【なんだかんだ運が良い #5】 小2のチャンバラごっこ
2024/10/23
こんにちは!お元気ですか??
自由人みうらくんです。
今日は水曜日!
ということで、僕の30年の歴史を振り返る自分史【なんだかんだ運が良い】シリーズです。
前回書いてから、9ヶ月経っていましたが、
自分のことを知ってもらうには、今まで何をやってきたのかを紹介する方が良いかなと思い始めた企画で、これが30年分揃ったら、
爽快でしょうね。
今回は、小学2年生の時の親として少し考える話です。
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小学2年生になったからといって、正直そこまで変わったという感覚はなかったと思います。
というより、あの頃ってあまり、成長とかを自分で考えることって無いかなと思います。
そんなことよりも、近所の公園に行って滑り台とか土管とかで遊ぶ方が楽しかった時期でした。
健康的な子供時代ですよね。
その頃ある同級生と仲良くなっていて、よく一緒に帰っていました。
彼、Rくんはたしか家が違う方向ではありましたが、なぜかその時期よく一緒に帰っていました。
そんなある日、傘を持っていたのでおそらく午前中に雨が降っていて、
帰りは傘を差さずに帰っていた時に、Rくんからチャンバラごっこしようという風に持ちかけられました。
そもそもチャンバラが何か?をわかっていなかったのですが、やろうと言って始まったのですが、
いきなり、傘で思いっきり肩を叩かれたのを覚えています。
「へ・・・?」
という、感じで訳がわかっていなかったのですが、その後も呆気に取られているとバンバンやられて、
とても痛かったのを覚えています。
その間、Rくんは悪気が無い感じで、笑いながら叩いていました。
ちょうど家の近くまで来ていたので、そのまま逃げるように帰った気がしますが、
その後、僕を見た母親が不思議がって、なにがあったの?と聞いてきました。
というのも、僕のランドセルに傷がついていて、傘の先端の石突きが擦れて、わかりやすく傷になっていたのだと思います。
おそらくその翌日かと思うのですが、
僕から事情を聞いた母親が担任の先生に説明をし、僕とRくんと先生の3人で話しました。
ただ、今思うと母親も、別にRくんに制裁を!という感じではなかったのだと思います。
たしかに傷つけた張本人のRくんに謝ってもらいたいという思いがあったかもしれませんが、
そもそも、なんなのかわかっていなかったとはいえ、僕もOKを出して始まったチャンバラでしたので、
冷静に先生に何があったのかを説明したのだと思います。
そのため、先生からはRくんと僕に傘を使って遊ぶのは危ないというようなことを説明し、
それでも痛い思いをした僕に対しては、しっかりと謝らないといけないよね。ということで、Rくんから僕に謝ってもらうことになりました。
その後は何もなかったかのように、普通に遊んでいましたが、気づけば一緒には帰らなくなりました。
そのことがあったのもあるかもしれませんが、
そもそも家が逆方向だったことがあったんじゃないかなと思いますね。
今考えると、母親の冷静さには、「あー、あの人らしいな」という思いが湧いてきます。
僕の母親や父親については、今度ゆっくり書いていこうかなと思いますが、
一言で「動じない」母親でした。
クールとも違うのですが、息子の僕がいうのもなんですが、優秀な人というイメージです。
なので、この時の出来事もしっかり話を聞き、これはいじめではなく、
単なる友達同士の遊びが少し変な方向に発展してしまっただけだと見抜き、
それを淡々と教師に伝えていました。
この姿勢、今娘がいる身になって思いますが、見習わなければならないなと思います。
今は先に手を出したら負けという風に言われます。
僕もそれは思いますし、そもそも手をあげたり、相手に物理的に痛い思いをさせることはNGだと思います。
ただ、この「先に手を出したら負け」という考えって、僕はある意味で何が起きたのかという状況把握のアクションをサボる良い言い訳になってしまうなとも思う部分があります。
もし母親がこの時、僕を傷つけたというだけの事実で話を進めていれば、
Rくんだけが悪者になってしまう構図が出来ていたかと思います。
先生も親の話を鵜呑みにして、Rくんに必要以上に謝罪を強制したり、叱ってしまっていたかもしれません。
その意味で、しっかりと何が起きたのか、その意図はなんなのかを聞いた上で、
でも手を挙げるのはダメだよねと片方には言いつつ、
あなたもやることをOKしたよねと諭すことが重要だったんだろうなと思います。
現に、あれから24年近く経っているにも関わらず、僕自身がこの時の出来事を覚えているのは、それがとても印象的に残っているからであったからではないでしょうかね。