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2022年によく聴いたアーティストまとめ #今一番生で観たいのはFred again..
こんにちは、こんばんは、Minimal Order(ミニマル・オーダー)です。
先日、新曲"BALCONY"をリリースしました。
はじめに
さて今日は、年の瀬ということもありこの一年間どっぷり使った音楽たちを視聴データと共に振り返ってみたいと思います。視聴回数でもランキングでも全てを語ることはできませんが、1記録としてまとめを試みてみました。
結論は
Fred Again…を生で観たい!
です。
では視聴回数ランキングを10位から振り返りたいと思います。
今年よく聴いたアーティスト
10位: Bonobo
アルバムFragmentsももちろんめちゃくちゃ良かったのですが(LP買いました)。後続のシングルDefenderが爽快で軽快でやみつきになりました。
ド直球アフロビートのB面”ATK”も最高。
アルペジオの組み方、グリッドからのズラし方など。1トラックメイカーとしても参考になるポイント多数でした。
9位: Flume
昔からよく聴いてはいるので、むしろ上半期にランクインしなかったのが驚き。新作Palacesをリピート再生していたからかな。
ただ、無骨で荒々しい2019年のミックステープが結構好きだったりします。
8位: Bob Marley & The Wailers
オールタイムフェイバリットです。
疲れている時と、あと疲れていない時に聴きます。
7位: WEMA
NYを拠点に活動する天才ビートメイカーPhotay。UKを拠点に活動するアフロラテンバンドPenya。タンザニアのMsafiri ZawoseからなるプロジェクトWEMA。元々私がPhotayの熱烈なファンだったのでチェックしたのですが、これがもう最高のチーミング。
ぜひ野外フェスなどでゆっくりじっくり味わいたいです。
6位: Loyle Carner
新作hugo、聴かせてもろてます。
何度もリピートで聴いてはいますが、今一度、歌詞を読みながらじっくり聞き返したい一作。
5位: Maisie Peters
彗星の如く現れた2020年シンガーソングライター(たちの中の一人)。
ソングライティングセンス。声。脱帽です。
4位: Holly Humberstone
上期に引き続きよく聴いた枠。こちらもヤバい2020年代SSW枠。
来日公演はソールドアウト。
オリジナル楽曲もすごいんですが、是非Radioheadの”Fake Plastic Trees”のカバーも聴いてください。
3位: The 1975
新作”Being Funny In A Foreign Language”痺れました。本当によく聴きました。サマソニで生で観れたのもいい思い出。
特に、楽曲”I'm In Love With You”は千葉で初披露してくれましたね。
作品以外でも、バンドである彼らが制作背景を語ってくれる動画はとても刺激でした。
2位: 宇多田ヒカル
もはや説明不要。2022年は宇多田ヒカル"Bad Mode"の年でした。たくさん聴いたし、たくさん人にオススメしたなぁ。いつか生で観れる日を夢見ています。
1位: Fred again..
2022年最も衝撃的な出会い、いやもしかしたら5年や10年に1度しか訪れないような衝撃かもしれません。Fred John Philip GibsonことFred again..。
彼の作品はリスナーを爆踊させ、トラックメイカーを泣かせることでしょう。なぜ踊らせるだけでなく、泣かせるのか。
それは彼が「2020年代という今、音楽を作るということがどういう情景で、どんな意味があり、どのような情熱を宿しているか」を伝えてくれるから。例えば、Juliaという楽曲は音楽を作るという感触、喜びを、とてもうまく表象しています。
そんな彼の音楽がユニークなところは、友人との何気ない通話、ファンから送られてくるアカペラの即興などをサンプリングし、美しく一つのストーリー(曲)に昇華するところ。
楽曲"Marea"では友人との通話に基づきながら「ロックダウンで、ダンスや友人とのハグと共に多くのものを失っているが、この日々を生き抜いて、この大変さを抜けた先には素晴らしい日々が待っているだろう。そうに決まってるじゃない」というメッセージを力強く、ポジティブで、あらゆる人生を肯定する美しい楽曲へと仕上げています。
さらにFred again..という天才を天才たらしめる極めつけは、「トラックを作るのも超一級のセンス」なのに「生演奏もめっちゃくちゃかっこいい」というところ」
ぜひ年末年始のお供にご覧ください。
出典
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