ロシア🇷🇺視察の報告

８月下旬から２週間,視察でロシアに行ったため,今回は,その報告となる。
W杯(２０１８年)以来となるため６年ぶりの訪問となった。
五輪が終わった後にスペインとフィンランドに行ったため,ヘルシンキから鉄道でサンクトペテルブルクに入った。
サンクトペテルブルクはロシア帝国の首都で,ソ連時代のレニングラードだ。

６年ぶりに訪れたロシアで直ぐに感じたのは,人々の表情が豊かで明るかった事だ。
あまり笑顔を見せないロシア人が,どの場所へ行っても明るくノリが良く,スペインかイタリアに来ているような錯覚を起こした。
そして生活水準は日本より高い。
G７(日本も入ってる)による経済制裁を受けている筈なのに,サンクトペテルブルクもモスクワも好景気で活気に満ちていた。

〜転載貼り付け始め〜

経済制裁続くも“好景気”消費欲に沸くロシア　賃金アップで高級和食や高級車が人気（日テレNEWS NNN） - Yahoo!ニュース

〜転載貼り付け終わり〜

日本の大本営発表機関である民放キー局もNHKに続き,このように報道した。
日本人はNHKと民放キー局へ電話して「何で今までと真逆な事を報道するんですか？ ロシアは経済制裁を受けて崩壊寸前だと,ずっと報道してたじゃないですか！ なぜ,こんなフェイク・ニュースを流すんですか！？ 放送法４条に抵触する,こんな嘘を流すメディアに受信料は払いません！」と言いなさい (笑)

前述したとおり６年ぶりのロシアだったが,W杯で盛り上がった６年前のロシアとも明らかに空気が一変していた。
自分,峯岸は知っていたため,自身の目で確かめて「やっぱりな」と確信したが,日本人はG７メディアしか観ない読まない聴かないため,これまでのメディアの報道とは真逆な光景が目の前に広がっている訳だから今のロシアを生で見たら驚くだろう。
この変化が６年を経て起きたのか,または２年半前からの特別軍事作戦(ロシアはウクライナでの代理戦争を,このように呼んでいる),つまりウクライナでの代理戦争以降か,この事をモスクワ在住のロシア人のフットボール仲間に訊いてみたら,やはり,この２年半で変わったという。
まずモスクワで驚いたのが広告が一切なかった。
ソ連時代も広告は無かったがスローガンはあった。
「ソ連共産党に栄光あれ！」や,発電所には「共産主義とはソビエト権力+全国土の電化である」と,こういうスローガンがあった。
今のロシアは景観を損ねる事に加え「広告によって消費を刺激する経済とは決別する」という政策になっている。
広告で人工的に需要を産み出すのはヤメようという事だ。
自分,峯岸は死ぬほど広告が嫌いなため,この政策が羨ましい。
サンクトペテルブルクもモスクワも至る所に簡易トイレがあり,汲み取り式なため清潔さが保たれ,紙(トイレ・ペーパー)も付いていた。
６年前はスタジアムと飲食店以外でトイレを探すのに苦労したが,今は解消された。
そして街は洗浄車が出動し,特殊洗剤で車道と歩道を洗っていた。
だから道にゴミが落ちてなく綺麗で日本と同レベルだった。

モスクワのスーパーの棚替えの時に取材と称してカメラ・クルーがササっと入り,商品の入れ替えで棚に何も並んでないところだけ録り,ソレを「経済制裁の影響でモスクワのスーパーには商品がありません。コレがロシアの現状です」と報道していたのが,日本の腐れ売国メディアどもだ。

そしてメルセデスやBMWなどの代理店があり新車を販売して売れ行きが良い。
日本食レストランに行けば日本の食材や飲料が豊富にある。
経済制裁している筈のG７から第３国を経由して輸入品が入っている。
アメリカ産のコカ・コーラやペプシ・コーラ,日本産の菓子類が,中央アジアや中東から入っている。
だから経済制裁など口だけだ。
経済は実勢で動くため,いくら国家が規制を掛けても無駄なのだ。

飲食店やbarも朝まで開いてたり,赤の広場では若者たちがダンスをしたり談笑したりと,戦時体制下の空気は一切なかった。
夜のモスクワも視察したが活気に満ちていた。

そしてモスクワは風俗店が消えた。
賭博店も含め,ストリップ劇場やタイのゴーゴーバーのような風俗が今は無い。
風俗店や賭博は広告によって人工的に作られた娯楽で,そんな事より国民が老若男女で誰もがアクセスできる複合施設を充実させた方が楽しめるとしている。
ソ連時代も２０１８年のW杯の時も風俗と賭博場があったが,今(２０２４年)のロシアには無い。
広告を排除する事で,国民を人間の自然な欲望に近づける事が今のロシアの国家政策の一つで,人為的なカネ儲けによる教育や性の商品化などを封殺している。
だから受験産業も衰減している。

今ロシア人の娯楽(楽しい事)が変わり,家族と仲間の時間を大切にしている。
ロシア人と言えばウオッカをガンガン飲む酒豪のイメージがあると思うが,今の若いロシア人はウオッカを飲まない。
今のロシア人はビールやワインを飲み,強い酒は飲まない。
だからロシア人は「日本人の方が酒好きだよ」と言う。

この家族という観点で言うと,個人と個人が集まって家族が出来ているのではなく,家族があって父がいて母がいて子供がいる,家族が中心となって基本単位は個人ではなく家族という考えになっている。
仮に政争に巻き込まれたり犯罪を犯しても,家族を衛る事が最も大切という考えになっている。
コレはソ連時代とは真逆で,ソ連時代は父親が物資や穀物を隠匿していたら秘密警察に垂れ込み,父親は他の農民に撲殺され密告した身内が英雄となり,子供ならピオネール(共産主義少年団。日本で言うボーイ・スカウト)のバッジを付けていた。
だが今は家族が一つの単位となり強固な共同体となっている。
疑似包摂社会(blimia society)となり家族も地域もバラバラで共同体(共同体自治)を失った日本とは対照的な姿が今のロシアにある。
今年のロシアのスローガンが「家族」で,この家族の結束をプーチンが奨励している。
中国人とユダヤ人が世界中に持つグローバル網の血縁社会(血縁主義)と同じである。
だから今のロシア(ロシア人)は強い。
国家指導者が有能で天才的な頭脳を持っていると,このように国民が変わるのだ。
何処かの国の「増税眼鏡」と呼ばれる首相のように,アメリカ様の顔色を窺いながらペコペコして,自国民の資産を差し出すような無能な売国奴とは違うのだ。

８月６日にウクライナがロシアのクルスク州への攻撃を開始した際に,日本のメディアどもが「ウクライナによる攻撃で劣勢のロシアは崩壊寸前」(笑) と報道したとおり,コイツらは現地で全く取材していない事が分かる。
何の為にモスクワ支局があるのだ。
現地駐在の日本のメディア人どもよ,自分,峯岸に連絡してこいバカどもが。
日本では上念 司とか言う反共のバカが「ロシア崩壊確定！」と吼えていた (笑)
中華圏に発信している有料ブログで報告したとおり,自分,峯岸は今回のロシア視察でクレムリン当局と外務省の官僚たちと話したが,彼らが「日本の報道記者は誰も来ない」と言った。
だから日本のメディアどもは一般のロシア人が今どのような状況かが全く分からない。
日本のメディアどもはニューヨーク・タイムズやCNNやBBCの記事を翻訳し,そのまま報道しているだけのコタツ記事である。
発表報道だけで調査報道は一切しない。
だから日本のメディア(テレビ,新聞,雑誌,ラジオ)は観て読んで聴くに値しないのだ。
コイツらは政府の下部組織である既得権益強者で,既得権益弱者の国民には有益な情報は絶対に与えない。
この事を未だに日本人の９９％が死んでも理解できないのは,井の中の蛙で脳をヤラれているからだ。
支局の駐在員(任期は２〜３年)は本社の意向に沿っているだけなため真実は報道しない。
真実を報道したら出世できないし,そんな事は本社が望んでないからだ。
コイツら日本のメディア人どもはG７の下部組織(大本営発表機関)で,出世の為ならクソが付いてる上司のケツも舐めまくる者たちだ。
アメリカ様が白と言えば黒いカラスも白とする者たちだ。
だから電波という国民共有の財産を扱う組織として中立・公平を保たなければならないメディア人なのに,公共性,公益性,真実性を,かなぐり捨てている。

ウクライナによるクルスク攻撃もロシアにとっては全く痛手となっていない。
ロシア当局の見解は,テロ委員会が対応するとしているため,ウクライナの軍人としての扱いではなくテロリストと認定している。
攻撃は欧米の傭兵部隊が中心であり,ウクライナ正規軍は主体的な位置を占めていないため,この事について厳しく処断するとの事だった。
ロシア外務省の官僚が自分,峯岸に「スターリンの戦いの時に,イギリス人の傭兵２人とモロッコ人の傭兵が１人いた。イギリス人２人は捕虜交換で返したが,コレ以降,傭兵を捕虜にしたという報道を観た事ないよね？」と言った。
傭兵は戦時国際法上,捕虜の資格を持たない。
だから欧米の傭兵はカネで雇われた殺人者(殺し屋)なため現場で処断している。
だからクルスクでもロシアは傭兵を捕虜にしていない。
つまり捕まえた時に殺してるという事だ。
だから傭兵も捕まったら殺されると分かっているため必死に抵抗する。
生きるか死ぬかの２択である。
ウクライナ(背後の欧米グローバリスト)としてはロシアの一つの地域を占領しておけば,ロシアが占領した地域と交換できると見ている。
だが道義性として自身を防衛側に置いておいた方が有利で,国境を越えてしまったらコレが崩れてしまう。
だからG７(日本も入ってる)メディアは「コレでロシアは決定的に追いつめられた。ロシア崩壊のカウンドダウンだ」と報道しているが,真実は真逆である。
攻撃したウクライナ(欧米グローバリスト)が手負いとなっている。
モスクワに来てハッキリと分かった事は,大統領のプーチンから徹底した指示が出ており,官僚(行政)に関しては戦時体制で緊張感を持たせている。
だが民衆(国民)には平時のままで,この体制を崩すなという指示が出ている。
だからLINEに載せた動画を観た方は分かるとおり,モスクワもサンクトペテルブルクも戦時体制下の雰囲気は全くない。

好景気のロシアは今２〜３０代の若者たちが不動産を購入している。
可処分所得(源泉徴収で所得から税金を奪われた手取り収入)は日本より高い。
W杯の時(２０１８年)はモスクワで住宅を買うなど庶民には夢の夢だった。
ソレが２年半前からの特別軍事作戦以降,状況が変わった。

現在ロシアは高速道路と地下鉄を延設している。モスクワのロシア人たちが冗談混じりに「このままだとサンクトペテルブルクまで地下鉄が延びるな」と言っている。
今モスクワから３〜４０分圏に住宅(マンション)をドンドン建てている。
日本で言う１１０平米の住宅(中はスケルトンの状態)が９００万ルーブル(１５００万円)で,ココから壁を作ったりの内装を全て入れてプラス５００万ルーブル(８００万円)で,２３００万円でモスクワの中心(日本で言う銀座)から電車で３〜４０分圏に１１０平米のマンションが買える。
これまでのロシアには無かった住宅ローンを,日本で言う住宅金融公庫が２０年とかのローンを組めるようにした。
モスクワまで３〜４０分の地(車なら高速道路で更に短縮される)に２５００万円以下の１１０平米のマンションが買えるという事で,今の働けばカネになる好景気のロシアの中で若者たちが買い始めている。
”国家公設暴力団“である日本の税金監督庁(国税庁)と違い,ロシアは不動産取得税や固定資産税や相続税などで,国民からカネを強奪するアコギな商売はしない。
中国とロシアを筆頭とするBRICSとSCO(上海協力機構)の新興国群は,日本のように国民を弱体化させるような事はしない。
国民を殺さない。
自国民を国の未来を担う大切な宝として扱う。
日本のように国民を切り捨て,９割のマス層(貧困層。９０００万人いる)を生かさず殺さずで,様々な”税金ではないフリをした税金“で虫の息まで追いつめる事はしない。
だから今のロシアの若者たちは目をキラキラさせながら自身のマイ・ホームを手に入れ始めている。
ウクライナでの代理戦争以降,オリガルヒ(ロシアの新興財閥群)たちが自国に資金を環流させている事もある。
亡命したり二重国籍でも財産を接収されるため,それなら国内に戻した方がいいという事で,この資金も不動産市場に流入している。
だからイギリスのプレミア・リーグのチェルシーのオーナーだったロマン・アブラモヴィッチや,オランダのエールデヴィジのフィテッセのオーナーだったヴァレリー・オジェフら,彼らオリガルヒたちがウクライナでの代理戦争直後にクラブを売却した。
プレミア・リーグとエールデヴィジが２人のクラブ経営の資格を剥奪し,更に資産凍結までした。
アメリカがロシアの国外資産を凍結したのと同じで,個人版の制裁である。
そしてクラブはイギリスとオランダそれぞれの政府管理下に置かれた。
ロシアのスポンサー企業も契約を続々と切られた。
コレが欧米グローバリストのヤル事である。
国家と世界経済を動かす大富豪(オリガルヒ)らの双方を封じ込める。
コレがロシアに対する制裁で,UEFA(欧州フットボール連盟)を所有するのが欧米グローバリスト(欧州の王族と貴族の連合)だからだ。
ココまで露骨にロシア封じ込めを仕掛けた。
ロシア人は中国人と違い投資対象ではなく,自身が居住する為に住宅(マンション)を買っている。
W杯ロシア大会の時に出会ったフットボール仲間にyandexの社員がいて,彼を訪ねてゼレノグラード(モスクワ郊外にあるロシアのシリコンバレーと呼ばれる行政都市)へ行ったのだが,G７の制裁によりyandexは昨年(２０２３年)NYSE(ニューヨーク証券取引所)で上場廃止となった。
コレを受け今年(２０２４年)２月にyandexは主要事業(検索エンジンや配車サービスなど)を国内の投資家たち(事業共同体)へ売却し,“この際の取引決済を人民元で行った”。
このように中国とロシアはG２として連携し,今のロシア人は中国語がペラペラな者が多数いて,逆にロシア語が堪能な中国人も多数いる。

それから今ロシアは大きな教育改革を行っている。
ソ連崩壊後の混乱の１９９０年代で教育をガタガタにされた。
教育は人間が生きていく為に必要な教育をしないといけない訳で,日本でロシア文学を学んだ者が普通に営業職に就いていたりする。
コレは東大へ入ったのに就職活動しているバカと同じである。
ソ連時代は５ヶ年計画に基づき,日本語の要員は〜人必要だからモスクワ大学の日本語学科は〜人募集する,鉄鋼技師が〜人必要だから定員は〜人にする,と決めていた。
学校の成績が良いだけの者,すなわち偏差値が高いだけの者,こういう実社会では全く使えない無能な偏差値番長がエリート層を形成していく事は階級社会を産み出すだけになる。
まさに今の日本の霞が関(官公庁)や公務員社会がコレだ。
ロシアが今「この連鎖ヤメないか」となっている。
だから大学を欧米型の４年制からソ連時代の５年制に戻すと共に,高校の成績優秀者で大学へ入れるのを３割ほどにしようとしている。
同時に段階的に私立を廃止して全て国立にし,無償化する。
これまでモスクワ大学は有料と無料の２つがあり,無料が５年制で有料が４年制,この有料のモスクワ大学の学費が年間７００万円で,コレを廃止しようとなっている。
富裕階級層の子供が高学歴になるという連鎖を止めようという事だ。
労働の現場へ行き数年,仕事に就き,その上で勉強したいという者,または軍隊へ行った中から大学へ入れるようにする,このソ連時代の制度に戻そうと改革を進めている。
このようにウクライナでの代理戦争以降,外国に依存しない国家体制へ移転し始めている。
だからG７による経済制裁によって内需が拡大し,逆に国内経済が活性化(強化)しているのだ。
中国がアメリカのテック企業を締め出した結果,国内消費を独占できる事と同じである。
だから制裁を掛けた側のG７(日本も入ってる)が苦境に立たされている。
ウクライナでの代理戦争が始まって直ぐにG７がロシアに経済制裁を掛け,アメリカのジョー・バイデンが「ロシアは２ヶ月で崩壊する」と言った。
だが現状は,どうだ？
ロシアは崩壊どころか更に強くなり,アメリカが崩壊を隠せなくなった。
ロシア当局が「今年(２０２４年)は５％の経済成長率を達成する」と言った。
もっと伸ばす事も出来るが一気に上げるのではなく,計画的に上げていくとの事だった。
コレは中国と同じ手法である。

自分,峯岸は,昨年(２０２３年)フットボール仲間のロシア人から,こういった話しを聞いていたが,実際に現地へ行き自身の目で見て分かった。
そして驚いたのが前述したとおり,中国語がペラペラなロシア人が多数いた。
自分,峯岸のフットボール仲間のロシア人が中華圏とEC(電子商取引)事業を行う実業家で,彼の同業者たちが全員,中国語を話していた。
だから自分,峯岸はロシア語が話せないため,彼らロシア人と中国語で会話していた。
ロシアのIT産業人口は１３０万人で,ウクライナでの代理戦争以降,外資系企業は撤退し,G７(欧米)の息の掛かった経営者や技術者は国外へ脱出した。
よって国産テック企業は競合が消え,ロシアに残ると決めた優秀な人材を確保したままシェアを独占して売り上げが大幅に上昇したため,国内のロシア人の所得が大きく上がった。
制裁を掛けた筈のG７がスタグフレーションで衰退し,制裁を掛けられた筈のロシアが国力も国民所得も上がった。
だから自分,峯岸が最初から指摘したとおり,制裁を掛けられたのはロシアではなく,未だに自身らを先進国と履き違えている,世界で孤立している終わった衰退国家群のG７(日本も入ってる)なのだ。

パソコンやスマートフォンでロシアから日本のメディアにアクセスできるが,ロシア人は日本のメディアを誰も信用していない。
そりゃそうだろう,アメリカの腰巾着代表をヤリ続けている日本など信用する訳がない。
ロシアのメディアは事実と評価を明確に分けている。
事実に対して解説を加え,事実と評価を分けて報道している。
だがG７メディアは事実を曖昧にし,または捻じ曲げるため,事実が分からず評価も出来ない。
日本では「ロシアは通信が遮断されている」と報道しているが,コレはロシアが意図的にアメリカのテック企業を排除しているからだ。
テレグラムの通信状況は良好だった。
日本在住のロシア人YouTuberが「ロシアでYouTube観れない」と言っていたが本当である。
YouTubeとMetaとInstagramを徹底的に遮断している。
VPMを使えば使用できるが,ロシアはMetaがテック界の諸悪の根源として捉えている。

ロシア国民によるプーチンに対する大きな信認がある。
ソ連時代と違いロシア人の外国人に対する警戒心は無く,ロシアに居る外国人の半分は中国人で,３割が中東アラブ世界の人々,残りの２割が中南米と欧州で１割ずつだ。
このように９割がBRICS圏となっている。
外国人に対して警戒心が無いのはビザを厳しく絞っているからで,反ロシアの人物を入れていないからだ。
だからSNSやプラットフォーム(YouTube)でロシアを叩いている者は入国できない。
だから日本の国会議員は与党だけでなく野党も入国できない。
SNSやYouTubeでロシアを批判して叩いてる者はロシア当局に全て把握されている。
とりわけG７(日本も入ってる)が対象強化国だ。
これまでロシアの入国管理官も笑顔など全く見せなかったが,今はニコニコ笑いながら仕事している。
２年半前からのG７による経済制裁以降,国内産を扱う商店が続出し,価格を抑える事が出来るため人件費も含め国内通貨(ルーブル)が今まで以上に流通する。
飲食店も扱う食材(肉や魚や野菜や小麦粉など)が国産に統一されたため,味が良くなって評判が良い。
インフラ面では道路で車両が渋滞しない為の緩和策が練られたり,信号機に数字のカウントが表示されたり,国民がイライラしないようにする配慮がなされている。

G７のメディアは「息子が政府(ロシア)に徴兵で取られて前線へ送られ亡くなりました」と,泣き崩れながら訴える母の姿を流してる。
この事をロシアの外務省に確認したら,徴兵で取られても自身で志願しない限り前線へは送られないとの事だった。
前線へ行くと年間５２０万ルーブル(８５０万円)貰えるという。
２年契約なため１７００万円,この条件に惹かれて志願する者が多数いるという。
だからG７メディアは意図的に歪曲して報道しているのだ。
徴兵で取った者を騙し討ちするような権力は続かない。
まさにアメリカが良い例ではないか。
自分,峯岸が,モスクワで普通の国民に訊いて注目したのが,彼らはウクライナとの戦争という意識が無い事だ。
このG７vs BRICSの代理戦争をロシア国民はロシアの内戦と見ている。
今のウクライナ軍を１９１７年からのロシア革命期の白軍(デニーキン軍)のように捉え,背後に外国(欧米)勢力が付いているロシア人たちとして見ている。
一方で外国勢力が付いていない自立しているロシア人たち,この２つの抗争と捉えている。
自分,峯岸は,コレはロシアのプロパガンダという事ではなく,古い層のロシア人たちにある皮膚感覚のロシア人感を,プーチン政権が巧みに引き出したと見ている。
プーチンは権力に,しがみ付くコスい男ではないため,今回の特別軍事作戦が終わったら勇退する。
プーチンは古代ギリシアの賢帝ペリクレスの再来のロシア皇帝である。
コレ程までの能力を持った国家指導者は,そうそう現れない。
この事を日本人が理解できていない。
だから日本人はロシアの動きが分からないのだ。
兵頭慎治や高橋杉雄ら,台本を読んでいるだけの防衛研究所(防衛省の附属機関)の無能なバカどもなど話しにならない。
つまり今のウクライナでの代理戦争が何の為に行われているのかが分からない。
だから既にプーチンの後継者が現れている。
アレクセイ・デューミンという大統領補佐官がいる。
彼は大統領警護局に所属し,ココで６人のチームを編成して２４時間プーチンの警護(ボディガード)をしていた。
だから,この６人はプーチンのプライベートの動きも全て把握している。
この６人のうち一人だけ政界へ送られたのがデューミンである。
デューミンがトゥーラ州の知事に就いたのもプーチンの働きだった。
ココで実績を上げ大統領補佐官に抜擢された。

サンクトペテルブルクとモスクワで知識人層から一般層のロシア人に話しを訊いたら,本田圭佑(２０１０年〜２０１３年にCSKAモスクワに所属)を除いて誰もが知っている日本人が２人いた。
一人が新党大地の代表,鈴木宗男氏である。
「彼は日本の国益の為にロシアとのパイプが切れたらマズいという立ち場を代表する愛国者だ」というのがロシア人の見解である。
ロシアで学校教育を受けた成人者なら鈴木宗男氏の事を知っている。
２人目がex外交官(ソ連課長,欧州アジア局長など歴任)の東郷和彦氏だ。

〜転載貼り付け始め〜

Кадзухико Того: отказ от переговоров может привести к развалу Украины

〜転載貼り付け終わり〜

彼はロシアのメディアの取材に「ウクライナは交渉に応じなければ３分裂する。日本はアメリカに対しロシアと交渉するよう呼びかけなければいけない」と答えた。
だから「非常に優れた洞察力を持った日本のex外交官がいる」という評価を受けている。

対して一般層は日本の存在感は薄い。
もちろんアニメや漫画や音楽や伝統芸能などの文化や芸術面では日本を支持するロシア人は多数いる。
この事は日本在住のロシア人YouTuberが多数いる事からも分かるし,実際に彼女たちが日本から発信している。
だが,この日本の存在感が薄い事は良い事である。
なぜなら,ウクライナでの代理戦争に日本が積極的に参戦していないという認識でいるからだ。
だが反対にエリート層(知識人層)は批判的である。
「日本はロシアからエネルギー資源や水産物や穀物を輸入し,G７で唯一ウクライナに武器・弾薬を送っていないのに,なぜアメリカと連帯してロシアを非難する声ばかり上げるんだ！？」と。
「日本は何でもアメリカの言うとおりに動いているが,それでも事実ベースの事はハッキリ言わなければいけない。ロシアからエネルギー資源や食物を輸入している事は事実なんだから」と。
ロシアの知識人層は,日本はウクライナに武器・弾薬を送っていないが,この代金は全て日本が払っている(払わせられている)事を知っている。
日本国民の血税が原資で,アメリカの軍需産業界へ流れていると分かっている。
まさに彼ら(ロシア人)の言うとおりである。
アメリカに隠れてコソコソと裏でロシアと貿易しているくせに,表向きにはアメリカに合わせ,アメリカの顔色を窺いながらロシアを非難する声明しか出さない。
だから脳をヤラれた９９００万人のバカ日本国民がウクライナを支援してロシアを非難している。
このバカな９９００万人の日本国民は,ロシアを非難してウクライナを支援すればする程,自身の生活が苦しくなる事が理解できていない。
だからバカなのだ。
「ソコまで頑なにロシアを非難してアメリカを擁護するのなら,ロシアと国交断絶すればいいのに,なぜ,しないんだ？ 金輪際ロシアとは貿易しないと宣言すればいいではないか」というのが,ロシアの知識人層の見解である。
自分,峯岸と全く同じだ。
このロシアと日本のギャップを今後どう埋めていくのか。
日本の国会議員で鈴木宗男氏以外に出来る者がいるか？
いない。
どいつもこいつもアメリカに尻尾を振る,日本国民の富,利益を,進んでアメリカに朝貢する売国奴どもだ。
だから前述したとおり,日本のメディア(テレビ,新聞,雑誌,ラジオ)は,コタツ記事を書いてるだけで,市内に出て国民の生の声を拾う事は一切していない。
棚替えのスーパーマーケットに行き,空の棚を映してロシア崩壊論を流す腐れ外道どもだ。
だから何の為にモスクワに支局を置いてるんだとなる。
この日本でコタツ記事を書いてる売国メディアどもが「ロシア国内に動揺が走る！」「ロシアは崩壊寸前！」と報道している (笑)
ロシアの何処が崩壊してるのか,自分,峯岸の目を見て言ってみろバカどもが。

５年前(２０１９年１月２２日)のプーチン大統領と安倍晋三のモスクワでの北方領土交渉は,今度こそ成果が出ると,関心のある日本人は思ったが,そうではなかった。
また先延ばしになった。
この時ハッキリした事が,２島さえ帰ってこないという事実が冷酷に日本に突き付けられた事だ。
４島どころか２島さえも帰ってこないとなった。

このように安倍晋三を熱烈に支持していた産経新聞の読者たちは,世論調査で事前に領土問題の交渉は進展しないと分かっていた。
ソレを安倍晋三の大失敗の判明の前日(１月２１日)に,こうして載せている。　
ロシアが２島さえ返還しない事がハッキリした。
コレは日本の外交の基本政策の政策変更になる。
政策決定は閣議決定で為され,従来の大方針の政策変更は内閣総辞職である。
だから,”この時に安倍晋三政権は退陣しなければいけなかったのだ“。
コレが憲政の常道である。
この内閣総辞職が起きないと国家体制が狂い,責任を取る所在が失くなる。
日本は長年,小学校と中学校の教科書にも載せ「北方領土の返還を実現しよう」「北方領土を思う」「北方領土を忘れない」と,ずっと６０年以上(１９５８年の岸信介・反共政権の時から)国民に教育して「北方４島を返せ」を,日本の外交の基本政策にしてきた。
だがロシア外務省(ラブロフ外相)が「これまで日本と領土問題を議論した事はない」と宣言した。
つまり「不法占拠している北方４島を日本に返還せよ」と,日本人は言い続けただけの事になる。
もう不法占拠という言葉さえ消えた。
更にラブロフ外相は「日本は北方領土という国際法上,有りもしない言葉を使うな」とまで言った。　
「日本は第２次世界大戦後の世界体制を認めない唯一の国だ」と。
だから,このような大きな政策変更は内閣(政権)の大失敗であるため,総辞職しなくてはいけない事なのだ。

プーチンの最大の狙いは日本に天然ガスを買わせる事で,サハリンから宗谷岬まで海底パイプラインを敷設して日本へ送る事である。
そうすればシベリア開発の資金が入る。
日本もアメリカからボッタクリ価格のエネルギー資源を買わされずに済むため,両者(日本とロシア)にとって利点なのだ。
サハリンから北海道の稚内を経由して本州までパイプラインを敷けば,アメリカからLNG(液化天然ガス)というコストも手間も掛かるエネルギー資源を買わずに済む。
日本とロシアの関係が良好になって困るのはアメリカである。
だからアメリカが軍事・外交面で横槍を入れているのだ。
自分,峯岸は,今回のロシア視察でロシアの外務官僚と話し,前述したラブロフ外相の「これまで日本と領土問題を議論した事はない」に,日本がアメリカの属国をヤリ続ける以上は変わりない事が分かった。
だから日本国民に大量に流された「北方領土が帰ってくる」という,希望的な観測や分析や意見の数々は何だったのか,という事になる。
日本が勝手に自身らだけで舞い上がっていただけという事になる。
日露首脳会談の北方領土の議題で「〜の事項が確認,合意されました」というのは,日本側は〜を議題に提出しましたが,ロシア側は議題にも上げませんでした,という事だ。
日本の腐れ売国メディアどもは,このように正しく報道しない。
だから日本国民は,北方領土問題は解決して４島が日本に返還されると本気で思い込んでいる。
国後(くなしり),択捉(えとろふ)は,１９５１年９月８日のサンフランシスコ講和条約(平和条約＝戦争終結条約)で４９ヶ国と結んだ時,日本は放棄した。
ソ連は署名しなかった。
だから「サンフランシスコ条約の締結の相手国にソ連は入ってない」と,５年後の１９５６年に日本の反共勢力が鬼の首を取ったように言い出した。
この時アメリカの国務省(CIAの極東向けの反共右翼たち)が教唆,煽動し,末次一郎(すえつぐ いちろう。２００１年死去)という陸軍中野学校の最後の卒業生の,CIAの手先として柔軟に動き続けた男たちによって「歯舞と色丹だけ返してもらえばロシアとも講和条約を結ぼう」と,既に決まっていた日本の意思が,ひっくり返された。
この末次一郎というアメリカの手先の裏側からの実働部隊が「４島一括の返還でなければソ連とは平和交渉をしない」と,反共政策を強行に推し進めた。
末次一郎が日露交渉を妨害し続け,有能な外交官だった東郷和彦氏と鈴木宗男氏と佐藤 優氏の「まず歯舞と色丹の２島返還で平和条約を結ぼう」の,２島先行返還論の正しい唱道者たちの寝首を搔いた。
東郷和彦氏は自身への攻撃が掛かってきたと感じた前年の２００１年に,外務省・欧州アジア局長の椅子から飛び上がり,重要な大物外交官や大使が政治亡命するかのように優れた判断でイギリスに逃げた。
その後,佐藤 優氏の裁判の時に帰り「彼は職を汚すような事は何もしていない」と,佐藤 優氏を弁護した。
自分,峯岸は,この時(２００２年)の鈴木宗男氏と佐藤 優氏の逮捕,弾圧をテレビで観て「２人は味方だと思い込んでいた末次一郎に政治謀略でハメられた。コレがアメリカ帝国がヤル事だ」と,独り言を言ったのを覚えている。

２０１８年１１月１４日のシンガポールでの首脳会議で「１９５６年１０月の日ソ共同宣言(この５ヶ月前の５月に河野一郎が漁業交渉と併せて鳩山首相の意を受け交渉した)を基礎として交渉を加速させる」と明言された。
そして翌年(２０１９年)１月１４日に,モスクワでラブロフ外相が当時の日本の外相の河野太郎との共同会見だった場で独りで会見し(日本側が断ったため独りで会見した)「日本との領土問題は,これまでも存在しない。今が出発点だ」と答えた。
このように河野太郎という大ワルはアメリカに魂も売った売国奴,アメリカの操り人形である。
この時ラブロフ外相に共同通信の日本人記者がロシア語で「ソレは日本への最後通告ですか？」と,記者会見の会場から質問した。
この問いに対してラブロフは「コレは交渉の出発点だ」と答えた。
つまり“ロシアから日本に対して交渉の扉を開いてるというメッセージである”。
この時の安倍晋三のプーチン大統領への擦り寄りは,２０１６年１２月１５日の長州(山口県)は長門の大谷山荘での会談で「２島プラスα(海域,海面の共同利用の事)」でいい」と,２島先行返還に舵を切った事から分かる。
そして２０１８年９月のロシアの極東ウラジオストクでの東方経済フォーラムにて,踏み込んで「２島だけ返してほしい。その前提として４島の主権がロシアにあると認める」と,プーチンに言質を取られた。
４島がクリル諸島(千島列島)の一部であり,１９５５年に日本が敗戦時にソ連によって占領された事態を受け,千島列島をソ連領土だと認めた事実に戻るという事だ。　
あの時アメリカの国務長官のジョン・フォスター・ダレス(マッカーサーを謀反の疑いのある将軍として失脚させた男。ディーン・アチソン国務長官と共にサンフランシスコ条約を御膳立てした)というワルが「日本がソ連に弱腰なら沖縄の施政権(軍事占領状態)を日本に帰さないぞ」と脅した。
ダレスは日本とロシアに楔を打ち込み,何が何でも仲良くさせないという大方針で動いた。
だから１９５７年中に,このダレスの意思を受けた日本の反共勢力(末次一郎ら)が急に態度を変え「４島は日本の固有の領土だ」と言い出した。
「千島・南樺太交換条約に戻れ。千島列島は日本のモノだ」と言い出した。
「ソ連はサンフランシスコ条約を批准してない。だからソ連は千島列島(クリル諸島)の領有権を主張できない。国際社会で通用しない」と,言い出した。
１９５６年にソ連が「歯舞・色丹は国後・択捉と違いクリル諸島に入らないから日本に返してもいい」と言ったのに,ソレをブチ壊して「国後・択捉も返せ」と騒ぎ続けた。
それでも鳩山一郎と河野一郎はメゲなかった。
アメリカの妨害を物ともせず,日本国民に圧倒的に愛された愛国者の政治家である鳩山一郎は,１９５６年１０月にモスクワで日ソ共同宣言(国交回復)を結んだ。
ココで「平和条約を結び次第,歯舞群島,色丹島の返還で決着する」と取り決めた。
この日ソ共同声明は盟友である河野一郎が,前述した５ヶ月前の５月９日に漁業交渉でモスクワにてソ連と交渉してきた成果を引き継ぐモノで,鳩山一郎の全方位外交である。
だが,この日本の優れた２人の愛国者の政治家を,アメリカが反米の意図がある日本の指導者と認定した。
この直後の年末に鳩山政権は鳩山一郎の病気で退陣,瓦解し,その志を高く継いだのが優れた経済政策家の石橋湛山だ。
ところが石橋湛山は首相に就いて直ぐに発病し(おかしな発病だった),１ヶ月で退陣した。
石橋湛山も国民思いで人格者な立派な政治家だった。
そんな２人が不可解な病に倒れた。
石橋湛山も鳩山一郎と同じく「ソ連,中国とも戦争状態を早く終わらせ,早く仲良くしたい」と,直ぐに動き出した日本の国家指導者である。
アメリカはコレが気に入らなかった。
この後アメリカは岸 信介という凄まじい反共信念を持つ,アメリカの言うとおりに何でも従って動く戦争犯罪人を日本の首相に抜擢した。
自分,峯岸には,この時の鳩山一郎の無念が伝わる。
自分は１０年前に鳩山由紀夫氏に会った時,この事を伝えた。
「私は由紀夫さんの祖父の一郎さんを尊敬しています。一郎さんの功績がなければ日露関係は凍結したままでした」と伝えたら,あの柔和な表情でニコっとした。
日本の外務省の愛国官僚は安倍晋三政権の決断が不愉快で,自身らに耳を貸さない状況にサボタージュを決め込んでいた。
霞が関の各省庁それぞれに僅かだがいる有能な愛国官僚たちは,外務省だけでなく早く安倍晋三政権が終わってほしいと思っていた。
だが外務省は安倍晋三政権と一体となって動いた。
今の国家安全保障局長の秋葉剛男が安倍晋三のオキニで,この男が外務省の事務次官(事務方のトップ)時代(２０１８年〜２０２１年),安倍晋三と二人三脚で動いていた。
だから外務省は,この時「官邸と一緒になって外交のド素人たちと動くべきではなかった」と,遅ればせながら気づき,呆然となり大きな動揺が省内に広がった。
いいですか,”今のG７,そしてアメリカの属国という日本の立ち位置では,北方領土の返還は無い“。
コレはロシア当局(外務省)の見解である。
日本人は,この事をシッカリ認識しなくてはいけない。
貴方の主観や願望で解決する事はない。

北方領土は日本の領土である。
日本領に日本人が行く,その為にロシアに行き交渉するのは当然の事である。
自分,峯岸のロシア人のフットボール仲間たち,彼らを含め今回の視察で面会したロシア外務省の官僚とクレムリン(ロシア大統領府)筋は,所持と所有を明確に分けている。
ロシア人は「所持」しなくても「所有」していればいい。
だからロシア人は英語で言うなら「have」という動詞ではなく「by me」と言う。
”彼らは所持しなくても近くにあればいいのだ“。
このロシア人の気質を日本の国会議員が誰も理解できていない。
アメリカに留学し,シンクタンクに派遣され,洗脳教育されて送り返され,アメリカ政財界としか交流しないからだ。
こういったロシア人の特色を理解した上でロシアと交渉できなければ,北方領土の問題は永遠に進展しない。
その前に日本はアメリカの属国である以上は,交渉のテーブルにさえ着けない。
林 芳正のような岸田派(宏池会。ココにも上川陽子らMoonie＝国際勝共連合＝統一教会が入り込んでいる)の,アメリカ様の指令に忠実に従うだけのドブ犬ジジイに,日本国民の想いを察する事など出来やしないし,する気もサラサラない。
鈴木宗男氏も言う,このアメリカに魂まで売った頭のイカれたドブ犬どもには,祖国(先祖)を想う,限りある人間の命の儚さは理解できない。
日本はロシア上空は飛行しないため,北方領土へ行くには日本⇨北京⇨モスクワ⇨ユジノサハリンスクと渡り,ソコからヘリコプターで行くため４０時間かかる。
平均年齢８９歳の老人たちを４０時間も飛行機で引きずり回すのか？
寝言は寝てから言えバカどもが。
しかもパスポートとビザまで要求される。
コレが日本国民が熱烈に支持する自民党政権がヤッている事だ。
本来なら,こんなクソ面倒な行程で４０時間も掛けず,根室の中標津空港から国後島のメンデレーエフ空港へ行けば済む事だ。

そしてロシア当局によるイスラエルに対する見方が面白かった。
イスラエルは３つの間違いをしているという。
「イスラエルを創ったのはソ連で,最初に承認したのはアメリカで次にソ連だが,反・大英帝国主義という観点からユダヤ人の運動を推してイスラエル建国に最も貢献してるのはソ連だ」と言った。
この事はイスラエルも分かっている。
イスラエルは周囲を敵に囲まれているため,欧米の支持を得ないと存続できない。
これまでに解説したとおり,欧米グローバリストは今回のパレスチナでの代理戦争でハマスを使いイスラエルに対する奇襲を仕掛けさせ,イスラエルが反撃するというイスラエル版９.１１戦略でイスラム教圏を誘き出し,第３次世界大戦を勃発させようと試みた。
今は舞台を更に広げてレバノンに侵入した。
だがイスラム教圏を含む世界の多数派である非G７は,この欧米の挑発には乗らなかった。
コレでイスラエルと欧米が手負いとなり連携が乱れ,イスラエルは人権問題で欧米からも非難され出した。
まさに丸山眞男が言ったsectionalism(セクショナリズム)だ。
常勝ムードで皆が打って一丸となっている時は良い。
だが戦況が陰りだすと,途端に蜂の巣を突くように責任転嫁(他責化)する。
自身が所属する組織の温存と,その組織の中でのポジション争いに突如として焦点が変わるからだ。
このように欧米の庇護がないと存続できないイスラエルは地政学観点で決定的に敗北した。
コレには軍事大国化した事とハイテク産業が発達した事が加わる。
軍事だけで国家を衛る事が出来るという間違いと,テック化が進み軍部や行政から優秀な人材が移るという問題,コレらの問題が構造的に起きている。
地政学上の力の軽視,軍事力の過大評価,テック産業による人材の偏在,この３つがイスラエルの最高支配層たち全体の問題である。
この状況でヒズボラやシリア(背後にロシア軍がいる)がイスラエルに侵攻したら,どうなるか。
ロシア当局は「イスラエルが核を使った瞬間にイスラエルの解体が始まる」と言った。
もしイスラエルがパレスチナやレバノンで核を使えば,欧米も「この国家は存在してはいけない」と処遇する。
この事はイスラエルだけでなくUnited Nationsの常任理事国であるロシアも中国もアメリカも同じだ。
核を非公式で保有している国にも当てはまる。
”ロシアと中国とアメリカは,互いに核を使った武力行使はしない事に非公式で合意している“。
だから自分,峯岸は,核を使った第３次世界大戦は起きないと解説したのだ。
この３国が同時に核を使うと,地球の半分は人間が居住できなくなってしまう事が想定実験で判明しているからだ。
だが問題は,イスラエルにはコレらの人倫が通用しない事である。
今イスラエルに居るユダヤ人たちが離散する事になれば,欧米は受け入れない。
中南米とロシアなら受け入れる。
ロシアはユダヤ人に対する偏見は薄く,政権幹部に多数のユダヤ人がいるからだ。
ロシアも自身が核を使えば諸刃の剣となる事を重々と理解している。
だから８月のウクライナによるクルスク攻撃に対しても核の脅迫はしなかったのだ。

ロシアはG７(日本も入ってる)によるフェイク・ニュースの対応はしていない。
ロシア国内に深刻な動揺を与えるフェイクだけを徹底して潰している。
ソレ以外のプロパガンダは勝手にヤラせておけというスタンスだった。
相手にする事によって,このフェイク・ニュースを大きくしてしまうからだ。
自分,峯岸が話しを訊いたロシア外務省の官僚が「今の世界で通用している事になっている政治学って時代おくれだと思いませんか？ 民族にしても保守主義にしてもリベラルにしても,こういう概念て今の実態を反映していないと思いませんか？」と言った。
自分,峯岸が「日本はネオ・リベラルのような経済保守や反共のような政治保守やLGBTQや中絶反対のような宗教保守といった,インチキ保守,エセ保守主義者だらけです」と言ったら笑っていた。
彼は「近代化論で組み直せないかなぁ」と言った。
ロシアの近代化は過去２回ある。
初代ロシア皇帝(ピョートル大帝＝ピョートル１世)とスターリンの時だ。
この時にロシアは世界の近代化を受け入れて新興国となっていく過程を経ていった。
だが,この時に恐ろしい抑圧と弾圧があった。
今プーチンが直面している事も生成AIやデジタル化の発展という近代化で,この近代化にロシアが適応していく過程が始まっている中で,プーチンがピョートル１世やスターリンに次ぐ役割りを担うのだが,ココでの最大の課題は彼らの時代に起きた抑圧を極小化する事となる。
１９２０年代にレーニンたちが徹底して今までの慣習を破壊し,その後の建設に従事したのがスターリンで,このレーニン時代に破壊されたモノを１９９０年代に次の世代であるゴルバチョフとエリツィンによって再建する役割りがあったように,今プーチンがココにいる。
前出のロシア外務省の官僚が「国際政治は未だニュートン力学の世界にある。アインシュタインの相対性理論にすら至っていない。ハイゼンベルクの量子力学にも至っていない。だが今の人間が乗っているテクノロジー(技術)は量子力学以降の時代で,人権という概念も含めココに５００年ぐらいのギャップがあって国際政治関係が動いている。このギャップを埋める新しい思想が必要だよね」と言っていた。
今のロシアの権力を見る事で重要なのが国家評議会で,この国家評議会は安全保障会議とは違う知事のネットワークで,経済を軍事化していく事がロシアにとって大きな課題で,軍産複合体と地方政治の調整をつける事だという。
この最高責任者が前述したプーチンの後継者である大統領補佐官のデューミンである。
８月のクルスク攻撃を受けた後,軍と諜報機関(FSB＝ロシア連邦保安庁)と各州の知事の統括がデューミンに移った。
だから今,彼が次のロシアの国家指導者としての手腕を試されている。
日本のメディアでは報道されないため,日本人は彼を誰も知らない。

これまでに解説したとおり日本はクローサーの国家の発展段階の最終段階である債権取り崩し国家で,もうコレ以上の成長はないため,これからも日本という国家はジリ貧で衰退していくだけだが,日本の優れた大企業(日揮や東レや千代田化工建設や三菱重工や富士電機や東芝など)が持つ,世界最高で唯一無二の技術は生き残る,世界中が必要とするからだ。
日本が世界に誇る世界一の技術は生き残って廃れない。
中国とロシアのG２を筆頭とするBRICS(中東アラブ世界とアフリカと南米と東南アジアも入る)と,これからの世界の中心となる中央アジアの連合体であるSCO(上海協力機構)が,この日本が持つ世界最高峰の技術を必要とするのだ。
この事を日本人が全く理解していない。
自分,峯岸は,世界の全大陸へ降りて現地の人々と話しているので,この事が分かる。
だが日本人は井の中の蛙で,Xで毎日１４０字でポストしたりリポストしているだけで,さも自身の目で見たかのような錯覚に陥っている。
この者たちは自身の目で見ていないため,自身の言葉で伝える事が出来ない。
だから,このX民たちもコタツ記事を書いている日本のメディア人どもと変わらない。
自分,峯岸のLINEを見ている方は分かるとおり,近年(２０２２年)からでは中東アラブ世界はサウジアラビア,カタール,UAE,バーレーン,ヨルダン,レバノン,イスラエル,トルコ,北アフリカではモロッコ,エジプト,東南アジアではマレーシア,タイ,シンガポール,インドネシア,ミャンマー,欧州ではドイツ,イタリア,スペイン,ポルトガル,フランス,オランダ,イギリス,ベルギー,スイス,ルクセンブルク,フィンランド,オーストリア,ハンガリー,ヴァチカンに行き,そして先日のロシアと,コロナ・パンデミック以降は南米とアフリカの下の方だけ行けてない。
２０１９年にコパ・アメリカ(南米選手権)でブラジルに行ったため,この時に南米大陸を視察した。
アフリカは２０１０年のW杯(南アフリカ大会)後に５ヶ国を視察してから１０年前にケニアとエチオピア,５年前にセネガル,コートジボワール,カメルーン,ナイジェリアを視察した以来,行っていない。
だから今の最も見たい地域は中国と深い関係で絶賛成長中のアフリカである。
イランは１０年前の視察で行ったきりなため,今のイランも見たい。
自分,峯岸は,自身の目で見た事しか信用しない。
なぜなら静止画も動画も,今はディープ・フェイク(AI)で幾らでも人工的に作れるからだ。
だからG７(日本も入ってる)メディアが流している静止画と動画にはディープ・フェイクが多数ある。
メディアだけでなく日本人が大好きなSNSのXや,その他のプラットフォームにも多数,溢れている。
分かりやすいところで言えば,パレスチナでの民衆が殺されたとして流されている映像や画像だ。
コレも殆どがディープ・フェイクである。
G７メディアは１の事実に９９のフェイクを足して合成した動画と静止画を流している。
この事は昨年(２０２３年)１２月下旬にイスラエルで調査した時にも判明した。
自分,峯岸は,この証拠を中華圏へ配信している有料ブログに載せた。
コレは日本のメディア(NHKと民放キー局５社,新聞５社,新潮と文春の雑誌２社,共同通信と時事通信の通信２社,計１５社。この他に北海道から沖縄までの全てのFM放送局も入る,コレら日本の全メディアをアメリカの指令で統括しているのが電通)が欧米の下請けだからだ。
だからコレら日本のメディアの株主構成を見てみなさい,ソコに答えがある。

自分,峯岸は,この２０年で１００程の国と地域へ行ったが,多くの国が親日だった事に驚いた。
“日本が世界中の人々に愛されている”。
「日本人！？ 私,日本が好きなの」「日本人と友だちになりたい」「日本で仕事したい」「日本に住みたい」など,多くの人々が日本に関心を寄せている。
日本人に「中東に行ってきます」と言うと,誰もが「ぇ？ 中東なんか行って大丈夫なんですか？ 危なくないんですか？」と言う。
日本人はG７(日本も入ってる)メディアに洗脳されているため,中東＝テロが多数ある危険な国,といった認識でいる。
確かにテロは起きるが,欧米が工作を仕掛ける限られた地域だけである。
今の中東アラブ世界へ行ってみなさい,日本より治安が良い。
彼ら新興国(アメリカから離れてBRICSに加入した)は外国からの労働者を受け入れており(日本に入って来る低賃金労働者ではなく,高度人材や優良企業の従業員たち),入って来る労働者たちは税制面で自国より優遇される。
だが犯罪を起こせば,そういった権利も剥奪され強制送還されてしまう。
だから彼ら移民労働者たちは犯罪をしない。
そんな事より自身の商売を大きくした方が遥かに利益も大きくなるからだ。
だから今の中東アラブ世界は治安が良くて街も綺麗で,国民の可処分所得はロシア同様に日本より高い。
日本人は脳をヤラれているため,未だに日本が先進国で裕福な国だと思い込んでいる。
だからロシアや中東アラブ世界や東南アジア(タイ,マレーシア,シンガポール)が,日本より国民所得(可処分所得)が高い現実を知らない。
日本は同じ極東(東アジア)の韓国にすら賃金は抜かれて低い。
だから日本人は貧しくて貧乏人だらけの貧困大国である。
だが日本は疑似包摂社会(誰もが格差を感じないで済む社会)になってしまったため,相手が見えないから自覚できない。
昨年(２０２３年)の夏に一時帰国した時,スーパーマーケットの惣菜コーナーにスーツを着たサラリーマンやOLであろう者たちが半値になる時間を狙い群がっていた。
まるで獲物を獲る動物のように狙いを定め,３００円ぐらいに値引きされた弁当に群がっていた。
店員が商品に値引きシールを貼っているのだが,客たちが値引きシールを貼ってもらう為に先に商品を取って店員の後ろに列になって並んでいた。
この光景を近くで見てゾッとした。
カネの無い学生なら分かるが,スーツを着た外見は立派そうな働き盛りの者たちが,半値の商品を目がけて殺到している。
コレが今の日本の現実だ。
このように自分,峯岸がハッキリ言っても日本人は理解できない。
疑似包摂社会で正体を隠し格差を感じずに済んでいるため,自身が貧しい貧乏人だと認めたくないからだ。

日本人は外(外国)へ行かずアメリカしか見えないため,アメリカと日本が世界の２トップ(G２)だと本気で思い込んでいる。
あの厳格だったサウジアラビアも,今は観光客も受け入れ人々もノリが良くて明るく,女性はニカブやブルカなどで顔を覆う事なく素顔で歩いている。
昨年(２０２３年)１１月のサウジアラビア視察で,自分,峯岸が日本人だと分かると,複数の女性たちに囲まれた。
サウジアラビアの女性が素顔で(顔を出して)外国人の男に自ら寄っていくなど,１０年前なら考えられない事だ。
この時に自分,峯岸は,いつもの鋭い感覚で,サウジアラビアが古い体制(ペトロダラー体制＝ワシントン・リヤド密約)から脱却し,新しい世界体制,すなわちBRICSが主導する新体制へ舵を切った事を確信した。
サウジアラビアやカタールやUAEやバーレーンやクウェートら中東アラブ世界でも日本のアニメや漫画が人気で,日本の文化を好きな人が多数いる。
モロッコとエジプトとイスラエルとトルコも全く同じだった。
「日本へ行きたい」「日本で仕事したい」「日本へ移住したい」と言う声が多数あった。
インドとイランも親日で日本人好きである。
南米とアフリカでも『キャプテン翼』や『ドラゴンボール』などが大人気で,W杯だけでなく日常でもコチラが日本人と分かれば,かめはめ波などのキャラのポーズをしてくる。
そしてサウジアラビアでギガ・プロジェクトが動き出している。

〜転載貼り付け始め〜

〜転載貼り付け終わり〜

世界初のドラゴンボールのテーマパークがサウジアラビアに建設される。
自分,峯岸は,この事業に深く携わっているフットボール仲間のサウジアラビア人から,この計画を１月のアジア杯カタール大会の時に教えてもらった。
彼も日本が大好きで「この政策はMBS(ムハンマド・ビン・サルマン王太子)の肝入りだから,日本(日本人)にとって良い話しだ。MBSは日本の大ファンだから」と言った。

今回のロシア視察でモスクワ在住のアゼルバイジャン人とウズベキスタン人とカザフスタン人と話したのだが,３人とも日本が好きで「日本で仕事してみたい」と言っていた。
ロシア人の親日ぶりは日本に多数いるロシア人YouTuberを見れば分かる事だ。
欧州はドイツとフランスを筆頭に親日国が多い。
そして実は今の中国人と韓国人も本当は日本が好きなのだ。
自分,峯岸が居住している広東省の深圳にも,日系スーパーマーケット(イオン)があり,多くの地元の中国人たちが買い物している。
中国人(６０歳以上)は表面では反日な言動をしているが,日本製の商品が良いから日系の店舗で買い物している。
自分,峯岸が深圳のイオンで中国人に「何でイオンで買い物してるんですか？」と訊くと,彼らが「何でって日本産の方が良いからだよ。オマエ日本人なら分かるだろ？」と言われる (笑)
だからツンデレなのだ。
自分,峯岸より下の世代は,日本の娯楽(漫画やアニメや音楽など)や文化が好きな中国人と韓国人が多数いる。
中国と韓国で日本のアーティスト(ミュージシャン)が人気ある。
このように日本,日本人が好きな人たちが世界中に多数いる。
それなのに,それなのに,それなのにだ。
日本の愚劣な政権与党(自民党)がアメリカにベッタリなため,日本国民は神様仏様アメリカ様でアメリカしか見ない。
同じく愚劣なメディアどもがアメリカ寄りの偏向報道しか流さないため,日本人は洗脳されている。
だから日本人はベースボールとハワイとハリウッドに憧れ,恋焦がれる。
だから日本人はアメリカしか見えない,脳をヤラれた洗脳民族なのだ。
日本国内にはアメリカのベースボールとハワイとハリウッドの事しか話せないバカな日本人が溢れている。
だから日本人は自身らが,ココまで世界の人々から好かれている事を理解していない。
日本,日本人が,ブランドとなっている事が分からない。
こんなに勿体ない事はない。
日本はG７で世界を敵に回しているにも,それでも,こんなに世界の人々に愛されている。
日本を愛してくれている。
前述したように,日本はG７なのに世界の一般層には存在感が薄いからだ。
ウクライナとパレスチナでの代理戦争へ積極的に参戦していないと見られているからだ。
コレは奇跡とも言える,不幸中の幸いである。
世界で最も政治が腐敗している,こんな既得権益まみれの腐りきった日本を世界中の人々が好きでいてくれているからだ。
信じられない程の奇跡である。
だから,この奇跡を有り難く利用し,日本から世界へ歩み寄らなければいけないのだ。
アメリカとモメる事なく自然に離れ,世界の趨勢である新体制へ入らなければいけないのだ。
だが残念ながら日本という国家は毒を食らわば皿までで,アメリカ様と心中する気でいる。
だから国家が国民を売ったのだから,国民が自ら動かなければいけないのだ。
国家は国民を生かさず殺さずで,真綿で首を絞めるように税金として国民資金を永遠に奪い続ける。
この負担が年を追う毎に大きくなっていく。
日本在住の日本人の生活が向上する事は二度とない。
国力は衰退し続け,同じアジアの新興国に次々と抜かれていく。
コレは不可避で歴史が証明する動き(事実)であり,誰も自分,峯岸の言説を否定できない。
日本人が大好きな夢や希望や願望などで片づける事は出来ない。
自分,峯岸が１５年前に警鐘を鳴らした事が今,現実となって日本国民の目の前に現れている。
国家は国民を助けない。
国家(政府)は憲法２５条が定める最低限度の生活だけは保障する,ソレだけだ。
最低限の食と住居と医療だけは保障される。
だがソレ以上の国民各々の事までは面倒を見ない。
だから人間らしい生活をしたいのであれば,自身の道を自身で切り拓いていくしかないのだ。
国家(政府)に頼る生き方をヤメなくてはいけない。
貴方が今,会社に雇われている会社員なら,会社に依存する生き方もヤメる事だ。
分かりやすく言えば社畜になるなだ。
出世の為ならクソが付いてる上司のケツでも舐めまくる,その恥ずべき生き方をヤメる事だ。
自身で月に１万円でも会社の給料以外に得る術があれば,その収入を今の会社から得ている給料と同額になるまで上げられるように頑張ってみる。
そうすれば,いざとなった時に,その無能なバカ上司に啖呵の一つでも切って辞められる。
そうしなければ,いつまで経っても居酒屋とかでクダを巻いてるだけの人生から抜け出せない。
自分,峯岸の知人(東証上場企業の従業員)に毎週ののように「明日から仕事かぁ,行きたくねえな〜」と言ってる者が結構いる (笑)
自分,峯岸には,そんな嫌な仕事を,なぜ続けているのか全く理解できない。
派遣なら分かるが,自ら入社試験を受けて社員として雇われている者が,こういう事を言っている。
この者たち全員に共通しているのが,会社(上司)が悪いとか,景気が悪いとか,他責化している事だ。
自身が,その会社に在籍しているという事は,採用されて自身の意思で決定した事である。
自分,峯岸が居住する中国の深圳は,スタートアップの従業員も自己責任で動いており,自己責任なため自由に好きなように仕事をしている。
だから幸福度が高い。
日本みたいに居酒屋でクダを巻いてるような見苦しい飲み方をしてる者はいない。
上司に言われた事しかヤラないとか,指示された事に従うだけとか,こういう仕事の仕方をしているから失敗した時に他人にのせいにしたりする。
日本だと打ち合わせでも「持ち帰って検討します」と言い,数ヶ月寝かせてヤリませんという事が多々ある。
コレがデモクラシー(民主政治体制)の弊害で,意思決定速度が遅い。
日本人は失敗を恐れる減点主義なため,間に幾つもの部署を挟んで決定力に欠ける。
失敗するならヤラない方がマシという風潮があるため二の足を踏む。
だから話しの進む速度が遅い。
だから自分,峯岸は,日本の会社と遣り取りするのが面倒である。
日本国民は「お上は何もしてくれない」「政府は動かない」と,よく言うが,当たり前だ。
お上(政府)が国民の為に動く訳がない。
こんな事をイイ歳した大人が未だに真顔で言っているからバカ国民なのだ。
日本は疑似包摂社会で地域が失くなり家族もバラバラになり会社だけしか拠り所がなくなった者で溢れている。
だが会社で接している者たちは友人だと思っていても実は友人ではないため,いざという時は頼れない。
XやInstagramやYouTubeで「いいね」と高評価をポチってくれる本名も経歴も顔も知らない人は友人ではないため,本当に困った時は誰も助けてくれない。
だから自宅と職場を行き来するだけの人は職場を失ったらバーンアウトするのだ。
欧米は教会に人が集まり宗教という共同体があるが,日本は前述したとおり疑似包摂社会になってしまったため人々の連帯が産まれない。
だから理想は独りではなく仲間と共に,今の日本が失ってしまった共同体を創る事だ。
「この人と一緒にいると力が湧いてくる」という人を見つけて連帯する。
つまらない者と一緒にいてはいけない。
リーダー(責任者)に任せるのではなく,一人一人が政策(計画)立案者となり,江戸時代の寺子屋のように纏まる。
こうして１９８０年代半ばまで生きていた共同体を建て直し,かつての日本人にあった「故郷に錦を飾る」という心情を蘇らせる事だ。
コレは日本人が大好きなChatGPT(GPT-４o)やメタヴァースでは出来ない。
世界最先端の中国のヒューマノイド・ロボットでも,まだまだ出来ない。
この,かつての日本にあった,世話になった人へ恩返しをするという強い動機(利他的動機)の地縁社会が,世界２大ネットワークの中国人(華僑)とユダヤ人の血縁社会に対抗できる唯一の力なのだ。

繰り返す,日本人は世界で凄く愛されている。
日本好きな外国人が世界中に多数いる。
日本へ行きたくても行けない人々が多数いる。
日本は政治(世界で最も腐敗している)を除けば世界一の国である。
だが残念ながら,この政治が世界で最も腐りきってしまっているため,他の良い事が全て帳消しにされる。
日本人は世界一優秀で世界一の技術力を持っている。
この日本人が連帯して大きな共同体を創ったら,とてつもない大きな力を持つ。
だから自分,峯岸は,世界権力者(欧米グローバリスト)たちが日本民族に嫉妬して消したい気持ちが分かる。
敵にしたら厄介だからだ。
世界の各大陸で世界中の人々を見て話して,仕事やプライベートで交流して分かった事は,日本人が最強だった事だ。
自分,峯岸は,この２０年でフットボール選手は除き,各大陸で出会った外国人の中で「コイツすげぇな」「この人めっちゃ有能だな」と思えた者はいない。
知人のイタリア人ジャーナリストで７ヶ国語を話せる２０代の女性がいて,確かに凄くて一目置いているが,ソレは言語だけの事だ。
一般層と知識階級層それぞれ,多くの外国人と接してきたが,自身(峯岸祐一郎)より有能だなと思えた者は誰もいない。
日本人なら有能な者が多数いる。
だから日本人は自信を持った方がいい。
日本人は政府とメディアによる煽動で,欧米人は素晴らしい,背が高くてイケメン(美人)でオシャレで世界の最先端を行く先進国人だと思い込まされ,洗脳されてきた。
だから欧米白人文明に劣等感を抱いている。
アメリカ人がイギリス人が話すオックスフォード英語に対する劣等感と同じだ。
だから日本人はニューヨークやパリやロンドンやミラノに死ぬほど憧れ,死ぬほど恋焦がれる。
自分,峯岸は体格では外国人に勝てないが,頭脳と技術とセンスでは負ける気がしない。
だから日本人は世界最強なのだ。
総合的にアジア人の方が圧倒的に優れているのに,いちいち欧米人に憧れる事はヤメなくてはいけない。
世界の各大陸の中から貴方が好きな国を選び,２泊３日でいいので,それぞれ行ってみてほしい。
そうすれば政治を除き,日本が一番だと実感できる。
そして日本人が愛されている事が分かる。
だから奇っ怪な宗教勢力に煽動され,周辺国と敵対してはいけない。
鈴木宗男氏が言ったとおり,遠くの親戚(アメリカ)より近くの他人(中国,ロシア,韓国,北朝鮮)だ。
アメリカは親戚(同盟国)のフリをしているだけで身内ではない。
いざとなったら日本など助けない。
何が「対等な米日関係」「世界で最も重要な２国間関係」だバカどもが。
「対等な関係」なのに,どうして日本に４０年以上も貢がせているのだ,答えてみろバカどもが。
天下のアメリカ様に「世界で最も重要な２国間関係」と,心に微塵も無い事を言われて嬉しいのか？
こんな事を憧れのアメリカ様に言ってもらって舞い上がっているバカ国民どもが。
中国も韓国も北朝鮮もロシアも,日本のバカな売国政権のせいで他人となっているが,本来なら家族のような良い関係を築かなければいけないのだ。
この４国は日本に扉を開けて待っている。
それなのに日本は表面上だけの同盟関係であるアメリカの言いなりになってペコペコし,この開けてくれた扉を蹴り飛ばした。
自分,峯岸は,１５年前から「アジア人どうし戦わず」という旗を振り続けてきた。
日本が中国と韓国と北朝鮮とモメて何の得があるのだ？
日本が中国と韓国と北朝鮮と関係悪化する事で,誰が得するのか考えてみなさい。
繰り返す,アジア人どうし戦わずだ。
「台湾有事は日本有事」と,訳の分からない事を言って有りもしない危機を煽り,極東を混乱させている者たちの顔を,よく見なさい。
その顔に奇っ怪な宗教勢力の邪気が滲み出ている。
中国,韓国,北朝鮮,ロシア,この４国と日本は敵対せず真の同盟国として関係を強化しなくてはいけない。
ソレが日本と日本国民にとっての利益に繋がるからだ。

峯岸祐一郎 拝