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282 自分のせいで、上手くいかないのは嫌
執筆日:2024/11/26
こんにちは!お元気ですか??
自由人Takです。
今回は、僕が日々考えていることや起きたことを日記にして書いています。
今日のテーマは、
自分のせいで、上手くいかないのは嫌
です!
このnoteの説明書👇
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この間、たまたまコードブルーのあるワンシーンを見ました。
みなさん、コードブルーって覚えてますかね?
僕は医療ドラマはあまり見ない、というより苦手で見たことがなかったのですが、
唯一コードブルーだけは見ました。
と言っても、シーズン1と3のみで、シーズン2と映画は見ていないです。
今回見たのは、シーズン3のあるシーン。
話すと長くなるので、大雑把に話すと、
新米フライトドクターの1人が自分の臆病さが原因で、
救えなかった命がありました。
その結果、どんな些細なことも確認しないと心配になってしまっています。
その後、何度も確認を受けた先輩ドクターが話を聞くと、
「もう自分のせいで人が死ぬのは嫌なんです」
と言ってたシーンです。
これを見て、命の重みを再確認し、絶対に患者さんを死なせないぞという思いから出た言葉なんだろうなと思いましたが、
少し僕には違和感を覚えた言葉でした。
このドラマで訴えているテーマの中に、「医者は魔法使いじゃない」というテーマがあるのではないかと僕は思っています。
どんな病気も治せる、ONE PIECEのチョッパーが目指しているような医者はいないぞということを伝え、
その中で命の重みに苦しみ、それでも自分のスキルを磨いて救える命は全て救うということなのかなと感じています。
そうなると、今回のセリフは、このドラマのテーマとは少しだけズレている発言にならないかなと思います。
この新米ドクターは全ての命は救えるとどこかで覚えていて、
自分のスキル不足、確認不足で人が死んでしまったと考えているのではないか?
もしかしたら、スキルが足りていれば救えた命もあったかもしれませんが、
そもそもその状況ではどうにもならないという場合も、残念ながらあるのではないかと思います。
コードブルーには別のシーン(1シーズン目)に、違うドクターが
自分ではなくもっとベテランの医者が現場に駆けつけていれば、その患者は腕を切断しなくて済んだのではないか?と考えるシーンがあります。
その時、その言葉を聞いたベテランの医者は、「医療の現場に"もしも"は無い。あの日あの現場にはお前がいた。俺はいなかった。」と言っています。
これは、その日・その場にあるカードで100%を出すしかないということを言っているんだろうなと感じました。
話は戻りますが、この「もう自分のせいで人が死ぬのは嫌なんです」と言うシーンで、
僕が特に違和感を覚えたのは、「自分のせいで」という言葉です。
言葉はキツイですが、結局見ているのは自分なんだなという印象を受けた為です。
自分のスキル不足、確認不足で人が亡くなってしまえば、もちろん医師も悲しむでしょうが、
なによりその周りの人がとても辛い気持ちになるかと思います。
そんな時に、自分基準で考えている医者が担当していたと思うと、
正直怒りを覚えそうだなと思いました。
要は、「自分のせいで死ぬこともあることを覚悟している人」に命を任せたくなるんじゃないのかなという違和感です。
なんでこの話が気になったのかと言うと、
今回の話は「死」がテーマの話ですが、そこまで大きくならずとも、
今の僕の事業であるYouTube運用においても少し似ている部分があるなと思ったからです。
YouTubeを続けていけば、あまり再生数も伸びず、見込み客のリストも増えない時もあるでしょう。
そういう時に、
今は時代的にこうだからとか、
コロナの影響でとか、
業界的にどうこうだからといった、
他責に流れてしまう人に、会社は仕事を任せたいとは思えないと思います。
ただ、だからと言って自分がミスをしないために、人の時間を多く奪って確認ばかりをすることは果たして良いことなのか?と感じました。
もちろんわからないことを聞くことは重要ですし、わかるまで聞き続けないといけないです。
ただ、それは聞かれている方のメリットとしては、その先この聞いている人が自分の工数を減らしてくれるからということが大きいと思います。
そのノウハウや知識を覚えるために聞くはずの質問が、
「ミスをしない」「怒られないため」と言った目的では正直なんだかな〜と思うのではないでしょうか。
これが僕が思う「自分目線」の考えです。
会社員時代にもある人が僕に質問してきて、まだ答えられないので少し待ってもらうと、
「今答えてもらわないと、私が〇〇さんに怒られるんですよね」と言われたことがあります。
その際、僕からその〇〇さんに連絡をして説明をすると、何のこともなく待ってもらえたのですが、
そんなことよりも「怒られる」という表現に違和感を覚えました。
結局はプロジェクトの進行よりも自分が怒られないかをみてるんだなと。
自責思考が特にフリーランスには必要だなと思っている中で、
このセリフは少し自分の中で違和感を覚えたセリフでした。
ま、"少し"だけです。笑