紙の本買うのは時代遅れ!?コスパ良く本を読む方法 8選
突然ですが、どのくらい本を読んでいますか?
『本を読みたいけど、読むのがだるい!時間がない!』
こんなふうに思っている人は絶対に多いですよね!
そして、最近は、教養ブームやSNSによる不安定な情報ソースの波及により、本を読むことの価値が見直されています。
本を読むこと自体に慣れていないと、本を読むこと自体が苦痛になる場合もありますよね。
そんな本を読む集中力がないときに、僕は別のさまざまな方法で工夫して本の情報を得るようにしています。
今回は、実際に僕が実践している『”紙を購入する”以外で本の情報を得る方法』を8種類ご紹介いたします!
【目次】
・YouTube
・書評サイト
・Flier
・オーディオブック(Audible・Audio Book)
・NewsPicks
・電子書籍読み放題(Kindle Unlimited)
・ポッドキャスト(Spotify)
・ブックカフェ
①【動画サイト】YouTube
料金:無料
いきなり動画サイト!?と面食らってしまう方もいるかもしれません。
しかし、今のYouTubeは、びっくりするくらいに大人向け教育・教養コンテンツが充実しています。
おすすめのYouTube本動画 あばたろーさん
いつも見ているバラエティ系のYoutube動画の合間に1本見るだけで、自己成長に繋がります!
自然とこれらの動画がリコメンドされるくらいになれば、必然的に勉強時間が増えていることでしょう!
②書評サイト
料金:無料
次に紹介するのは、書評サイトです。
書評とは、書物の内容を紹介しながら批評をした文章のこと。
端的に言うと、『しっかりと書かれた読書感想文』
書評サイトは、普通は購入したい本を探すときに使うと思います。
しかし、書評は、その本のハイライト(山場)をピックアップしてくれているので、本の一番おいしい部分について知れることが多いのです。
そして、これから紹介する書評サイトは、一般的な読者の文章ではなく、しっかりと名のある方々が寄稿しているものです。
Amazonのレビュー欄などにありがちな、感情に任せて書かれた文章ではありません。
しっかりと質の高い文章を読むことができます。
そのため、上質な『文章を読み、学んだ感』を味わえます。
そんな高クオリティな書評の読めるサイトを3つ紹介します!
All REVIEWS
『本の消費財化・ショートセラー化』を防ぎたいという想いから生まれた書評サイト。
サラダ日記著者 俵万智氏や元東京都知事猪瀬直樹氏、出口治明氏、養老孟司氏、木村凌二氏他 豪華作家達が寄稿した書評を読むことができます。
HONZ
『出版されて3ヶ月以内の新刊書』で、小説以外すべてのジャンルの本の書評が寄稿されているなサイトです。
元日本マイクロソフトの代表取締役の成毛眞氏が創立、運営されています。
こちらもALL REVIEWSと同様に、著名で個性的な書評家たちが書評を書いています。
松岡正剛の千夜千冊
『知の巨人』『伝説の編集者』と呼ばれる編集工学研究所の所長である松岡正剛氏が、2000年に立ち上げたウェブサイトです。
立ち上げから毎日書評が投稿されており、現在の書評数は1700を超えています。
以上が書評サイトの紹介でした。
単に本を探すだけなら、Amazonや読書メーターのレビューを読むのもいいのですが、たまには教養を広めるという目的で上質な書評を読むのもおすすめです。
③【要約サイト】flier(フライヤー)
料金:一部無料/月額500〜2000円(学割月額700円)
厳選した話題のビジネス書・教養書がわずか10分で読める『時短読書』を可能にするサービス『flier』です。
時間のない現代人にとって、書店に並ぶベストセラー本だけを読むのも難しいかもしれません。
『気軽に本の要点だけを知りたい』
『毎日の読書習慣を身につけたい』
という目標を持った方には、おすすめのサービスです。
無料会員でも20冊程度は読むことができるので、そこで試ししてみて、会員になるか決めるといいと思います。
flierは、後述するAudibleやNewspicksでもコラボコンテンツを楽しむことができます。
flierはこちら
④オーディオブック
費用:有料(0円~1500円ほど)
歩きながら、走りながら、家事をしながら、運転しながら、本も開けないくらいの混雑した通勤電車内など…音楽が聴ける状況なら、どんな時でも読書タイムになるのが『オーディオブック』です。
紙の書籍だと集中して読めないときにも、最適なのがオーディオブックです。
一般にオーディオブックと呼ばれるものは、機械音声ではなく、プロの声優が朗読してくれています。
欧米では以前からポピュラーだったらしいのですが、近年では日本のオーディオブックのコンテンツ数も増えてきて充実してきました。
そんなオーディオブックの代表的なサービスを2つ紹介します。
・Audible(オーディブル)
費用:月額1500円で1冊分
Amazonが運営するオーディオブックサービスです。
小説やビジネス書、自己啓発本が多いですが、入門者向け専門書も取り扱っています。
Audibleは少しシステムが複雑です。
月額会員になることで毎月1コインが付与されます。
その1コインを使うことで、Audibleにあるオーディオブック1冊と交換することができます。
このオーディオブックは返品可能で、返品するとすぐにコインが返却されます。
そうすることで、実質Audibleにあるオーディオブックは聴き放題ということになります。
また、月額会員になることで、Audible会員専用コンテンツを楽しむことができます。
おすすめAudible専用コンテンツ
・20分で聴けるビジネス書チャンネル(Flier提供)
・Newspicks アカデミア(Newspicks提供)
・WEEKLY OCHIAI(Newspicks提供)
※すべてのAudible作品は単品での購入が高いです。ただし、一冊2000円以上するものが多く、月額会員費より高価なのでおすすめはしません。
・audiobook.jp
費用:月額750円
『朗読少女』で一時期話題になったオーディオブックサービスです。
最近は、Youtube上の広告がよく流れているので、認知度があがっているかもしれません。
Audibleとの違いはコインではなく、対象コンテンツが聴き放題な点です。
ただし、月額会員では聴き放題の対象外のコンテンツがあったり、Audibleよりコンテンツ量が少ないなどのデメリットがあります。
しかし、なにより月額750円と比較的安価ですので、継続しやすいというメリットがあります。
⑤【電子書籍読み放題サービス】 Kindle Unlimited
料金:月額980円(よくキャンペーン実施!)
突然ですが、電子書籍は読みますか?
僕は、今では電子書籍はよく読んでいます。
というのも、この『Kindle Unlimited』を知ってからです。
この『Kindle Unlimited』は、Amazonの運営している電子書籍リーダーKindle内で、読み放題対象コンテンツに登録されている書籍が読み放題になるサービスです。
対象コンテンツには、雑誌も含まれているので、もしいつも読んでる雑誌が対象コンテンツにある方に特におすすめのサービスです。
これを使うことで、日頃読まないジャンルの本にも気軽に手を出せるようになり、一気に自分の読書観が広がります。
電子書籍なので、もちろん荷物も増えないですし、スマートフォンやタブレット端末でいつでも読むことができます。
大げさに例えるなら『スマホが図書館』になります。
膨大な書籍をいつでもどこでも読むことができる状態は想像以上に素晴らしいですよ。
読みたい本がなかったり、電子書籍自体肌に合わないようなら、すぐに解約できるのも良い点の一つです。
本が残らずいつでも身軽なので、ミニマリスト向けのサービスとも言えると思います!
※Amazon prime会員の方は、この『Kindle Unlimited』をお試しで利用できる『prime reading』というサービスがあります。
サービスとしては、読み放題の本の種類の数以外は全く一緒です。
ただし、対象となる本の種類は『Kindle Unlimited』が数十万冊に対して、『prime reading』が数百冊とかなり少なめになっています。
⑥【ニュースアプリ】Newspicks(ニューズピックス)
料金:月額1500円(学割 月額500円)
僕が大好きなソーシャル経済メディア『Newspicks』です。
こちらで読めるのは、既に出版された書籍ではなく、Newspicksのオリジナルブックスです。
※紙の本のNEWSPICKSパブリッシングとは異なります。
オリジナルブックスは、Newspicks編集部が企画し執筆したもので、図や写真などビジュアル的に、そして体系的にまとめられた教養コンテンツです。
わかりにくい国際情勢やビジネスの最先端の情報など、書籍として出版されるよりも早く読めるのが特徴です。
スマートフォンに合わせた縦スクロールで一気に読むことができます。
僕のお気に入りのオリジナルブックは、『最前線のフードテック 未来を喰らう』シリーズです。
こういった分野の情報は、ニュースや書籍ではあまり取り上げられないので大変勉強になりました。
余談になりますが、先ほど紹介した要約サイト『flier』の要約の一部もNewspicksプレミア厶会員なら読むことができます。(https://newspicks.com/user/9624/)
⑦【ポッドキャスト】Spotify(スポティファイ)
費用:無料〜月額980円(学割 月額480円)]
こちらに関しては『本を読む』という行為から若干離れてしまっていますが、『効率的に情報を得る方法』という意味で紹介させてください。
Spotifyは、AWAやYoutubeミュージック、LINE MUSICなどと同様に定額で音楽を聴き放題できるサービスです。
普段、音楽を聴くの利用されている方も多いと思いますが、Spotifyの他の音楽サービスと違った特徴に『ポッドキャスト』というものがあります。
『ポッドキャスト』はオリジナルのラジオ番組のようなものです。
僕は、語学学習や気分転換で新たな情報得たい時に、このポッドキャストを利用しています。
おすすめの日本語のポッドキャストはこちらです。
・フューチャートーク by NewsPicks
先ほども紹介したソーシャル経済メディア「NewsPicks」が制作する、オリジナル音声番組。ビジネス、 テクノロジー、カルチャーの交差点に立ちながら、『ちょっと先の未来』を見せてくれる番組です。
まだまだ日本語で良質なコンテンツは多いとは言えないですが、今後番組が増えていくことにも期待しましょう!
⑧ブックカフェ
料金:コーヒー 1杯分〜
ブックカフェをご存知でしょうか?
ドリンクを購入すると、併設されている本屋さんや店内の本棚から自由に本を読むことができるカフェのことです。
コーヒーを飲みながら、たくさんの本を読むことができます。
必ず本を購入しなくてはいけないわけではないので、ドリンク代だけで本が読み放題になります。
もちろん本屋さんが併設しているブックカフェなら、図書館にはまだない新刊を読むこともできます。
都内中心におすすめのブックカフェをいくつか紹介させていただきます。
・蔦屋書店(東京 代官山・福岡・広島など全国各地)
レンタルビデオ屋さんのTSUTAYAのCCCという企業が手掛ける企業です。スターバックスが併設していて、そちらでドリンクを買うと店内にある新品の本を自由に読むことができます。
おしゃれな文房具や雑貨も取り扱っています。
いつもかなり混んでいて、席の確保が困難なのが玉にキズです。
・文喫(六本木)
料金:平日1500円 土日祝1800円
六本木の青山ブックセンター跡に誕生した入場料を頂く本屋さんです。
受付で入場料を支払うと、バッチが渡されて店内の本を自由に読むことができ、コーヒーと紅茶、煎茶が飲み放題となります。
ここにある本は、書店員さんがセレクトされているもので、同じ本が1冊まで本棚に置かれています。
本との出会いを大切にしている本屋さんです。
・誠品生活(日本橋)
2019年に台湾から上陸した書店です。
先程紹介した蔦屋書店のお手本となったブックカフェです。
店内には『猿田彦珈琲』や『THE ALLEY』があり、コーヒーやタピオカを飲みながら読書することができます。
日本では販売されてない文房具や雑貨も販売されています。
まとめ
こうやって振り返ってみると、今回紹介した方法のほとんどがスマホによる読書方法でしたね。
本の情報を得続けるコツは、『様々な方法を使い、自分自身を飽きさせない』ことです。
なにも読んでない時間(アイドルタイム)が一番もったいない!
現代人の読書は、このアイドルタイムを極力なくしていくのが肝になってきます。
例えば…
「歩きながらはオーディオブック、
電車内はYouTube、
机に向かってメモを取りながらKindle Unlimited、
まとまって時間があるときはブックカフェへ」
…というように、とにかく自分を飽きさせないように僕なりに工夫しています。
特に今は時代の変化が早く、現代人は時間が足りません。
紙の本だけに拘泥せず、常に何かしらの手段で、情報のシャワーを浴び続けていることも大切だと思います。
情報の鮮度が落ちる前に、たくさんの情報に触れ続けましょう。
みなさんの読書ライフを応援しています!
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