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【内定より大切!】就活でメンタル不調になったオタクが語る、メンタルヘルスの守り方PART2

前回に引き続き、
就活におけるメンタルの守り方について
お話しします。

PART1はこちら。
今回と両方併せてよろしくお願いします。

今回は主に
・頼ってはいけないもの
・視野の広げ方

を解説します。

就活以外の場でも
役立てるものばかりですので、
就活生の方でも
そうでない方でも
ぜひ、ご一読をお願いします。


メンタルのために避けるべきもの

前回お話したように、
就活ではとにかく
色々な人やモノ、サービスに
頼ることが不可欠です。

一方で、頼るべきではないもの、
してはいけないこともあります。
特に、メンタルを守るという観点では
就活でよくある行動や
人気ある就活インフルエンサーの意見なども
避けたほうがいい場合があります。

例えば、就活ブログなどでは
就活サービスやエージェントの
複数同時利用が推奨されています。
しかし、過度なマルチタスクや
詰め込みすぎたスケジュールは
生活を就活一色に染めてしまい、
心身の余裕を著しく奪います。

やはり、就活サービスは
むやみやたらに登録して使い分けるより、
使いやすいものだけに
絞るほうがよいでしょう。

マトモで安定した企業なら、
複数のサービスで求人を出している
ことは当たり前
です。
「このサービスじゃなきゃ入れない」
という企業は案外なく、
あったとしても財政的に余裕のない企業の
可能性もあります。
(ただし、企業のホームページから
 直接応募する場合なら話は別)

また、SNSや人気ブログ、
ニュースサイト等には
過度に不安を煽るような発信が多く、
かえって焦りや緊張が悪化する
恐れがあります。

「自分は余裕で大手〇社内定とった~」だの
「○○業界や△△職、◇◇社に入るヤツは~」
といった、マウンティングや差別的な発言も
不必要に感情を揺さぶってきます。

困ったことに、
就活界隈の人気インフルエンサーは
決まって内定獲得数や
仕事でのキラキラした活躍、
ゴージャスな私生活などを
ことさらに自慢したがります…
あんな態度で本当に
就活生に寄り添おうとしているのか、
甚だ疑問です。

そのような状況を顧みると、
メンタルが不安定なときは
SNSでも就活や仕事に関する投稿を
シャットアウトするか、
いっそ利用を停止したほうがよいでしょう。
そんな情報、知らなくても生きていけます。
今の世の中、タダでさえ
情報が過剰だから、
むしろ入ってくる量を
減らしてもいいくらい。

また、
「ホワイト企業○○選」とか
「学生に人気の企業ランキング」といった
よく分からん基準で特定の企業の名前を
リストアップするやつも危ないです。

なぜなら、
「この企業に入れなかったら自分はダメ人間だ」
「あの企業に落ちた自分はもうおしまいだ」
というネガティブな思い込みに
陥る恐れがある
からです。
実際、私もこの手のランキングに
載っていたマ●ニカや
N●T東日本に応募して
ESは通過したのですが、
一次面接で落とされて萎えました。

そもそも、この手のランキングに
載るような企業というのは
倍率が高くなりやすいです。
つまり、せっかく応募しても
落とされる確率が非常に高く、
貴重な時間と労力を
必要以上に費やしてしまうでしょう。

このように、
世間やメディアはあの手この手で
不安を抱く就活生を
さらに苦しめて視野狭窄に陥れ、
隙あらば搾取しようとします。

視野を広げるということ


こうした世間のよこしまな動きに
流されないためには、
就活の失敗談や
就職以外の生き方など、
就職という社会のレールを
外れた人生を知ることが不可欠です。

実際、インターネットには
そのような人生を歩んだ人の発信も多いです。
noteでも探せばたくさんありますし、
中には就職以外で生きていく方法を
教えてくれる人もいます。

ただ、私は実際に書店や図書館を
訪れることをおすすめします。

ネットの情報はデマも多いうえ、
検索エンジンなどのアルゴリズムは
こちらの意図とは無関係に
情報を偏らせることもある
からです。
インターネット自体の中毒性も問題で、
それこそ視野狭窄になってしまいます。
また、個人的な体感ですが、
人生を豊かにする出会いや
意外な発見というのは
本棚からもたらされることが多い
です。

そもそも、
書籍というものは
ネット上に無作為に溢れる
投稿とは異なり、
執筆や出版にかなりの
手間や労力、費用がかかっています。
このことを踏まえると、
社会のレールから外れた人や
社会的マイノリティの人による
書籍には大きな意義があるといえます。

その意義とは、
第一に出版社による
編集や校閲などを経て、
内容に権威が与えられているという点です。
第二に、どのような人生であっても
世界は受け入れてくれることを
証明している
という点です。
こうした意義をアタマに入れて
読むだけでも、
その本は人生に大きな役割を
果たすでしょう。

もっとも、書籍を探す際にも
注意点があります。
圧倒的な成功を収めた人物の
伝記や体験談、ビジネス本などは
避けたほうがよいでしょう。
理屈では分かっていても、
人間の脳はどうしても
他者と比較したり、
世間の目を気にしたりと
ネガティブに陥るからです。

実体験に基づく解説

今回も、ここからは
上記の内容の詳細について、
私の実体験も踏まえながら、赤裸々に綴っていきます。

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