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日本にこれほどピュアでハッピーな場所があったなんて知らなかった||食べるアート【Cycle】 #0

こんにちは。フードアーティストのちゃんみねこと、小山嶺子です。

このマガジンでは、『お題をいただいてから、食べるアートが完成するまで(実際にお客様に食事をしていただく)までの制作プロセス』を音声配信と写真、文章で記録しています。千葉県市川市のミュージアム「A・Mue (エ・ミュー)」さんとのコラボ企画です。

このプロセスに興味を持っていただいた方は、18名様限定で、実際に食べるアートをご体験いただくことができます!

どのようにして、フードアーティストが作品作りに向き合っているのか・・・リアルタイムでお楽しみください♪



シェア型の畑って、こんなにハッピーなの⁉︎


2022年4月3日(日)、千葉県市川市(いちかわ)にあるシェア畑の1周年パーティーに行ってきました。

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この畑は元々『シンフォニーファーム』と言う名で、オーナーは、まりっぺさん。でも、一人で切り盛りするには手に余るから、「この場を使って何かしたい人、いないかなぁ⁇」と発したそうです。

それが伝言ゲームのように伝わり、畑の一部をシェア型にし、『NEW LOCAL FARM(ニューローカルファーム)』が始まりました。

シェアといっても、この畑はどこよりもユニーク!

誰がどの区画を使うとか、何を誰が育てるというルールはありません。

食べたいものをみんなで自由に育てる!


ほとんどの方々が家族で参加されています。自由と言っても、夏は朝8時、冬は朝6時に、毎週日曜日に集まります。

多くのシェア畑は、最初は楽しくてちゃんと集まるけれど、だんだんフェードアウトしてしまう方が多いそうです。そこで、NEW LOCAL FARMでは、“来れない時はお金を払う”罰金制度だけはあるそうです。

罰金で支払われたお金は、畑に必要なものに使われます。

肥料や種を買ったり、道具を用意したり。

でも、農業の知識があるのは、まりっぺさんだけ。50名ほどいるメンバーは、みんな初心者です。

「最初は、上手くできなかったことも春・夏・秋・冬と過ごしていくうちに、ちょっとずつ上達していったよね!」笑顔で写真を見せてくださいました。

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ニューローカルファームの発起人、Mさん。蝶ネクタイがすこぶる可愛いです!みんなで一年を振り返るべく、夜な夜なスライドをつくられたそう。

何より、毎週日曜日を一年間、一緒に過ごしていくうちに、コミュニケーションが豊かになっていったそうです。

これは、1周年パーティーに参加させていただいて、すぐに体感しました。大人も子供も全員、ピュアな笑顔で驚くほど。

その場にいるみんなが安心している表情は、異世界のように思えました。本来は、どこで何をしていても、そうありたいですね。

NEW LOCAL FARMでは、みんながそれぞれ自分らしく過ごしているうちに、ある人は珈琲を振る舞ってくれるようになったり、ケーキを焼いてきてくれたり。ピザ窯をつくったり。

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ニューローカルファームのメンバーさんが、ケーキを焼いてきてくれました!ふわふわ。これ、お店のじゃないんです。
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ごはんの到着予定時刻を2時間近く過ぎて、ついに!まだまだ、お預け中のみんな。


大人が自由に楽しんでいるから、子供たちものびのび。

笑い声が絶えず聴こえてくる環境です。


畑に着いたのは午前11時半でしたが、気づけばあっという間に夕方。雨がザーザー降っていたのに、NEW LOCAL FARMのビニールハウスの中は暖かく、ハッピーで満たされていました。

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パーティーはビニールハウスの中で行われました。

わたしはその足で静岡県沼津市に帰宅しましたが、この畑で得た良い意味でのカルチャーショックを忘れずに、自分の日常にもハッピーをプラスしたいな。

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今年7月下旬には、この畑の主宰でもある、シンフォニーファームさんの野菜を使って、市川市でフードアートをつくります。

まだテーマも決まっていませんが、まだ真土の状態の畑からだんだんと野菜が育つ過程を追いかけながら、作品づくりをしていきます。

うーん、、、楽しみです!

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酒屋さんもニューローカルファームのメンバーさん。料理に合わせたお酒を用意してきてくださいました。
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ラハンさんのお弁当!
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左から)フードアーティスト/Mineko Koyama、A・Mue代表/藤田あかねさん、千葉県稲毛区のおそうざいカフェon timeオーナー/ヒロコさん

2022.04.04

Live, Love, Laugh, and Be...HAPPY.
Mineko Koyama








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