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シマエナガ、フランス人形を練習する
私には4人の子どもがいて、40歳で産んだ末っ子は初めての女の子。
現在小学一年生。
クラスでは一番背が低い。
お姉さんのように大きな同級生からは「赤ちゃんみたい」と愛でられ、
喜んでいる。
大学生、高校生、中学生の大きなお兄さん3人に囲まれている娘。
我が家ではいつも、小鳥さんとか、ひな鳥とか呼ばれている。
そんな小さな娘を、娘が大好きな「シマエナガ」にたとえて、娘との小さな日常生活を綴っています。
シマエナガは週に一度、ピアノを習っている。
先生は、藝大出身の、若くてかわいい先生だ。
先生自身も、フルート奏者として現役で活動されているため、
忙しく、土曜日に月2回~3回だけ、
空いている先生の予定に合わせてレッスンを受けている。
この先生との相性が抜群で、
先生はやさしくて、かわいくて、ほめ上手で、
でも粘り強く教えてくれる。
まだ習い始めて数か月だけれど、
ピアノの発表会をするので、曲選びをすることに。
3曲先生が弾いてくれて、
その中からシマエナガが自分で選ぶ、というやり方だった。
シマエナガが選んだのは、
ギロックの「フランス人形」という曲。
「この曲が自分っぽい」と思ったらしい。
まだ両手で弾けるようになったばかりのシマエナガに、
この曲が弾けるのだろうか、と最初は心配だったのだけど、
家で練習を始めたら、
急にどんどん曲を覚えて弾けるようになって驚いた。
まだ楽譜をみてその音符をがどの鍵盤に対応しているか、
わからないことも多いし、
シャープやフラットもわからないことも多い。
でも、先生が実際に弾いてきかせてくれたからだろう、
自分もその曲の雰囲気をだそうとゆっくり弾いたり、
速めに弾いたり、静かに弾いたり、といったところを、
自然と表現しようとしているようだ。
発表会本番まで、
どこまで自分の曲として完成できるのか、
私自身、たのしみである。
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