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前後プラリンでミニ四駆の姿勢制御する

今回は姿勢制御に特化したセッティングの考え方でマシンのベースを作ってみました。マイマシンの現状と方向性も兼ねて備忘録を残します。

ベースはこちらです。

●ベースシャーシ
FM-A

●フロント
AT2軸リジットバンパー
上段17mmゴムリングローラー
中段19-19ダブルプラローラー
下段17mmテーパーローラー

●リア
AT2軸リジットバンパー
上段19-19ダブルプラローラー
下段17mmプラローラー

●その他
電池ホルダー兼キャッチャーテール
フロント青2mmブレーキ
フロント提灯(キャッチャーで切り出し)
アルミホイール
23.5mmローフリクション

特徴としては、フロントリアともリジットで、かつ、プラローラーをメインローラーにしている、という点です。

リジットにしている理由としては、概ね下記2点に集約されます。
①マシンの挙動をシンプルに観察したいから
②プラローラーをメインローラーにするので摩擦抵抗が少なくリジットと相乗効果を見込めるから

☆解説
●フロント
メインをプラリンにしていますが、ポイントは、アンダーローラーに17mmテーパーローラーを使用していることです。

このアンダーの17mmテーパーローラーは、乗り上げに寄与するのはもちろんですが、普段の走行時にはコースに触れず、スロープなどでコースのたわみが顕著な時に、強くコースに食い付き、車体の姿勢を強制してくれる、という狙いです。

ゴムリングローラーでもよかったのですが、コースインする際に、ゴムリングが外れるリスクと着地直後のコーナーセクションでの減速著しくやめました。その点、テーパーローラーは、17mmローラーの中でも一番エッジが立っており、姿勢強制に効果が高いといえますし、コース復帰にも寄与するため、下段ローラーに適しています。

最上段は、スタビ代わりのゴムリングローラーを採用しています。メインがプラリンのため、リスク回避として強力なものをつかっていますが、あくまで緊急回避用です。
下記の写真をみていただくと分かりやすいのですが、プラリンとゴムリングローラーの距離を3ミリスペーサー1つ分として、ある程度の傾きが生じた時だけゴムリングローラーがコースに触れるようにしています。
また、ゴムリングは13ミリ用を使用し、外れにくくしています。(ローラー径も少し小さくなります)

●リア
リアは添えるだけを意識しています。悪さをせず、マシンがスロープで飛び出す時に、左右方向を整え、上下方向を干渉しないようにセッティングしました。
特に、下段のローラーの食い付き具合で、姿勢が変わるので、プラリン、かつ、上段よりも径の小さいものをチョイスしています。

フロント、リアともコーナーでアウトリフトを誘発し、高速化を狙っています。キャッチャーで電池カバーを作製しているので、シャーシの柔らかさとの相性もあり、良いのではないかと思っています。

ただ、既存穴にフロント、リア同径ローラーを配置して、かつ、リジット、かつ、プラリンなので、揺さぶられや、ウェーブやコーナー直後のスロープでどう出るか。
フロントが102mmなので、理想はリア103~4mm。ここは今後調整するかもです。

あとは、これに、キャッチャーで、提灯をこしらえて、、、

提灯基部を少し高くし、オーバーヘッドさせ、左右のブレは湯呑みスタビで防止しています。
私のマシンのコンセプトとして、シンプルに誰でもできる、とありまして、FM車は提灯が難しいので、これならどうかな、と。
あまり高さは感じず、揺さぶられもほとんどなし、軽くて、しなやかで割りといい感じです。

ただ、ボディがね。

ムズい。

一旦、海の魚をモチーフにラウディブールの一部を提灯後方に配置し、提灯の全長を伸ばしていますが、これだけではボディが小さ過ぎな気もするので、メイン部分をどうのせるかが課題です。

ボディを考えつつ、走らせにいきたいと思います。

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