ミニ四駆とよーぐるとカフェ

2023年10月からリニューアルして書いてみる、ミニ四駆備忘録。(旧よーぐると部長no…

ミニ四駆とよーぐるとカフェ

2023年10月からリニューアルして書いてみる、ミニ四駆備忘録。(旧よーぐると部長note)

最近の記事

(ミニ四駆)スラスト抜けを許さない複合セクション

①登りスロープ→②ジャンプ→③バンク だったり、 ①バンク登りコーナー→②ロングストレート→③バンク下りコーナー、など、 これら複合セクションを苦手とするセッティング、それはスラスト抜けです。 スラスト抜けても走るよ、速いよってのは、まず基本ができていません(自分への戒めで問いかけてます笑)。 フロントが0°以下スラストの場合、およそ上記③のセクションにさしかかったタイミングでコースに弾かれるなり、すっぽぬけのような事象が見られます。 欲張って、スラスト抜いてピーキーな

    • スロープで低くジャンプするためにスロープ進入時のシチュエーションを考えることが重要な話

      スロープで低く飛ぶために、の話をしたくて、書いちゃいました。 ひとくちにスロープといっても、実はスロープにはいくつか種類があるのは周知かと思います。登りスロープ、下りスロープ、、、 大きくはこの分類なのですが、今回はスロープ進入時のシチュエーションについて考えたいと思います。 スロープ進入時のシチュエーションは、大き以下の3つかと思います。 ①ストレートからのスロープ進入 ②コーナー直のスロープ進入 ③レーン毎のスロープ進入 他にバンクからのスロープ進入なんてのもありま

      • (ミニ四駆)マシン試走~ギヤ固定することなかれ~

        前後プラリンなら速いに決まっている。 と意気揚々に近くのスーラジに平日の有給休みで行きました。 早速マシンを試走したところ、何かおかしい。何かもっさり、何か、空回りしている。 これは、ギヤが欠けている? そう思ってギヤ周りを確認しても異常なし。 Aパーツの抑えが割れている、もしくは、シャーシそのものが劣化している? まずいまずいまずいまずい。 こんなことで貴重な平日休みを無駄にするわけにはいかない。 Aパーツでもシャーシでもない。 もしかして。。。 クラウンギヤ

        • 前後プラリンでミニ四駆の姿勢制御する

          今回は姿勢制御に特化したセッティングの考え方でマシンのベースを作ってみました。マイマシンの現状と方向性も兼ねて備忘録を残します。 ベースはこちらです。 ●ベースシャーシ FM-A ●フロント AT2軸リジットバンパー 上段17mmゴムリングローラー 中段19-19ダブルプラローラー 下段17mmテーパーローラー ●リア AT2軸リジットバンパー 上段19-19ダブルプラローラー 下段17mmプラローラー ●その他 電池ホルダー兼キャッチャーテール フロント青2mmブ

        (ミニ四駆)スラスト抜けを許さない複合セクション

          (ミニ四駆)スロープ攻略のためのノーブレーキシステム開発①

          現代ミニ四駆の最大の鬼門であり、ハードルを上げているのが、スロープセクション。 これの攻略をいかにするか、これが楽しくもあり、現代ミニ四駆の醍醐味で、それらをクリアするために、マスダンパーや提灯、ヒクオ等が開発され、現代ミニ四駆の形が生まれた。また、消耗品ではあるが、ブレーキスポンジの活用も必須となっている。 真っ直ぐにしか進まないマシンをスピードと安定性のバランスをとりながら、どのように作り上げるか、模索するのは、楽しい。 ただ、そのマシン作成、コース攻略において、私個

          (ミニ四駆)スロープ攻略のためのノーブレーキシステム開発①

          (ミニ四駆)FMAの電池カバーをキャッチャーでお手軽作製

          こんにちは。 FMAの電池カバー、そのままだと硬い。 スーパー1シャーシのカバーは手に入りにくい。 でも、シャーシを柔らかくしたい、かつ、お手軽に。 良いアイデアあります。 じゃん! キャッチャーで電池を抑え込むだけ。 スタビでお手軽に着脱。 テールはおまけ。 キャッチャーのカットで電池をカバーする範囲は調節可能。 ほどよく伸縮して、シャーシもしなやか。 良きですね!

          (ミニ四駆)FMAの電池カバーをキャッチャーでお手軽作製

          片軸やるならFM-A

          いまさらなんですが、FM-Aで頑張ろう思います。 VZシャーシを正転、逆転、また、正転、と何度もそれぞれ試してみて、確かにホイールベースが短いとか、軽いとか、メリットはあり、触るのも楽しいのだけど、それよりなにより、圧倒的に駆動に悩むことが多く、それに時間を割く時間がもったいない、と考えたからです。 VZシャーシを経験したあとに、FMAを触ると分かるのですが、ギヤのトラブルが超がつくほど少ないのです。 ギヤのトラブルが少ないということは、それ以外のことに時間を割けるとい

          片軸シャーシのギヤ駆動の考え方

          ギヤの左右のブレと縦のブレどっちが大事か。 速度に直結、という意味では縦のブレ。 ギヤの噛み合わせを想像すれば、分かりやすいことで、例えばホイールシャフトの軸受けベアリングを使いふるしたPOMにすると、縦ブレが酷く、クラウンとペラシャ、スパーとカウンターギヤとの噛み合わせに影響がでる。 ペラシャを抑えるギヤカバーやシャーシそのものが磨耗していれば、ペラシャが縦に暴れ、クラウンとの噛み合わせに影響がでる。 他にもカウンターギヤが水平にセットされているか、とか、キリがない

          片軸シャーシのギヤ駆動の考え方

          VZシャーシ色ごとの違い

          すみません、すごく感覚的な話なのですが、 VZシャーシは色によって、カウンターギヤ、カウンターシャフトを設置する幅が違うような気がしてならないのです(トップの画像の箇所です)。 この間、2番金型で水色シャーシ、イエローシャーシを使っており、その際、水色カウンターギヤに、HGボールベアリングを入れて、位置調整でPOMスペーサーを入れていました。 つい先日、そろそろVZシャーシの在庫がないな、、カラーシャーシはほぼ流通してないし、何かないかな、と家電量販店を彷徨っていたところ

          ピンククラウンとカーボンクラウン、結局どっちが良いの?(ミニ四駆)

          ピンククラウンとカーボンクラウン、どちらがいいの? 速さの観点とメンテナンス性の観点、あるかと思います。 今回はメンテナンス性の観点から話をしたいと思います。 ピンククラウンは、歯が欠けやすい、メンテナンスが面倒と思われがちだけど、例えば、VZシャーシで普通に駆動系を「無加工」で扱ったとして、なんやかんやで1日は持ちます。 で、1日も遊ぶとギヤの穴も広がってきて、再加速等の蹴り足にも影響が出るので、交換が必要になる。 つまり、ピンククラウンを使うのであれば、少なくとも

          ピンククラウンとカーボンクラウン、結局どっちが良いの?(ミニ四駆)

          提灯基部をヒンジ式にする理由、ヒンジ式の有用性(ミニ四駆)

          こんにちは。 突然ですが、好きな提灯のタイプは何ですか? カーボンやFRPで組継ぎするのが一般的かと思いますが、私はヒンジ+キャッチャーのハイブリッド提灯を採用しています。 基部はヒンジ式。 ヒンジ式の良いところはなんと言っても、開度調整の自由度が高いこと。加えて、左右のブレが少ないことです。 通常の提灯は、ビスを支柱にしてプレートの穴(もしくはハトメの穴)を通すため、どうしても左右ブレが生じてしまいがちで、なんらかのブレ対策が必要です。 一方で、ヒンジ式提灯は、デ

          提灯基部をヒンジ式にする理由、ヒンジ式の有用性(ミニ四駆)

          アルミホイールで目指す100グラム以下の世界(ミニ四駆)

          VZシャーシの良さは機敏で軽快、クイックな走り。 アルミホイールの良さは、精度の良さ、ジャイロ効果、ホイールの歪み度が低い。 VZシャーシの良さを活かそうとすると、アルミホイールは邪魔しがちなのだけど、なんとかアルミホイールを履かせたい。 これはこだわりの部分。 で、攻めに攻めてなんとかできました↓ 100グラムを切るアルミホイール装着VZシャーシのマシン。ボディはフェスタジョーヌ。 マスダンは最軽量のものを使用しているのだけど、何回か検証するなかで、ボディ全体でシ

          アルミホイールで目指す100グラム以下の世界(ミニ四駆)

          スロープ→バンクカーブを観察してみた(ミニ四駆)

          前回に続き観察してみたシリーズです。 スロープ→バンクカーブの攻略の一助になればと思います。 今回は、お初のヨドバシ梅田の新レイアウトが舞台。 ほぼ平面のコースなので、試走と思ってノーブレで突っ込みます。の様子です。 では、みていきましょう。 まずは、2段山を良い感じに、車体は提灯が開いて水平に飛んでいます。 パッと見は良い感じです。が、ここから問題が起こります。 意外に飛距離が伸びます。 そして滞空したまま真っ直ぐにバンクへと向かいます。左フロントバンパーがコース壁

          スロープ→バンクカーブを観察してみた(ミニ四駆)

          フロントアンダーローラーのコース復帰時の役割を観察してみた(ミニ四駆)

          以前、フロントアンダーローラーについて書いたことがあるのだけど、自宅コースで走らせて、その効果を確認するとやっぱりフロントアンダーローラーは必要だな、ってことを再認識する。 スロープ直後のマシン挙動をみてみましょう。 まずはスロープ飛び出し直後↓ このときはまっすぐ でもコーナー直後なので↓ 車体がコース外に逸れる ここでアンダーガードが頑張る↓ 逸れた車体をまずはアンダーガードでコースイン ここからフロントアンダーローラーの出番↓ フロントアンダーローラーがコース

          フロントアンダーローラーのコース復帰時の役割を観察してみた(ミニ四駆)

          自由自在な開度コントロールで非連動提灯を操る(ミニ四駆)

          非連動提灯で提灯をつくろうとするとき、連動提灯以上に、提灯の開度コントロールができるようにつくり込む必要がある。 ベーシックに、支柱にハトメで処理したカーボンプレートを通して提灯にしてもいいのだけど、私にはハトメの調整が難しい。具体的にはハトメの穴をうまいこと広げるテクニックがなくて、提灯がちゃんと開かない。 (これ、あるあるなのでは?) で、そんなときこそのヒンジ式(唐突!笑)。 ヒンジ式の提灯をつくると、これが凄く良いことに改めて気づかされる。 なにが良いかという

          自由自在な開度コントロールで非連動提灯を操る(ミニ四駆)

          非連動提灯の有用性について②(ミニ四駆)

          前回に続き、非連動提灯の有用性について書いていきたいと思います。 前回は主に連動提灯について、メリットデメリットを書きましたが、非連動提灯はというと。 まず、非連動提灯は当たり前なのですが、スラストに影響のない提灯ということ。 スラストに提灯が影響しない、ということは、提灯の役割がマシンの姿勢制御とマシンの制震にのみ寄与する、と読み替えることができる。 連動提灯のようにスラストに影響を及ぼさないので、一見すると、連動提灯の方が優れている、と思われがちだけど、そうではな

          非連動提灯の有用性について②(ミニ四駆)