私は看護師的にはセミFIREだなと思えるわけ
明日は娘の小学校が振りかえ休日でお休みなので、私と娘、2人だけでディズニーに行ってきます。
娘の休みに自分も合わせて仕事を休みにして、休暇をとれること、とても幸せだと感じています。
よくよく考えてみたら、こうして自分や家族の都合に合わせて仕事を調整できている今の働き方は、看護師として働きながらも、かなりストレスフリーに働けているなと感じています。
そんなわけで、私が看護師として働きながらも、シフト面では思い通りに調整でき、なおかつ、収入は減らさない働き方をどうやって確保しているかをお話したいと思います。
パートと単発仕事の合わせ技でシフトを調整
今の働き方で定着してからもう1年以上経過しています。それ以前はコロナバブルで看護師の時給が3000円みたいな状態だったので、水商売のようにちょっと働けばかっつり稼げていた時代なのであまり参考にはならず。
なので、コロナバブルが終わってなおかつ、自分で納得のいく収入と働き方ができるようになってからのお話です。
気づけば複数の職場で働く今の働き方になってからもう1年半以上経過しており、その間、定期的な仕事をやめたいと思ったことは一度もなかったので、かなり恵まれた職場を確保できていると言えます。
どんな働き方かと言いますと、
①週2回のデイサービス仕事
要介護度の低めのデイサービスで、元気な高齢者が多く、イベント多めの施設なので、お年寄りとの会話にも日々癒され、精神的にも穏やかに仕事をさせてもらっています。
デイサービスは日中だけのサービスのため、就労時間も短い。私は9:30~17:00という時間だけの仕事なので、子どもを送り出してから出社できるのもいい。家から5分の立地のデイサービスなので、小学校の読み聞かせボランティア(8:20~8:30)をしてから出勤する、ということも可能。
できるだけ長く働きたいなと考えている職場。
②月に4回のサ高住の夜勤仕事
月に4~5回だけ、定期的に夜勤専門の看護師バイトをしています。
サ高住という施設形態をご存じでしょうか?
老人ホームと違い、基本的に自立した高齢者を対象とした施設で、24時間に1回の割合で安否確認をしてもらえる、その他施設によって食事の提供やケアサポートをしてもらえるなど、一人暮らしは心配、という方や家族の方に需要のある施設形態。
私が働いているところでは、実際には看護業務は発生しておらず、基本的には夜間の施設管理やフロント業務の代理のみ。
要するに、緊急対応がなければ「いるだけ」ということ。
たまに訪問看護のような業務が発生することもあるけれど、一般的な老人ホームの看護業務に比べるとかなり仕事は少な目です。
FIREしたい仕事がもし週1回、月数回だけでよければ続けたいか?
ですが、私はあえてそのどちらの仕事もフルタイムの仕事にはしていません。
なぜか??
どんな仕事も、毎日となると、飽きがくるし、人間関係が固定して息が詰まるからです。
毎日毎日同じ仕事、というのが私はどうにも苦手。
仕事内容と、職種にもよると思いますが、「早くリタイアしたいほど辞めたい仕事」がもしあったとして、その仕事が週に1回2回、あるいは月に1度、数回だけなら、続けたいか?続けられるか?
今の私の仕事だって、週5回とか、夜勤だけでなく、日勤も含めてフルタイムだったとしたら、私は続けたいとは思いません。
あくまで、「たまにしか行かない職場」だからこそ、職場に縛られることなく、細かいことには目をつぶって、「まあ、たまにしかこないからいいか」と楽観的に働けているわけです。
裏を返せば、早く辞めたいと思っている仕事があるとしたら、その多くは、毎日フルタイム、人生の多くの時間をその仕事に当てないといけないからではないでしょうか?
福利厚生はバッサリ捨てて、ラクに働けることを重視
今まで、私がつらい、やめたい、と思ってきた仕事は、よくよく考えたら、正社員の仕事ばかりでした。
仕事内容もさることながら、フルタイムという働き方が私にはフィットしていなかったのです。
それが、コロナ禍で時給がいいバイトをするようになってから、派遣の仕事とあれこれかけもちするようになったり、コロナ禍のコールセンターの仕事で、いろんな働き方をしている看護師さんにたくさん会い、こんな自由な働き方もあるんだな、と知ったことが、今の働き方につながっています。
福利厚生やボーナスはないけれど、その分煩わしい会議や評価を気にしてやりたくない仕事も積極的にやる、などしなくてよくなりました。
そして、定期的なパート仕事と、単発のバイトを組み合わせて働くことで、自分が休みを多くとりたい夏休みや年末年始は連続で休み、働ける月は多めに働く、など調整できるように。
仕事がつまっていたとしても、「自分自身で調整している」と思えると、それほど苦痛ではありません。
もちろん、いいことばかりではないけれど、1年半以上この働き方を苦も無くキープできているということは、いまの私の生活に合っているという裏付けだと思います。
「嫌な仕事からは卒業できた」という理由で看護師的にはFIREしたと考える
以上のような理由から、私は「明日仕事いやだなあ」という仕事はほぼなくなっており、嫌な仕事がないということは、看護師という仕事をしつつも、「そこから逃げたい」という状態ではないので、セミFIREと言えなくもないなと思っています。
収入面ではかなり依存しているけれど、それも一つの職場に依存しているわけではないので、辞めたいなと思ったらすぐに辞められる状態はキープしています。
個人的には、そして、多くの普通に働く人にとっては、若いうちにFIREすることよりも大切で目指すべきは、嫌な仕事からは早く離脱して、少なくとも「定年まで(元気なうち)は続けてもいいかな」と思える仕事を続けることではないかな、と思うからです。
より少なく働き発信業や暮らしに割く時間を増やしていく
今のもっぱらの目標は、暮らしを見直し、看護師仕事の時間を疲れが残らない程度に少なくしていくこと。
そのために、物を断捨離し、家計管理をして、お金を使わずにすむところを見直していく、そんなことをやりなおしているところ。
こうして見直していくと、私は家の中がごちゃついていると気持ちもざわざわして、家族との余暇を楽しんだとしても、疲れてしまうことがわかりました。
そのため、予定は詰め込み過ぎず、人と会う機会も制限し、家のリセットをこまめにできたり、食事の準備を滞らせないこと、自分にとって大切な要素だと感じています。
なので、仕事も見直し中で、よりコンパクトに暮らしながら支出を減らし、その分仕事を詰め過ぎず、家仕事がおろそかにならないよう、調整していくことが今の目標です。
そうやって、うまく家のことが回るようになったら、発信業にも力を入れていきたいです。