食について。美と健康は食から作られる。
さて、写真が何かお分かりいただけるだろうか?
3年間放置してたパンケーキ?浜辺に落ちてた靴底?青のりびっしりの岩?
ノンノン、答えは、とっても美味しいヘルシーなパンケーキだ。
いかにも毒々しいフォルム、我ながらその破壊力にニヤニヤ。
材料は新潟県産の米粉と、鹿児島県産の紅芋パウダー、卵と豆乳、アルミフリーのベイキングパウダーだ。ココナッツオイルで焼き上げる。
決して映える見た目ではないが、口にするとモチモチ美味しい。ココナッツフレークとメイプルシロップで甘味を足す。
効果を知って食べると栄養吸収率倍増!?
私は昔から食べる事が好きで、食には興味がある。この春薬膳マイスターの資格を取得した。食による美と健康に関するビジネスで機会があれば、より自分の知見を広め、お役に立てるよう働きかけたいとも思っている。昨晩は小豆をコトコト煮て、麹を加えて発酵する「発酵あんこ」を作った。小豆に含まれるポリフェノールやサポニンには強い抗酸化作用があり美肌効果があり、カリウムが体内の余分な塩分を排出し、ダイエット効果も見込める。他にも書き出せない程の美容効果がある。そして砂糖を加えなくとも麹の力により自然な甘さが出る。何より、あんこが大好きな私はお皿いっぱいに盛って、罪悪感なしにもりもり食べれる事が幸せの極みである(砂糖なしとは言え、糖質が多いので食べ過ぎには注意だ)
このように、私は食材を戴く時、その食材の持つ効能を調べてから食べる。「何だか、最近この食材ばかり食べたくなるなー」と思った時は、ただ食べるのでは無く、どのような栄養素が含まれていて、体にどう影響するのか。旬の食材の持つ効能を調べることも楽しい。知ってから食べると「これを食べると、こういう効果があるのね、むふふ」と、自分にある意味暗示をかけることにも繋がると思う。
自分の食べるものを知る。
昔から、スーパーで加工食品を買う時は裏面の成分表示をチェックしている。お醤油等の身近な調味料にも、添加物たっぷりのものは選ぶのをやめてしまう。最近、表示を見て不安な気持ちになったのは「異性化糖」。初めて見る名前だったが、ネーミングから悪いものしか感じない。某有名なアイスに使われていた。果汁50%以上のアイスだったし、猛烈に食べたかったので裏面など気にせず買ってしまった。しかし食べる前に何気なく裏面を見ると見慣れない添加物。「えーー、どうしよう。でも食べたかったしなー、このまま捨てちゃうのもなー」と思い食べてみる。前情報があったからか、美味しくない。悪い事してるような気分。アイスを買う時は添加物など見ていなかったが、これからはちゃんと選びたいと思った。一番安心できるアイスはあずきバーだ。
ストイックになりすぎない。
かと言って、食に敏感になりすぎるのも健康に良くないと思っている。あれもダメ、これもダメではストレスが溜まる一方だ。
ヨーグルトだって、体にいいという一般論もあれば、乳製品だから良くないという意見もある。私は一時期ヨーグルトを避けていたが、今は健康の為では無く嗜好品として食べている。パンだって良くないという意見が多い。国産とは言え、日本の小麦は農薬の基準がゆるゆるだと言われるし(農家さんが悪いのでは無い。日本政府が悪いのだ。そして全ての小麦が悪いわけでは無い)スーパーやコンビニで売られるパンの添加物は、海外では規制されているものも使われている。その情報は持っていつつも、私はパンが好きだ。今はコンビニやスーパーで売られているパンは滅多に食べたいとは思わないが、パン屋さんに行く事は大好きだ。
完全に避ける事はしないし、食べたいものを食べる。しかし自分の食べるものはどのように作られているのか、出来るだけ背景を知りたいし、選ぶことにも責任を持つ。正しく恐れ、正しく選ぶ。カップラーメンをよく食べる人でも、お肌つやつやの人だっている。羨ましい限りだ。どのような気持ちで口に入れるか体内で栄養として吸収するか、結局は自分自身の気持ちの持ちようも大きく関わってくると思う。
2020.9.5
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