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天然肌断食

今日は美容の話。
美容って手軽にモチベーションが上がるしいいですよね。
中学生のとき、美容に凝っていた一回り年上の姉に「なんでスキンケアをそんなにちゃんとやっているの?」と質問したことがある。
すると「自分に酔うためよ」とはっきり答えが返ってきた。
人は自分のために美容をするのだと初めて知った瞬間。

そんな私は今、スキンケアもメイクもあまりしていない。出かけたりするときは日焼け止め、パウダー、アイブロウ、リップだけ。工程は少ないけどちょっとだけ顔がはっきりするだけでテンションが上がる。

20代前半くらいまでは艶肌だの上向きまつげだの、一応は流行りに乗ったメイクをしていたけど、当時から化粧水や乳液などの顔や手が妙にしっとりするものが苦手で、メイク落としと洗顔後も必要がなければ特に何も手入れをしないことが多かった。
たまに「このままでは女子力が…!!」みたいな気分になって急に毎日朝晩化粧水をつける日々もあるけれど、やっぱりしっとりするのは苦手だし、面倒くさいしと段々やらなくなり、ナチュラルに肌断食してるような人だった。
そしてそのまま38歳の今に至る。

特にトラブルになったことはないので自分には合っているんだろうと思う。
もちろん何をトラブルと捉えるかは人それぞれなので、私が気にしないタイプというだけかもしれない。肌荒れはほぼしないけど、アウトドア効果で頬にシミはあるし。

ちゃんとお手入れをして美容医療もバンバンやってすんごいピカピカのお肌にも興味はあれど、どちらかといえば必要な時にほんのちょっとだけモチベーションが上がる程度のメイクをして、そして家に帰ってきたらスッピンに戻って肌を休ませてあげる、それくらいが私にとっての楽で心地よい美容なんだろう。
でも肌に気を遣うことで得られるポテンシャルを知りたいという興味があるのも事実で、そういうことに全力投球できる人が少しだけ羨ましいと思うことも多い最近。

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