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ミニうさ
2024年1月24日 16:12
「ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃない。」それが死んでからの第一声。気付いたら、この世とオサラバしていた。今でいうと『あの世』になるのか?いずれにせよ、私は死んでいた。幽霊ってやつになっていた。棺に入った自分を上から見下ろすと、死化粧が思いのほか似合っていた。むしろ生きているときより顔色がいい。ただ口紅の色が好みとは違った。そりゃ化粧する人が私の好みを知って