか。

「幸せになれない」「嫌われる」という潜在意識に、たくさんの幸せをブロックされるのだろうか。

そんな人生、悲しすぎやしないか。