2023年上半期 子育てミニマリストが読んで良かった書籍 8選
こんにちは。子育てミニマリストのメメです。
今年もあっという間に半年が過ぎましたね。
今回は、ミニマリストの私が2023年上半期に読んで良かった書籍を紹介していきたいと思います。
「繊細さん」の本【他人を嫌いになる勇気】
人よりも「気づく力」が強い「繊細さん」が自分らしく生きるための考え方がまとまった一冊。
私自身も「人に嫌われないように自分の気持ちを誤魔化す」といった「繊細さん」に該当するところがあり、自分らしくいるために非常に参考になりました。
特に「人を嫌っても良い」という当たり前のことができず、「他人を嫌っている自分が嫌い」と悩んでいましたが、
「人を嫌うこと」≠「悪いこと」
ではなく、
「キライ」=「相手との距離感を適切に保つためのセンサー」
という考え方に救われました。
「苦手な人に”苦手”だと思われないようにあえて接近してしまう」というのも繊細さんあるあるではないでしょうか?
苦手な人には積極的に近づかないこと。
これをするだけで気持ちが楽になります。
苦手な人を無理に克服するよりも、自分が本当に大切な人との距離を積める方がはるかに有意義です。
エフォートレス思考【儀式で見える世界が変わる】
「我慢、忍耐、努力」=「美徳」という時代は終わった。
現代は、いかに「無駄な努力」を減らして「成果」を出すかが問われている。
「エッセンシャル思考」は「何をやらないか」を「エフォートレス思考」は「どのようにやるか」を教えてくれる。
モノの見方、考え方次第で同じ状況でも「見える世界」が変わる。
アドラー心理学の「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」にも通じる一冊。
瑣末な業務に忙殺されている現代人にこそ読んで欲しい一冊。
悪と欲望の行動経済学【「悪」を制するものは「ヒト」を制する】
ヒトを理解するには「悪」を理解しなければならない。
・マクドナルドでサラダマックが売れなかった理由
・人々がカイジに熱狂する理由
など、天使の仮面を被ったヒトのうちなる悪魔の部分にフォーカスしている。
「データは嘘をつかない」というのは幻想で、「データの奥に潜むヒトの悪魔的な部分」に目を向けない限りヒトは理解できない。
理想論、正論はヒトのココロを殺す。
合理的な行動をしないからこそ、「人間は面白い」と言えるのではないでしょうか?
行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)【主体的に生きるための必読書】
行動経済学の〇〇理論について一通り学べる一冊。
イラスト付きで分かりやすい。
ミニマリストといえどヒトである以上、ココロには逆らえない。
しかし、行動経済学を学び、ヒトの特性を理解することで主体的に物事を判断することができる。
現代は、広告や宣伝の雨に晒されている。
積極的に情報をシャットアウトしない限りは受動的な行動をとってしまう。
行動経済学を学ぶことで初めて主体性を取り戻すことができるのではないだろうか。
払ってはいけない【無知は罪。学びを止めるな。】
資産を減らす50の悪習慣についてまとめられた一冊。
詳細は上記の記事を参考にしていただきたいが、
現代は、「学ぶヒト」と「学ばないヒト」の格差が広がりつつある
という事実を理解するべき。
「お金がある」=「幸せ」とは限らないが、やはり「安心」の根源には「お金」が深く関係しているという事実は否定できない。
価値観はひとそれぞれだが、
・営業に勧められてなんとなく入った生命保険
・営業に勧められてなんとなく購入した新車(ディーラーのローン)
・対してデータを消費しないのに無駄に入っている大手携帯キャリア
などないでしょうか?
自分だけでなく、自分の親世代にも読んで欲しい一冊です。
捨てる。〜引き算する勇気〜【やらないことリスト>>>やることリスト】
「断捨離」について考え方をまとめている一冊。
この本では、「モノや情報」などの「見える世界の整理」をすることで、「不安や混乱」と言った「見えない世界の問題解決」に繋げようとしています。
「不安や混乱」の根源は眼に見える「モノや情報」にあります。
通販サイトやサブスクサービスが浸透している現代は、モノや情報を増やすことはいつでもできます。
自分が主体的に増やそうとしなくても、です。
しかし、捨てる、手放すといった行為は自動的にはできませんよね。
つまり、自ら行動して手放さない限りはモノや情報は増える一方です。
引き算することは勇気の問題です。
買えるモノであれば一度手放してみて、「何もない」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
渋沢栄一逆境を生き抜く言葉【Win-Winを追求せよ!】
明治、大正、昭和と日本経済の発展に大きく寄与された、渋沢栄一先生の逆境を生き抜く言葉が詰まった一冊。
論語と算盤とは、論語=道徳、算盤=経済、つまり、道徳と経済は両方成り立つという考え方。
経済の発展、つまりお金持ちになるためには、道徳、つまり正しいこと、世の中のためになることを追求しましょうと説いている。
お金儲けの話をタブー視しがちな日本人こそ論語と算盤の考え方を学んで欲しい。
禅、シンプル生活のすすめ【禅=ミニマリズム】
曹洞宗の僧侶である枡野 俊明氏が書かれた「心の洗い方」についてまとめられた一冊。
人と比べず、いらないモノを捨て、自分にないモノを求めないといった私自身のミニマリストの価値観にピッタリ当てはまった書籍。
忙しい現代人にこそ自分を見つめ直すきっかけになる本。
まとめ
今回は、私が読んで良かった書籍についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
ミニマリスト、節約系の本がメインでしたが、どれも万人にお勧めしたい書籍です。
しかし、インプット(読書)だけではノウハウコレクターになるだけで人生は変わりません。
アウトプット(行動)してこそ好転していきます。
まずは、読んだ本の感想をSNSに投稿してみるなど些細なことから行動してみてはいかがでしょうか?