変な家 -雨穴-
マンガアプリで「変な家」のコミカライズ版の試し読みを手に取りました。その試し読みが予想外に面白く、続きが気になり、原作を購入することにしました。
この本の最大の魅力は、典型的な「事件が物語を推進する」方式を取らず、独自の流れで物語が展開する点にあります。一般的には、呪われた物件が舞台となり、そこで起こる超自然的な現象を探求するというパターンが多い中、この作品では異なるアプローチを見せています。
特に、霊的な要素が一切登場しないため、物語全体を通じて、人間自身の持つ不気味さや恐怖が深く印象に残ります。これは、一般的なホラー作品とは一線を画す点であり、読み手に新鮮な恐怖を提供します。
さらに、今週の15日にはこの作品の映画が公開される予定です。映画に興味がある方は、映画鑑賞後に原作を読むと、また違った楽しみ方ができるかもしれません。
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