発達障害ネキと福祉サービスの巻

 当方ゴミ箱のような混沌とした部屋に住んでいた発達障害者(鬱あり)。使える福祉サービスを全て使ってなんとか生きています。
 この記事ではこれ便利だよ!これやるといいよ!みたいなサービスを紹介していきます。


【私のスペック】


・二十代後半
・女
・強めのASD。ADHDもあり
・鬱(最近双極性障害の疑惑が出ている)
・去年の5月まで働いていたが鬱になって辞めた。今は就労移行支援に通っている
・精神障害者福祉手帳3級持ち
・先日障害厚生年金2級受給が決定した
・AQテストにて社会的スキルのなさとコミュニケーション力のなさで10点満点中10点を出した


【精神障害者福祉手帳】

 障害者手帳です。これがあると控除があったり一部の施設が安く使えたりします。後は後述するサービスを使うときにいちいち医者に診断書を書いてもらわずに済んだり自治体によっては交通費補助が出たりと何かと便利です。
 ちなみに私は障害者手帳を取得した事を父に話したところ「それあるといろんなとこ安くなるよ!」とめちゃめちゃ好意的に受け入れられました。こんな前向きな事あるんだ。


【自立支援医療】

 病院代が三割負担から一割負担に減ります(定期的に通う精神科のみ)。これを使うと薬代込みで一回の受診料1400円くらいになります。兎にも角にも定期的に通うとなったらこの制度を使った方がお得です。
 ちなみに私はこの制度を病院で教えてもらえず転院先で初めて知りました。クソみたいな病院ってねぇ……あるんですよ……。


【就労移行支援】

 障害や病気を持った人が通える学校のような場所です。プログラムを通して自己理解を深めたりスキルを磨いたりします。
 無職の社不が一人で就活するのはめちゃめちゃ厳しいので、私はここに通って就活してます。オープンで就活するなら面接についてきてもらえたりしますし、就職先の見学に連れて行ってもらえたり面接練習に付き合ってもらえるのでサポートがあった方がいいなと思う方は通うといいんじゃないかな。


【障害年金】

 申請が通れば二ヶ月に一回お金がもらえます(額は等級に寄ります)。障害持ってたり病気持ってたりするとどうしても安定して働けずに結果薄給になったりするのでもらえるならもらっておいた方がいいです。
 私は厚生年金2級なので月10万くらいもらえますが、これだけじゃ生活できないし障害者雇用って月給13万とか平気であるから正直もっと欲し〜〜〜!!!って思ってます。


【障害者相談福祉事業所】

 所謂相談室です。障害者が何か困った場合とりあえず最寄りの相談室に相談したらなんとかなります。私は障害年金や傷病手当金、居宅介護支援について教えてもらったり、医者と喧嘩して転院を決めた時転院先の候補を出してもらったり社労士さんやヘルパーさんの紹介などをしてもらいました。後、居宅介護支援を頼む時に必要な支援計画書を書いてもらうこともできるのでとりあえず繋がっておくと便利です。


【居宅介護支援】

 ヘルパーさんが家事を手伝ってくれます。別の記事でも書きましたが私は常人が理解できないくらい部屋が片付けられないので来てくれないと部屋がゴミの海になってしまいます。本当にヘルパーさんには感謝しかない。
 収入によってお金かかるかどうかが決まります。非課税世帯だと0円です。


【NHK料金の免除】

 手帳持ちかつ非課税世帯だとNHK料金が全額免除されます。これ以外にも半額免除になったりする場合があるので調べると吉。
 元々払ってないぜ!って人も免除申請すると俺はNHKに払わないでもいいぜって言われたんだぜ!にパワーアップするので是非調べてみてください。


【トドック】

 コープの宅配です。福祉サービスじゃないですが障害者手帳を持っていると送料無料になるのでここに書いておきます。
 鬱だと体が動かなくて買い物に行けず出前館やUberに頼りがちになる事が多いのですが、トドックはスマホで頼めるかつ置き配してもらえるので買い物のハードルがぐっと下がります。
 最初にトドックの人と話さなきゃいけない(アプリで登録もできるけどそれだと障害者手帳による割引が付けられない)のと、一週間前に頼んだものが配達されるので、すぐ欲しい!という時には向いてないのが弱点ではあります。極力人と話したくない動きたくない人間には人との会話ってハードル高いですからね。


 大きいところだとこの辺でしょうか。どれも便利なので、余裕がある時に調べたり申請しておくといざ動けなくなった時に助けになります。生活を楽にする事は人生にゆとりを持たせる事なので、使えるサービスはどんどん使っていきましょうね。

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