外の世界を知る必要がある。〜前編〜
まず後悔してることから。
現地を離れて一応最寄りと言われている南鳩ヶ谷
駅のホームに到着したら貴男さんと、あとで
触れるけど自分が通ってるスクールの
ヘッドコーチとそれなりに付き合いがありそうな
人と偶然遭遇。全く想定外の出来事でどうすれば
いいか分からず近くにいながら一緒の電車に
乗った。正面は貴男さん、斜め右にその人
(Nさん)がいる状態。最初は2人で会話を
してるのをちょっぴり盗み聞きして、そうこう
してるうちにNさんは赤坂岩淵で下車。
こっから四ツ谷まではなんと貴男さんと
対面した状態が続く。せっかくプロ選手が
目の前にいて話しかけられそうな絶好の
チャンスと分かっていても何と声をかけたら
良いか分からんとそのまま黙りこくって
終わってしまった。気づいたら四ツ谷で貴男
さんも降りたんだけど、こっちは丸の内線に
そのまま乗り換える一方で貴男さんは改札を
出る流れに。さすがに最後にもう一声挨拶
するくらいはやっておくべきだろうと思って
勇気を振り絞って改札に入る手前で
「貴男さん、今日はどうもありがとうござい
ました。お疲れ様です。」と言ったら振り返って
挨拶し返してもらえた。コミュ障な自分には
これができただけでも良い方。
さて、話は肝心のレッスン内容について。
レッスンは20時20分から開始予定で
着いたのは20時ちょい過ぎ。最初はくるのが
早過ぎたと思って用意されてた名札を取ったら
外で待機してた。そしたら動画でお馴染みの
佐久間Pが現れて、その流れで建物の中へ。
時間通りに始まって、いつもスクールでやってる
準備運動とは少し違う内容から始まって、それが
終わったらNさんが球出しでフォア、バックの
練習。周りを見てると1人小学生の男の子が
いたくらいであとは成人迎えた男メンバーと
自分を合わせて6人だったのかな?
どう考えても自分より上手な人たちしかいなくて
自分のプレーの粗さが際立ってた。真っ先に
声をかけてくれたのが貴男さんだったかな?
内容は普段スクールでも散々言われてる
フォアを打つ時の空間作りについて。
そのあと小野田さんからたぶん球との距離が
近いかなんか言われたのかな。あとのラリー
で練習しましょうと言われたくらいでフォア、
バックの練習は終了。
そのあとサーブ練習に入った。サーブに
関してはここ最近調子が良かったと思ってた
けど、ここでもプロの目は誤魔化せなかった。
というより、ここでNさんから声をかけられる。
貴男さんも、小野田さんも、Nさんもみんなして
テニス歴とどこのスクールに通っているかを
確認してきて、Nさんに関してはヘッドコーチと
知り合いみたいな感じだった。もちろん貴男さん
も認識してるはずなんだけど。
そのNさんから指摘されたのは、トスの上げ方と
打ち方について。これ、言葉でうまく表現
できる気がしないけど、今の自分のサーブは
トスを斜め右上辺りに上げる際にどうしても
上半身が後ろに反れてしまう。Nさんは
それだと良くないという話で一つアドバイスを
してくれた。そもそもトスを上げる時、体は
下に向けた状態から左手でトスを上げる一方で
ラケットを持った右腕がシーソーのように
下にセットされる感じといえばいいかな。
この指摘を受けて直してる最中に貴男さんから
更なるアドバイス。トスを上げる時は左足が
前に出ている状態で!と。
何度か言われながら練習するけど体の動き
が慣れなくてぎこちない。それを見かねた
Nさんがもう一つアドバイスをくれた。
目の前にボールの入ったカゴを用意されたん
だけど、そこに向かってボールを投げて入れる
ってなった時に、普通は身体を後ろに向けてから
左足を前にしつつボールを投げるでしょ?と。
その感覚でトスを上げれば良いと。
これがたまげた。しっくりくるのよ。
でも、その後同じことを繰り返そうと練習を
し出すと左足が後ろに体重移動してるタイミング
でトスをしようとすることもあって難しい。
ただ、良い感覚がどんなかは何となく分かった。
でもその様子を見ていた小野田さんからは
左手が仕事をしていないと言われる。
左手で壁を作ってそこにもたれるようにと。
結果的にサーブ一つだけでもいろいろアドバイス
をもらったけど、それを全部習得した上で
サーブの練習を終えることはできず。
とこのままだと日付を跨いじゃうから後編を
明日の日記として書くことにする。