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【イベント報告】『安部公房』刊行記念トークセッション 鳥羽耕史×石井岳龍(10月1日@ジュンク堂書店池袋本店)

『安部公房 消しゴムで書く』刊行記念 安部公房生誕100年企画 3回連続トークセッション ABE工房(KOBO)への誘い 第一弾「映画篇」


10月1日ジュンク堂書店池袋本店にて、『安部公房 消しゴムで書く』の刊行を記念いたしまして、著者の鳥羽耕史先生と、映画「箱男」の監督である石井岳龍監督のトークセッションが行われました。

『ABE工房(KOBO)への誘い 第一弾「映画篇」』ということで、安部公房が関わった映画やTVドラマについて振り返りながら、石井岳龍監督の最新作『箱男』についても語っていただきました。

会場の様子

前半は、安部公房がこれまで関わってきた映像作品について、鳥羽先生よりご紹介いただきながら、石井監督も知らなかった話が『安部公房 消しゴムで書く』に書かれていたなど、興味深いエピソードをお話しいただきました。

後半には、石井監督の『箱男』について、撮影の裏話や、原作を「現代の映画にするために」どういったことを意識していたかなどを語っていただきました。鳥羽先生が実際にロケが行われた場所に行って、撮影してきた写真なども交えて、映画をご覧になった方も、まだ見ていない方も楽しめるトークセッションとなりました。

イベント会場では、お二人が関わった書籍や、安部公房の書籍なども販売され、最後には、即席でサイン会が開催されるなど、盛況のイベントとなりました。
鳥羽先生、石井監督、ありがとうございました。

10月29日には、第2弾として『演劇篇』と題しまして、作家・演出家の鴻上尚史さんを招きまして、トークセッションを行います。下記より詳細をご覧いただけますので、ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。


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