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カウンセリング記録 2ヶ月目 ~復職に向けて~

以下で、休職前にまとめた困りごとについて、いつも通っているカウンセラーの方に見せて、一緒に対策を考えてもらったので、その内容を共有します!


原因と対策

①集中力不足

仮説1 集中力が足りなかったから
→これはあるね。完全に。睡眠不足だったし、チャットがきたらそこで集中力が切れるし。ADHDの特性もあると思うけど、そもそも万全な体調で挑めていなかったのもある

ADHD事務職の私が当時困っていたこと(Sasumo)

これについては原因がはっきりしていて、1つはADHDによる特性のもので、作業中にあれこれ別のことを考えてしまったり、気が散るものによります。これは、薬(ストラテラのジェネリック版:アトモキセチン)で改善を期待しています。こちらの効果についても、今度記事にします!

2つ目は、睡眠不足によるものです。当時は大体朝の3時から5時に寝て、8時から9時位に起きていました。また、特に繁忙期は緊張もあり、実際は寝るというよりは、目をつぶっているうちに朝が来るという感覚に近く、あまり寝た感じがしませんでした。
今は休職しゆっくり休んだことにより、規則正しい生活を送れており、睡眠もよくとれいます。これを復職後も継続することがポイントだなと思いました。

まとめると、こちらは薬と規則正しい生活によって、集中力を保とうということになりました。

②些細な点を追求しすぎる

仮説2 気にする必要のないところまで、こだわっていたから
→これが一番かもしれない。例えば、なぜか数字が合わないとかあると、なぜ?なぜなの?と考えていた。もうこれは、どんなに時間がかかろうともあらゆる可能性を考えて追及していた。トレジャーハンターのように夢中だった気がする。笑 そしたらあっという間に2時間とか3時間経っているんだよね。しかもその結果、解決しないこともあった。

ADHD事務職の私が当時困っていたこと(Sasumo)

これについてカウンセラーさんからは、普通の人がたどり着かない点まで追求できることは才能とのこと。ですが、今の仕事はマルチタスクが求められるため、このままでは困るので改善していくことになりました。

私の場合、これは仕事の全体像が見えていないことが原因と考えられるため、カウンセラーさんからの提案は、以下でした。
①仕事の優先順位をつける、②それを付箋など見えるところに貼っておく。
ポイントは、デジタルツールではなく、付箋なところです。

以前、私はTodoリストなどデジタルで管理していたのですが、これの欠点は自分で見に行かないといけない点です。
そう、これがマジで苦手でした。特にトレジャーハンターになっているときは尚更です。お宝があるかもしれないってときに、Todoリストなんてつまらないものを見に行くはずがないです(笑)

なので、今後は付箋で実際に書いて、PCの横に貼るようにします。これなら、嫌でも目に入るので、次のタスクのことを忘れて、些細な点に余分な時間をかけすぎることを防げそうだなと思いました。

③時間把握能力不足

仮説3どの位の時間でやるべきか分かっていない、決めていなかったから
仮説2に連動していますね。気になることがあれば、時間を気にせず(頭の中では、気にしなきゃと思ってあと少しだけ、あと少しだけ・・・で時間がたっている)、とことん調べていたもんね。ダメだねw

仮説4周りに正しい想定時間を伝えられていなかったから
単純にタスク表の時間が間違っている場合もあったと思います。特にうちの会社はベンチャーで仕事は日々変化していたのに、私はみんなが参考にしている(ということは後から知ったがw)、想定時間を修正していませんでした。例えば、本当は60分かかる仕事を15分とタスク表には記載している感じです。そりゃあ周りと認識の齟齬が生まれます。

ADHD事務職の私が当時困っていたこと(Sasumo)

③と④については、時間把握系ですね。これはまず、私はあらゆることについて、大体どの位時間が掛かるのか分かっていないこと原因ではないかとなりました。
なので、試しに生活のあらゆる時間を測って、感覚を身に着けようということになりました。例えば、お風呂に入っている時間、メイクの時間等です。これによって、時間を見る癖と、時間感覚を体で覚えていこうとなりました。この結果も面白そうなので、今度記事にします!

④タスク管理

仮説1 そもそも、そのタスクを把握できていない、忘れる。
タスク表に書かれているタスクはあくまで定例業務です。そのほかにも、イレギュラーで仕事は降ってきますが、私はこの仕事の抜け漏れが多かったです。その原因の1つは、メールやチャットを見落とす。読んでメモをするのを忘れる。メモはするけど、メモした後に見返さない。記憶もなくなる。

ADHD事務職の私が当時困っていたこと(Sasumo)

これは、もう努力するしかないとのことでした。ただ、努力の方向性としては、「気合」ではなく、細かい設定などを怠らず、ITを駆使してくださいとのことでした。例えば、私はなぜかメールの通知がデスクトップに表示されない現象が起きていたのですが、しばらく放置していました。その結果、メールに気づくのがかなり遅くなり、初動が遅れがちという事象がありました。(ちょっと設定いじっても直らなかったから放置していました。。。。)他にもapplewatchやOutlookを使って、色々工夫できるとことはありそうなので、これも今後調べて記事にしたいと思います。

⑤後回しぐせ

仮説2 手を付けるのが遅い。
大体10分くらいで終わると思った仕事がやってみたら、あれ意外と時間がかかる・・・終わらないということが多かったです。また、これ誰かに依頼しないといけないとギリギリで気付いて、短納期で依頼することもありました。

ADHD事務職の私が当時困っていたこと(Sasumo)

これは休職前にも分かっていたけど、できなかったことです。いくら早くやったほうがいいって分かっていても、ついつい後回しにしてしまうんですよね~~~~。カウンセラーさんにも「Sasumo様・・・・そうはいっても仕事なんですよ・・・!!」と苦言を呈されてしまいましたw

でも、そんなことを言われてもできないんだものヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノ!とふてくされていたら、カウンセラーさんも分かってくれたようで(なぜか上から笑)、「では、とにかくワクワクするような設定を考えてみてください。」とのことでした。

私の脳はとにかく「やりたくないこと」にとても弱いとのこと。感覚でいうと、普通の人がひょいっとジャンプして超えられるようなハードルでも、私は、ものすごーーーく高い壁になってしまい、後回しにしてしまうそうです。

なので「やりたくないこと」ではなく、「やりたいこと」に変換が大事です。カウンセラーさんからは例えば、「○○が終わったらケーキを食べていい」などご褒美形式にするなどでした。つまり自分で目の前にニンジンを置いて、追うスタイルを作り上げていこうとなりました。

まとめ

これらの相談を1時間で行いました。(実際は遅刻して40分)
結果、相談してよかったなーと思います。対策としては地味なものが多いですが、専門家からの意見をもらえること、自分では気づかない視点のアドバイスをいただけること、後一番は、一緒に考えてくれる人がいると、一人で考えた時よりもやる気がでます。

例えば、最後のご褒美形式はいいアイディアだと思うのですが、私は自分に甘々なので、達成できなくてもご褒美をあげてしまうので、あまり効果を発揮しません。これも正直にカウンセラーさんに言ったところ、では「自分で作ったルールを守れたかどうかを私に報告するのはどうですか」と提案がありました。(守れなくても全然よいからとにかく報告すること)
それなら、とりあえずやってみようかなと思いました!

こんな感じで、一人ではできない部分を補助してもらえる点もカウンセリングのいいところだなと思いました。対策の結果や過程はまた記事するので、ぜひ読んでくださいー!





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