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ミニ四駆における三段山スロープのコース攻略~美しく走るために~

これを真面目に研究した文献はまだないように感じるので、ちょっと書いてみます。

該当するのが、今のヨドバシ梅田のコース。割りと鬼畜だと思うんです。

右コーナー→三段山→下り→ストレート1枚→下り→ストレート1枚→右コーナー

久しぶりに行ってよくわかったのは、ここに毎週通っているであろう常連を含め、綺麗に再現性高くクリアできている人がいない、ということ。

チューン系で飛ばさずクリア、あるいは
ブレーキガチガチに固めて飛ばさずクリアしてる人はちらほらいるし、ツイッターでも見かけるんだけど、スピードを出しきれていない、というデメリットが大きい、と感じてしまう。完走重視ではあるんだけど、美しくない。

ここ最近おじゃぷろ氏が提言している、飛魚に近い線形で飛べればベスト。

飛魚姿勢を目指すなか、いくつか検証でわかったのは、

①フロントブレーキは強くしすぎない。
→これは、つっかえて前転してしまうリスクと、三段山でブレーキが掛かりすぎて、そもそも飛魚姿勢にならない、という考えから。
対策としては、ブレーキ厚を薄くしてブレーキの接地面を減らすか、タミテで接地面を調整する方法がある。極論でいえば、フロントはブレーキがなくてもいける可能性はある。

②リヤを引きずり過ぎない
→リヤを引きずると、頭上がりの姿勢になり、飛んだとしても、いわゆる、魚が淀川で頭から飛び上がっているような、カッコ悪いしせいで、着地後も跳ねやすい。具体的な対策は、リヤのブレーキ調整と、リヤのマスダン調整。
リヤのマスダンが重ければ、リヤがひきずられてしまう。故に、リヤ側は最低限のマスダン搭載にしたい。ブレーキは白色よりは青色。
あと、リヤローラーが最後まで食い付き過ぎると、それも挙動に支障を来すので、あまりリヤを後ろに伸ばしすぎないこと。

③アンダーローラーは少し径を小さく噛みつかせる
→飛び姿勢を綺麗にしたところで、つぎに待ち受けるのが、コース内に如何にインするか。これが難しい。ヨドバシ梅田を見ていても、2枚目のストレートに収まらないマシン多数。
ここで有効なアイテムがアンダーローラー。標準で8-9ローラーを逆付けした場合、アンダーローラーに最適なのは8.5mmのベアリングローラー。

標準径よりも径を少しだけ小さくすることで軌道上のコースをターゲットとして捉えやすくなる。
ここで、アンダーローラーの径が小さすぎるとコースに食いつかない。例えば、8.3mm径のものは、少し小さすぎ、コースに触れるタイミングが遅れる。さらに、食い付きの観点でいうと、8.3mmは角にRがかかっているため、8.5mmローラーの方がいい。8.5mmローラーは角があるので食いつきやすい。

実際に走らせると、この8.5mmローラーがコース壁に触れた瞬間に車体がコースにねじ込まれるのが挙動として良くわかる。

13mmローラーならテーパータイプを活用するといいのかもしれないが、これは未検証。

他にも、クリアに必要なファクターはあるとは思いますが、まずは最重要な3点を押さえました!
もう少し、研究要、補足データほしいな。

ではでは~◎

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